男ひとり旅の美学

33の国と地域、南極を含む七大陸を踏破! 海外旅行歴28回の「旅の恥は書き捨て」です。愛車BMW M3と読書感想文も。

ある舞踏会で初対面の女性の肩に接吻し、その既婚女性=モルソフ夫人の居城を訪問し、それでも「自然な欲望を犠牲にして神の掟を守って」(p1027)愛情を示しあう子爵、フェリックス・ド・ヴァンドネス。フランス革命の反動の中、ルイ18世の側近として頭角を現わしてゆく彼は、しかしその若さの情熱からイギリス貴族女性との肉欲関係に惑溺し、それがモルソフ夫人の心に刻み付けた傷が、一刻一刻と化膿して……。
1831年、文豪バルザック36歳の雑誌連載作品。なお同年、彼はヴィーンでオーストリア帝国のメッテルニヒ宰相と会談しているんだな。
・猥雑なパリ(オスマン改造前)と違っての、クロシュグールド渓谷の自然の美しさ。彼の地におけるモルソフ夫人の美しさはまさに「谷間の百合」だ(p805、その表現力は卓越している)。かつて武勇を鳴らした貴族だが精神に問題を有するモルソフ伯爵、虚弱な長女と長男とも仲良く、彼の真剣で清廉な恋愛遊戯は7年にわたって繰り広げられる。まるで疑似親子愛のようだが、それでも男女の愛に変わりない。
・ダドレー侯爵夫人=無感覚で非情な(p1003)なイギリス女の描写には、なるほど、フランス人読者は満悦だろうなぁ(p954、1002等)。フェリックスとの別離のシーンは冷酷で厳しいし。いまの韓国、中国のエンターテインメント界における日本人の描写がうかがえそうだ。
・その「イギリス女」との関係がモルソフ夫人の知るところとなり、大人の対応を見せる夫人の心には、ある変調が生じ……。悲劇の始まり。「そもそも女性が、そんな愛にたいする大逆罪を赦したことなどあったでしょうか?」「愛情の深い女性というのは、恋人が他の女のおかげで幸せになるより、死の床で断末魔の苦しみを嘗めているところを見るほうが好きなのです」(p993)
・ラストのナタリー夫人からの手紙はなかなか辛辣だが、そう感じるのはフェリックス伯爵と同様、僕も男だからだろう。国際政治や宮廷内工作、ライバルの排除等よりも難解なるは、いつの世も女性心理であることを著者は提示してくれた。
・「矜持という、理性の結実」(p791)「目もそこでは、魂に平和な和みを伝える黄金色の繁みに憩うのです」(p805)「優しい情愛の独裁ぶり」(p812)「深遠に突き落とされてもまだそこから青空が望めること」(p827)「良心の声に耳をかさないことはできても、良心を黙らせることができるのか」(p841)「希望なしに愛するということもまたひとつの幸福です」(p851)「沈黙の中に無限のハーモニーを聞く」(p869)「自分の良心や公共の良心に反するようなことは何ひとつしないという原理」(p899)、「ですから意欲をお持ちなさい!(偉人たちのこと合言葉)」(p909)「ぼくならたった一日の幸福のためにも永遠を犠牲にします」(p947)「原因にも結果にも同じように脅えて、神を信じないくせにこの世のどこに神の摂理があるのかと問う人間のように」(p949)「真の情熱を感じることができるのは中年になってからだ(ルイ18世)、なぜなら……」(p997)「抱負だけが大きくて、現実は卑小であるというのが人生」(p1026)、人生に示唆を与えてくれるバルザックの言葉の数々。
・「精神的断末魔」(p1011)「窪んだこめかみやこけた頬が、顔の内側の輪郭を見せつけ」(p1012)は、僕も知っているだけに、読むのが辛かった。

純愛と嫉妬の苦しみが、魂と肉体の葛藤から混交を生み出す。人の心の機微、モルソフ夫人の「旅立ち」に至る経緯とその瞬間を描き切るバルザックの筆力に圧倒され、夫人の死後に開陳された「手紙」の内容に衝撃を受け……。ああ、読み継がれてきた古典はやはり一味違うのだと再認識した。

LE LYS DANS LA VALLEE
谷間の百合
著者:HONORE DE BALZAC、平岡篤頼(訳)、集英社・1990年9月発行
集英社ギャラリー[世界の文学6] フランスⅠ所収
2021年10月22日読了
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谷間の百合(新潮文庫)
バルザック
新潮社
2016-09-23





フルサイズ機(α7RⅣ)を長く愛用するに伴い、サブのAPS-C機(α6000/α6400)では満足できなくなってきた……。
もうすぐアナウンスされるであろうα7Ⅳは気になるが、高そうだし、同じ形状のもの二つは使いにくい。で、新サブ機としてコンパクトなフルサイズ・デジカメα7Cを購入しました。

