男ひとり旅の美学

33の国と地域、南極を含む七大陸を踏破! 海外旅行歴28回の「旅の恥は書き捨て」です。愛車BMW M3と読書感想文も。

事実に即して広く世界を見渡す(p4)。
本書は、視点を近隣諸国から遠くに置き、そこから見えてくる世界の実相と日本外交のあるべき姿をとらえようとする一冊であり、長年の著者の実績・実体験と相まって興味深く読ませてくれる。
停滞・沈下した平成の30年間を嘆いても仕方がない。いま、われわれにできることは何か。「日本ならではの国際貢献」とは何であるか。その実績と今後の指針が本書にはある。
・グルジア(ジョージア)、アルメニア、ウクライナ、タジキスタン。エジプト、ウガンダ、南スーダン、ザンビア、マラウイ。ブラジル、コロンビア、南太平洋諸国。そして東南アジア諸国。JICA理事長、あるいは国連大使として著者がなしえた信頼醸成と「その国の必要」に基づく「上から目線ではない」支援は、確実に日本への好感度を高めつつ、現地の人材を育成するものであり、長期的・国家的視点からどれほど有益であるかが本書から伝わってくる。
・日々、センセーショナルな、あるいは大国関係のニュースに翻弄されがちだが、小国に目を向けることで見えてくること、その重要性も理解できた。
・途上国支援で地道に実績を築き上げてきた日本。「信頼で世界をつなぐ」(JICAのヴィジョン)その姿に対し、強引ともいえる中国の「開発支援」の遣り口にどう対処するのか、あるいは、けん制するのか。難しいが克服すべき課題であるとわかる。
・「非西洋から近代化した歴史」と「西洋とは異なる途上国へのアプローチ」(p250)が日本外交の強みであり、民主主義的な国際協調体制を深化させる努力が求められる、か。

17章「『ソフト・パワー』の作り方」では、国民皆保険制度を議題とする国際会議での日本のリーダシップと著者の一日の行動が例示される。古くからの実績、確固たる組織と国際レベルの人材、財務の裏付け、トップの関与など「汗をかき、資金を出す」日本が努力によって作り出した『ソフト・パワー』の底力には感銘を受けた。勇ましい掛け声、自己顕示欲のための「血と汗」などいらない。これまでの日本らしい地道な貢献が世界中で評価されていることは実に誇らしいし、この路線を維持・拡大するべきだと思う。

世界地図を読み直す 協力と均衡の地政学
著者:北岡伸一、新潮社・2019年5月発行
2020年3月7日読了

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デモクラシー。およそ現在考えうる最高の政治形態が、その存立基盤である自由と平等を自らが脅かしつつあるという。それも歴史の必然だというのだ。いったいどういうことなのか。自由と平等を享受し続けるために、いま自分たちができることとは何なのか。
特に最終章の「デモクラシーと技術革新は人間と社会をどのように変えてゆくのか」(p298~)には啓蒙された気がする。技術革新時代におけるリベラルアーツの重要性。そして、ポピュリズム≒多数者支配の罠。「郷愁」と「憧れ」の価値(p303)。さもありなん。

デモクラシーの宿痾。すなわち「少数の受益者と、薄く広がるコスト」(まるで2020年の日本の姿そのもの)のため、財政拡大への強いドライブ(p22)を持つ。バランスの取れた政策こそ必要なのだが、閉塞した経済からポピュリズムに傾く内政、加えて多難な多国間政策がそれを容易にさせない状況にある。
・「節度ある」貿易こそは国家間の信頼関係を醸成し、相互に富を生み出す重要な道である。トランプ大統領の通商政策は18世紀「重商主義」への「先祖返り」であり、自国のみ黒字になれば豊かになると錯覚したものである(p66)。かつて英連邦諸国が反対したにも関わらずGATTへの戦後日本の加入を容認したかつてのアメリカ為政者のような、戦略的・長期的自己利益拡大の思想は彼にはない。
・ひるがえって日本。「論理的に不透明な政策決定過程」(p73)をわかりやすくすることこそ現政権に最も必要なものであり、リーダーには「責任を引き受けるということ」が求められる。さもありなん。
・世界最大のリスクファクター、一党独裁国家の中国。予想される「影の銀行」の「信用拡大」の崩壊にどう対峙するのか。歴史から得た知恵をどこまで適用できるのか。理論と実際の乖離するなか、かじ取りの難しさの際立つことが示される(p76)。きたる混乱に備えておかないと。

教育はどうあるべきか。特に大学でのそれに対する著者の意見は明白だ(第4章、第5章)。
「古典を含む人文学や社会科学の遺産をよく学び、何が自分と人間社会全体にとって価値あるものなのかを検討し、「権威」に依拠しない自らの考えをまず母国語で正確に語り説得力のある文章を書く力を養うこと」(p169)と、これは生涯学習のひとつとしても有益だろう。善く生きるために、古典と格闘し、知性と道徳のバランスを築き上げるのが、教育と経験なのだから。
・谷崎潤一郎やアダム・スミスのように、人文学と社会研究の両方が一人の人間の中で見事に溶け合っていること(p117)は理想的だな。
・「新しい人間像」の発見や創造の点で、AIが真の文学を生み出すことはない(p125)、か。
・海外からの留学生を増やすための「大学教育の英語化」を著者は痛烈に批判する。そもそも英語力の堪能な学生はわざわざ日本などを留学先に選ばない。狭い範囲の話になるが、BRUTUS 2019/3/15号(アニメ特集)で「日本語は世界のアニメ嗜好者のラテン語だ」「日本語を学ぶ若い人たちの多くは、アニメに影響を受けている」と読んだ。たしかに、日本で勉強したい学生はすでに日本語力を鍛えているのであり、文部科学省の方針には疑問が生じるな。森有礼の英語公用語論に対する福沢諭吉の反論も納得がゆく(p204)し、「強い国家の言語が広い流通力を持つ」(p206)は、その通りだと思う。

civil市民とcivilization文明。この二つの分かちがたい概念こそ、「文明がいかに他者と共存いうるのかという想像力を必要」(p217)とするかを示している。同質的な多数派が強い社会は市民社会とはなりえない。昨今の政治的な趨勢(決してマスコミでは報道されず、SNS情報による)をみていると、反対者とも共存する「公民としての知徳」がいまこそ必要とされているように思う。
・民主党政権時代の政策を著者は批判する。曰く「『官』から『民』へという掛け声のものに打ち出された諸政策は、幹部行政官の魅力を低下させ……学校秀才が公務員職を目指す意欲を殺いだといわざるをえない」(p249)と。要は「天下り」を減らせば魅力が半減と。「だから、何?」と言いたい。別に悪いことではないだろうし、本書の中でここだけは違和感が残った。そも著者の述べるように「中央から地方自治体に天下る」仕組みが確立され、これが地方自治の行政面、財政面が熟していない(p249)現われであるのなら、まずはここから是正するべきだろう。中央ではなく地方にこそ優秀な若い人材を投入するべきなのだ。これが地方分権の確立の第一歩となろう。

日本型民主主義といえども、デモクラシーのもとで生きる身だ。「未来の成形にわれわれが参与しているという意識」(p259)を持ち、「個人同士の連携」「組織的な連合」(p304)を意識しつつ、自らの知性を鍛錬することを怠らないようにしたい。
自由と平等を享受し続けるために「市民」=一般人ができることとは何か。いかなる権力や風説からも独立して、自由に考え、意見を表明する(p95)ことこそ、その答えの一つだと思う。僕もかくありたい。

デモクラシーの宿命 歴史に何を学ぶのか
著者:猪木武徳、中央公論新社・2019年6月発行
2020年2月14日読了
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神戸市と淡路島とを結ぶ明石海峡大橋。世界最長を誇るこの吊り橋は、1998年に開通し、いまも地域の大動脈として機能している。
何を隠そう、僕は開通2~3日前にこの橋を車で渡ったことがあるのだ(仕事の関係です)。
それはともかく、快晴なので明石海峡大橋(神戸側)のふもとを散歩してきた(2020.2.11)。https://hyogo-maikopark.jp/facility/f01/#ad-image-0
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■橋の科学館
内部の展示ははっきり言って技術寄り。橋梁技術に強い方は興奮するに違いない。
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■舞子海上プロムナード