単焦点レンズSEL40F25Gも同時購入。ふたつを組み合わせると、お手軽スナップ機の完成です。
"compact"とはいえα6000にくらべるとずんぐりしているが、これはこれで使い勝手が良いのです。バッテリーもα7RⅣと同じだし。
外部ストロボHVL-F28RMとも相性抜群!
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先日の旅行ではα7RⅣ+小型望遠ズームSEL70350G(70mmおよびAPS-Cクロップ105~525mm)で望遠撮り、α7C+SEL40F25G(40mm)で手軽にスナップ撮り、の2台使いを楽しみました。
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α7RⅣは基本ネックストラップ掛けでのファインダー撮影ですが、α7Cは小型&バリアングル液晶を活かし、背伸びショット/足元縦長ショット=ファインダーの枠を超えた「カメラならではの光景」も楽しめそうです。

超広角ズームレンズSEL1224GMの写りには満足しているが、旅行携帯時の大きさ・重さが気になっていた。そこで、F1.8の超広角14mm単焦点レンズSEL14F18GMを購入した。
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SEL1224GMとSEL14F18GMの大きさを比較してみる。
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α7Cに実装して小旅行に持ち出し、その軽さを実感。明るさと写りにも大満足で、これは手軽に持ち出せそうだ。
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「XDリニアモーター」の効果は絶大で、一瞬でオートフォーカスが決まる様は実に快適だ。
SEL1224GM同様、フィルターこそ実装できないが、レンズ一体型フードとレンズ前面のフッ素コーティングで安心感が持てる設計だ。だけど高いレンズだから、傷を付けないよう細心の注意が必要だ。撮影の合間にはレンズキャップを被せるよう習慣づけよう。



フランス文学界の重鎮とベストセラー『京都ぎらい』の著者によるビッグ対談。とてつもない「京都中華思想」とパリの意識、京おんなとパリジェンヌの尽きない魅力、ディープかつフェチな色ごと(これが本書のメインテーマ?)、大阪とローマに抱くコンプレックス等々、うんちく豊富かつ言いたい放題で実に楽しく、都市、人、くにを結ぶ文化論を読み進められた。
・洛中の人曰く「伏見や宇治は、京都ではありません」(p135)、東京都を見下す京都市役所(p4)、古都の中華思想はいまも健在なのは驚いた。
・パリ、京都、東京銀座の売春婦事情(p170)、京都の武力ならぬ美人力(と現代の銀座ホステスの力)が政治を動かす(p73)。そして『源氏物語』のすごさ(p100)は、なるほどだな。
・日野富子の力。大名を右往左往させ「金銭で戦争を解決」する手腕。中世に凄い女性がいたんだな(p40)。
・「応仁の乱」による都市破壊、ナポレオン三世とオスマン知事による都市改造。これらが都市の景観を劇的に変え、現在の観光都市の礎を築いたのか(p158)。

いやぁ、おもしろく読めた。それにしても、京都が観光に必死になりだした時期と理由の解説には目から鱗。「没落の自覚が観光を促す」(p195)。その姿がこれからの日本に重なることは、良いのやら、悪いのやら複雑な気持ちになるな。

京都、パリ この美しくもイケズな街
著者:鹿島茂、井上章一、プレジデント社・2018年9月発行
2021年10月8日読了
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京都、パリ ―この美しくもイケズな街
井上 章一
プレジデント社
2018-09-27



マツオヒロミさんの2022年カレンダー。今回はノートにブックケースと、付属品を従来よりシンプルにした分、価格的にも入手しやすくなっています。
カレンダー本体は縦型12枚で、例年にない凝った造りとなっており、美麗イラストを引き立ててくれます。
和装と洋装の混淆したレトロモダンの華やかな香りが部屋全体に拡がる気分。買って正解でした。
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マツオヒロミCALENDAR 2022 ([カレンダー])
マツオヒロミ
実業之日本社
2021-10-01


最近はまっています、かげきしょうじょ!!
ジャケット/歌詞カードのイラストは斉木先生の描き下ろし。学園で戯れる7人の姿が実に良いです。
DISK1は劇伴集。軽快なリズムの『紅華歌劇団』からはじまり、『桜の下の邂逅』、心に刺さる『その涙は?』、コケティッシュな『安道先生と予科生』等、マーチからバラード、ホラー調まで44曲。『彩子』『暁也』など個人テーマ曲も。個人的には『未来のオトメ達』に一票です。
DISK2はボーカル曲メイン。校歌『桜吹雪舞うなかに』(バリエーション8曲!)は7人の個性が垣間見られて面白いですし、『彼の地へ』『My Sunset』(フルバージョン)『試練の時』も良いです。
『溢れる想い』はさらさと愛のハーモニーが素晴らしく、未発表曲のままなんてもったいない!