明石海峡大橋のアンカレイジ内を経由し、橋の直下を少し歩くことができる。
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■孫文記念館
孫文。あまりにも偉大な「アジア最初の共和国の父」である彼の生涯とその中国と日本における足跡、日本の華僑を紹介する展示館。地元に住んでいながら、実は訪れるのはこれが初めてなのだ……。

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「巨大技術」は人類の英知の結晶。また散歩しにこよう。
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軽い感じでぐいぐい読ませてくれる、書籍好きにはたまらない一冊。
・栞子の魅力……書物を通じて人の秘密を透かし見る卓越した推理力。いや、違う。それは本当の本好き、なところにあるのだ。一冊一冊を愛でるようにそっとページを開き、微笑み、感情を深く移入し、そして自分を想う。いいな。
・個人的には第三話「ヴィノグラードフ クジミン『論理学入門』(青木文庫)」がグッときた。しのぶさんの思いやりは『論理学』を超越している。
・何事にせよ「好き」が度を超すと、迷惑となる。西野、そして大庭。せめて救われる物語があれば良いのだが。

書は人の手に渡った時から一つとして同じものではなくなる。それぞれの人生に古書を重ねて、物語は紡がれる。さて、今日も新しい書を開くか。

ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たち
著者:三上延、アスキーメディアワークス・2011年3月発行
2020年1月28日読了
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1990年代後半、最貧国の債務を帳消しにするNGOらの運動が功を奏し、先進国・IMFなどの債務の90%以上が削減されるた世界的な動きが活発となった。だがその時期を見計らって、"彼ら"は活動を開始した。先進国の裁判費用の負担すら重荷となる貧困国にターゲットを絞り、腐敗した社会システムを利用して内部情報をかすめ取り、書類を偽装し、"正当な"権利を奪い取るのである。
「貧困国がデフォルトすると、ハイエナ・ファンドが債権を二束三文で買い取り、アメリカやイギリスの裁判所で訴えて判決を勝ち取り、先進国が債務削減をして多少金の余裕が出てきたところで、資産を差し押さえて回収する、と」(下巻p82)
彼らにとって現地住民の生活レベルなどはどうでもよい。これを至極普通の投資活動とする欧米人の姿には戦慄すら憶える。
・善良なNGO職員が、やむを得ない金銭上の事情によってハイエナ・ファンドに魂を売り渡し、自らの運命を暗転させてゆく様は、他人事とは思えない。
・ハイエナファンドの親玉とされる初老のユダヤ人も、一皮むけば人の親。同性愛者の息子を持ち……。運命とは皮肉なものだが、それを全肯定し、州の法律を変えてゆくパワーには凄まじいものがある。
・腐敗国家のひとつ、アルゼンチンとハイエナ・ファンドの「15年戦争」の結末も興味深い。「結局、弱い者は強い者に蹂躙されるのが、金融ジャングルの掟なのだろうか」(下巻p269)
・コンゴ民主共和国の例など、結局犠牲になるのは貧しい民衆だ。腐敗国の為政者こそがハイエナとともに共倒れするべきであろうに。
・あまりなじみのない英国の議会(15世紀以来続く慣習)や法曹界、国際金融業界の姿などもうかがい知ることができた。

ハイエナ・ファンドを率いるユダヤ系アメリカ人、あまり知られていないが、途上国債務削減のためにNGOで世界的に活躍した日本人女性など、本書の登場人物にはモデルが存在するのも興味深い。

かように世論から忌み嫌われるハイエナ・ファンド(ハゲタカ・ファンド)だが、次のセリフには共感させられた。
「まずは望んで、それに向かって死力を尽くす。これが成功への鍵ってもんだろう?」(下巻p31)
能力と野心の向ける先を、何に合わせるのかが鍵だな。

国家とハイエナ(上巻・下巻)
著者:黒木亮、幻冬舎・2019年10月発行
2020年1月24日読了

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2020年1月9日(木)の朝です。
おおっ、シェラトン・ブエノス・アイレスの正面に日章旗が! やはり嬉しくなります。
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ビュッフェの朝食をお腹に詰め込み、サン・マルティン広場とレティーロ駅をうろうろ。
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1915年、イギリスによって建築されたこの綺麗なレティーロ駅は気に入った。そういえば、どことなくロンドンの古い駅舎に似ているなぁ。
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11時50分にホテルをチェックアウト。ホテル1階のレミース(前払いタクシー)事務所で車を呼んでもらい、ボカ地区の「カミニート」へ向かいます。

■カミニートでアルゼンチン・タンゴ

この猥雑とした雰囲気が何とも言えません。
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南米屈指のサッカークラブ「ボカ・ジュニアーズ」の本拠地。入場ゲートはすごい行列だった。
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カフェ・レストランでビールと軽食をいただこうか。
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タンゴをやっているぞ。ギターの調べも良い感じ。
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タンゴ、ギターの調べに情熱的なダンス!


満腹です。ランチ代1800ペソに、ダンサーのチップ500ペソの支払いです。

それにしても熱いなぁ。小休止。
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タクシー(手配するだけの男にもチップを取られた)で、首都の中心部、五月広場へ向かいます。

■五月広場と大統領府(カサ・ロサーダ)

ピンク色に塗られたロココ調の建物が、カサ・ロサーダ(大統領府)だ。内部には入れないが、まぁ良い雰囲気か。
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広場の尖塔には独立を記念する刻印が。
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■ブエノス・アイレス市議会(カビルド)
1810年5月、ここの2階からでスペインからの独立が宣言されたという。内部は博物館となっており、植民地時代~独立に至るまでのヒト・モノを含む歴史が解説されているようだ……なんでスペイン語だけなんだ?
それはともかく、2階からの眺望は合格です。
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それでは街を歩きます。このあたりは、たしかにパリっぽい雰囲気が感じられるかも。
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■カフェ・トルトーニ
10分ほど並んで15時45分に入店。コーヒーとケーキで小休止。
ここは1858年創業の有名なカフェらしいが、アルゼンチン時間なるものが流れているようで、接客もサーブも、何もかも待たされることに。
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ただ、サーブされたものは……絶品。文句なし。
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16時40分、店を出ます。

■モニュメント
何といったことはないが、ここも見ておきたかったのだ。 
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まだ少し時間がある。ホテルまで歩こう。

約30分、掏摸と「ケチャップ強盗」に注意しながら大通りを歩き、ホテルに到着すると……。
おおっ、予約しておいた国際空港までの車(レミース)が僕を待っていてくれた。
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ホテルでスーツケースを受け取り、17時30分に車に乗り込みます。
黒塗りのメルセデスは快適そのもの。エアコンもよく効き、スムーズな走りで快適そのもの。
18時10分、国際空港(EZE)に到着。チップは10USDを奮発です。

■帰国です。

さて、デルタ航空チェックイン前の「セキュリティ担当係員」に問われました。「なぜ南米へやってきたのか」と。
「南極へ行ったんだ」と答えると、係員は嬉しそう。僕もうれしいです。
で、問題は「ESTA番号を提示せよ」と。僕はたまたまWEB申し込み時のコピーを持っていたので良かったが、なければどうするんだ、これ。
時局はイランとアメリカの緊張した状況(イランが爆撃した)にあるから、仕方がないのかな?

一方で、荷物のセキュリティチェックはゆるゆるだ。大丈夫かいな。
出国審査の係員は強面おじさんだったが、パスポートを見せると破顔で「コンニチハ」ときて、18時50分にスムーズに出国できた。

アルゼンチン航空VIPラウンジで休憩……フードがしょぼすぎてお話にならないレベル。どこがVIPラウンジなんだ?