でも、しかし……、七海ひろきさんが熱唱される『愛を乞う歌』がすべてを持っていきます! 諏訪部順一さんver.もすごいです。本当にぜひ、ぜひ一聴を!

「宝塚」の斉藤恒芳さんが手がけられた楽曲はどれも素晴らしく「紅華ワールド」に存分に浸ることができます。まさに、さらさたち紅華乙女の「強く、正しく、美しい」歌と劇伴曲の集大成! しばらくはリピート再生決定です。

平凡な「中くらいの身分の生活」の幸福を説く父親に反発し、「世界を見なくてはどうしても気がすまない」ロビンソン・クロイツナーエル氏、略してクルーソー氏は「今の事情がどうの、先の結果がどうの、そういったことはいっさいお構いなしに」ロンドン行きの船に飛び乗った。1651年9月1日のことである。最初の航海は成功し、アフリカ沿岸での奴隷生活と逃亡、ブラジルでのプランテーション経営を経て、数年後、冒険家気どりの若者は再度アフリカへ向かい、難破する。
十数名の乗組員のうち生存者はただ一名、打ち上げられた海岸は、調べれば絶海の孤島、大型肉食獣や土人の姿は確認されず、ロビンソンは知恵を絞って一人で生き抜く生活を余儀なくされる。
・必要は発明の母。数か月をかけて住まいと簡易要塞を構築したのはもちろん、手斧を一人で研ぐための丸砥石を足で回す器械など、サバイバルのための創意工夫力を存分に発揮し、ロビンソンは無人島で暮らすための道具一切合切を自力で製作する。その様子は爽快ですらある。
・17世紀中庸のイギリス人なら宗教ベッタリかと思っていたが、実は違った。ロビンソンの独白(=著者の意思)によれば、地震こそ神の御業と考えはしたものの、平穏な生活の中で神を恐れることも感謝することもなく、遭難に遭って九死に一生を得た後も、何か「力」の存在をのみ感じる人物がそこにいる。そんな彼も魂のよりどころを求め「生きる喜びをすべて圧殺する罪の重荷から救われんこと」をひたすら神に祈るようになる。
・島に棲みついて15年。砂浜で「別の人間の裸足の跡」を発見したロビンソンの驚愕と混乱はいかほどに大きかったであろうか。そして18年目には「その海岸一帯に髑髏や手足やその他の人間の骨が散らばっているのを見た時の」恐怖を味わうのである(p905)。
・人の心は大きく揺れるもの。別の島からやってきた10人近くの土人の人食い儀式を目の当たりにし、また新たなヨーロッパの難破船を認めると、それまでの穏やかな生活に不安が生じ、島を出たいとの渇望が生じる。神への感謝との矛盾。この世のことわりを知ること=神に近づくことは罪悪なのだろうか。
・孤島に足を踏み入れて24年、「私の愛すべき蛮人フライデイ」(p940)との出会いは、ロビンソンの生活を一変させた。そして孤島からの脱出行がはじまる。
・35年間の孤島生活を終え、リスボンを経由してイギリスへの陸路の帰路、スペイン・フランス国境の雪の峠で300匹もの狼の襲撃を撃退する様子はまぁ、余興といったことろか。

「波乱多き生涯の、いわば摂理の織りなす禍福の人生模様」(p1016)は平穏の中での終焉を迎える……はずもなかった。新たな冒険生活への意欲! 数百年にわたって読み継がれてきた古典はやはり味わい深く、冒険ものの原点であることを再確認した。

THE LIFE AND STRANGE SURPRISING ADVENTURES OF ROBINSON CRUSOE
ロビンソン・クルーソー
著者:DANIEL DEFOR、平井正穂(訳)、集英社・1991年4月発行
集英社ギャラリー[世界の文学2] イギリスⅠ所収