20時35分、デルタ航空アトランタ行きDL110便にボーディング。A330-300型機だ。シートは往路のものとは違って、KLM・エールフランスでおなじみの斜めシートだ。でも、物を置ける場所が少ないな。
そしてスリッパがない。持参して正解だった。
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離陸後、ブエノス・アイレスの街を見下ろします。
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23時30分に夕食。肉はまぁまぁといったところ。
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僕はふだん飛行機の中では寝ない(眠れない)タイプなのだが、よほど疲れが溜まっていたのだろう。今回のフライトではぐっすりと眠ることができた。
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6時(アトランタは4時)に朝食が出る。コーヒー2杯で強制的に体を朝モードに切り替えてっと。
4時50分、機体は降下を開始。夜陰の中に浮かび上がる地上の灯り……そう、都市は生きている。
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5時10分ランディング。見事な腕前だ。
5時30分、入国審査完了。一番に並べたのは生まれて初めてだ。10分後にはセキュリティチェックをパスできた。なるほど、早朝便はスムーズなんだな。

ビジネスクラスのラウンジ(デルタスカイクラブ)へ。シャワーで気分を一新! 今回はきちんと着替えも持ってきたぞ。
コーヒー&カップケーキでゆっくりできた。

アルゼンチン・ペソを米国ドルに両替。忘れると大変なことになる。

で、問題は発生したのであった。

9時30分にゲートへ行くと「出発が90分ディレイ」とある。ラウンジへ戻って白ワインで酩酊し、再びゲートへ出向くと今度は「エアコン故障・修理のため45分以上遅れる」と来た。
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結局、ボーディングは13時となってしまった。A350-900のビジネスクラスは満席だ。

で、タキシングを開始するも、なにかおかしいぞ。
で、問題ふたたび。「機材の不具合で、いったんゲートへ戻ります」
安全優先だからやむを得ないとはいえ、きついなぁ。初めての経験だ。

20分ほどゲートで停止し、やっと動き出したが、一切の説明なく、機体はそのまま滑走路へ。不安いっぱいだ。
4時間遅れのフライトでも文句は言わないから、安全でお願いしますぞ。


■DELTAへの意見!(帰国後、WEBアンケートに回答した。)
アトランタ空港10時34分発DL295便(成田国際空港行き)を利用させていただきました。出発前の機材トラブル(空調?)、タキシング中の「不具合」のためのゲートへの引き返しなど、出発が4時間も遅れました。わずかな時間で完璧に修理・確認を完了させ、出発につないでくださったエンジニア(僕もエンジニアです)の方々には感謝いたします。ただ苦情を申せば、「何が起きていて、どうしたか」の機内アナウンスが欲しかったです。あと、他社(ANA)では1時間遅れでも補償金が配布されましたが、今回は何もなし。「ゴメンの一言」だけは寂しかったです。


14時30分、無事に離陸。大丈夫みたいだ。
成田空港まで11,569km、13時間15分の長い長いフライトが始まった。

15時25分に昼食。この和食は実に美味だった。ごはんと玉ねぎが絶妙だ。
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16時30分、まだミネアポリス上空だ。外気温は-51℃。南極よりも寒いってことだな。機内も少し寒いぞ。

ひたすらウォークマンで音楽を聴く。
PCで旅日記(これです)を書き始める。

21時30分、あたたかいスナック(お蕎麦)が出た。ありがたい。場所はまだアラスカ上空ですか……。
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2時40分、朝食。なんだか時間の感覚がおかしくなりそうだが、このサーモンの照り焼きのおいしいこと! 次(があれば)もこれをチョイスしよう。
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いつの間にか2020年1月11日(土)になっていた。
4時3分(日本時間18時3分)、成田空港に着陸し、25分に入国できた。
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両替は351USDが37,406JPYか。結構費消したことになる。

18時59分発の京成スカイライナー(2,5020円)で19時43分に上野駅へ。
新幹線の切符(グリーン席)を購入し、東京駅へ。

ああっ、どの店もお弁当が売り切れだ。時間からして仕方がないのだが……。1件だけあった! ありがとう。

下り方面東海道・山陽新幹線の最終便、のぞみ133号に乗り込むと、どっと疲れがあふれ出た。

ビールとお弁当、そしてコーヒーとクッキーで意識を保ちます。
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23時45分、西明石駅に到着。
そして日付が1月12日へと変わったころ、無事に帰宅することができた。

想像を越えた絶景とネイチャー、素晴らしい友人とQuark Expeditions社のスタッフに恵まれて最高の旅となりました。どうもありがとうございました!