旧版の単行本『スギハラ・ダラー』の帯に「これらの事実がこの小説を生んだ」と記された五つの事実が記されている。「①金融恐慌とテロを繋ぐ悪魔の連立方程式が存在する。②近未来を確実に言い当てる錬金術が、金融界に実在する。③世界の異変を傍受する『エシュロン』が機能していない。④杉原千畝は凄腕のインテリジェンス・オフィサーだった。⑤グローバリゼーションの起点はスギハラと神戸だった」……。
ナチス・ドイツの圧力に屈せずに離任の最後のときまでユダヤ人に命のビザを発行し続けた慈愛の人、チウネ・スギハラ。本書はそんな伝説とは一線を画す、戦前日本屈指の情報士官としての杉原千畝の側面に光を当て、二人の金融・先物取引の大物の半生を追う。
・ヒットラーとスターリンの歯牙にかけられたポーランドの古都クラコフからの脱出に成功したユダヤ少年アンドレイ・フリスクと、彼が神戸で邂逅した孤児の松山雷児。同じくクラコフから逃れた「亜麻色の髪の美少女」ソフィー。時代に翻弄されても覚悟を決めて生きてゆく男二人は神戸からアメリカ、上海へと渡り、運命を切り開き始める。
・「ジャンクフードを三食食べて暮らす未開」なアメリカ人と「漆にかぶれて股間のボールが二倍に膨れた」イギリス人(p161)。マイケルとスティーブンの秘匿電話でのやり取りは絶妙だが、小麦相場のちょっとした値動きから、シリアと北朝鮮、さらにはビルマの不穏な核取引を見つけ出すとは、英米の諜報能力の凄さには脱帽しかない(第七章)。そして「敵」の秘密会合場所、セイロン島へ乗り込んだスティーブンは、思いもかけない人物をそこに見出す。
・トア・ロードの写真館、老舗のベーカリーに銭湯、そして神戸新聞。地元民としてはこれらのキーワードがうれしい限り。
・「この世の中は不条理や」「俺に金さえあれば〇〇ーを救えたはずや。……」(p338)。ああ、人の行動原理は本当に尊い。
・「崇高な民主主義の理念を圧政で虐げられている人々に押し広げてゆく」(p343)かつて強烈な国際的非難を浴びたネオコンだが、この思想は永遠のものだろうし、いまこそ実行に移すべきものだ。

非情。三人の少年少女の旅路の結末を一言で表せばこうなる。そしてこれが運命の本質であり、希望への細い道でもある。
「第九章 ブナの森のモーゼ」そして最終章「第十章 ソフィー・リング」は、アンドレイと雷児の生涯を吹き飛ばすほどの力をもって物語を締めくくってくれる。巻末の佐藤優さんの解説(「事後預言の手法」に騙されない!)と併せて、ワールド・インテリジェンスの世界を存分にに楽しめた。
やはり、手嶋龍一さんはすごい。一級の作品はこうあるべし。

スギハラ・サバイバル
著者:手嶋龍一、小学館・2021年1月発行
2021年9月2日読了
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国益よりも「政権の維持」を優先させた2013年以降のイエスマン長期自民党政権により、日本の統治機構、ひいては国力がいかに衰微したのか。このさき日本が国家として世界でどうふるまえるのか。第一章で提起される辛く厳しい問題に関し、米国、中国の趨勢と「新冷戦」の構造、その米中の狭間にあっての日本国の「指針」が、知見豊富な二人の対談によって導き出される。
・明治維新から40年、そして太平洋戦争の敗戦から40年で日本はダメになった。その理由は「敗戦」を肌で知る為政者が退くことによるものである。翻って現在の日本は、支離滅裂なコロナ対策にみられるように統治機構が破綻しており、太平洋戦争突入と同様、「行くところまで行く」ことになるのではないか。それもまた良し。
・感情に訴える安易なキャッチフレーズ「自由で開かれたインド太平洋」に一喜一憂するのではなく、米国150年の歴史、中国開闢以来の東アジアの趨勢(華夷秩序から国民国家秩序への変遷期)を理解し、そこから日本の立ち位置を考えなければならない。
・本来は帝国モデル、あるいは連邦国家でありえたはずの「人民共和国」は、特に人口構成に危機が見えつつあり、それが焦りとなって強権的な政治姿勢となり、国際社会に脅威を与えている。そして新疆ウイグル自治区の人権侵害は想像を絶するものである。
・いっぽうのアメリカも、もはや世界にヴィジョンを示す能力を失っている。バイデン政権に期待は持てない。

「歴史の趨勢をしっかりと見据え、後々の歴史の検証に耐え得る決断を下し、それを実行する」(p242)政治家を輩出しなければ、この日本に未来はない。そして、自由貿易を通じて諸外国と相互依存を深める中堅国家として生き残りをかける。そう理解して書を閉じた。

新世界秩序と日本の未来 米中の狭間でどう生きるか
著者:内田樹、姜尚中、集英社・2021年7月発行

『情熱大陸』『Another Sky』『冷静と情熱のあいだ』等のヒット曲を、ツアーメンバーの「美しくも熱いうねり」を活かして新規レコーディングした2枚組。
なかでも『エトピリカ』のダイナミックなアレンジが素晴らしいです!
ソロデビュー25年を超えて、さらなる「情熱への進化」が予想される葉加瀬太郎さんですが、本アルバムは「集大成」などではなく、次なる飛躍への踏み台となることでしょう。
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