■長旅を終えて

南極は遠い。果てしなく遠い。でも行けないところではない。
いまや年間3万人が押し寄せる観光地でもあるのだ。だがしかし、日本人はそのなかの「たった700人」でしかない。

僕は、日本の若い男子・女子の『南極チャンレンジ』を切に願う。



稚拙な文章に最後までお付き合いくださり、どうもありがとうございました。


■ウシュアイア、雨の街を行け

2020年1月8日(水)の朝、すばらしい10日間の南極の航海を終えた『Ocean Adventurer号』からウシュアイア港で下船した僕は、あいにくの雨の中、クォーク・エクスペディションズ社の用意したバスで荷物一時預け所へ立ち寄ってスーツケースを預けることとなった。
ブエノス・アイレス行き航空便の出発までに、少し時間がある。旅で知り合ったHさんと、Zさん親子とともに4人で「元監獄と船舶博物館」へ立ち寄ることとした。

■元監獄と船舶博物館

ウシュアイア港から約5分で到着。この町は小さい。わかりにくい入り口から入館。朝早い(9時)ためか、入館者はわずか数名だ。入館料1500ペソはリーズナブル。

ここは元独房を利用して約30室、アルゼンチンの南極観測船をはじめとする商船・軍艦に関する展示、元囚人たちの生活など、なかなか興味深い展示が行われていた。
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フォークランド戦争での自国の正当性を主張。まぁ当然か。
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イギリス軍の原子力潜水艦に撃沈された重巡洋艦「BELGRANO将軍」号。こんな旧式艦が1982年まで現役だったんだな。
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南極に関する展示も多い。
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昭和基地、みずほ基地、あすか基地
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まぁ、良い時間つぶしになった。
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そういえばお腹が空きました。

■海鮮レストラン「El Viejo Marino」

有名店でランチも良いでしょう。
ワインと蟹スープとシーフード・パエリアで、ほどよくお腹を満たします。
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Hさんとはここでお別れです。よい旅を!

■さらば、ウシュアイア!

タクシーでウシュアイア空港へ向かいます。SKY PRIORITYを駆使してスムーズにドロップイン。楽だ。
Zさん親子ともここでお別れです。再見、またお会いしましょう!

セキュリティチェックも無事に終え、14時15分、アルゼンチン航空AR1897便にボーディング。
737-800型機は15時に力強く離陸した。4時間の航空旅行が始まる。
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16時55分、パサパサのサンドイッチらしきものとスナック菓子が供されたが、まったく美味しくない。それに笑顔も皆無。プレミアムエコノミー席でこの待遇とは……。アルゼンチン航空では、キャビンクルーは特別な職種ではなく、ただの働く人なんだな。

ブエノス・アイレスに近づくと、揺れが激しくなる。18時頃、ガクン、と滑り落ちたような感覚。いやだなぁ。
なんとか無事にlandingできたが、強烈に耳が痛い。こんなの初めてだ。トホホ。

18時50分、「ティエンデライオン社」のレミース(前払い定額タクシー:620ペソ)に乗り、空港を出る。
なんか、街も、道も、ガタガタだなぁ。

19時15分、シェラトン・ホテルに到着。チップ200ペソをはずむ。
うん、さすがはシェラトン。快適な空間だ。
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部屋は「アルゼンチン空軍広場」に面しており、窓から時計塔(英国タワー)がよく見える。
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夕食はホテル内のイタリアン・レストランでスープと肉を。『Ocean Adventurer号』のディナーに比べると、あまりおいしくない。
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それでは、南極旅行の最後に、ブエノス・アイレス観光としゃれこもう。

■2020年1月6日(月)
ひたすら揺れるドレーク海峡の航海が続く。
往路に比べたら軽いものの、前後左右上下に揺られるのは気分の良いものではない。
「内臓がふわ~り」とする感覚をまた味わうことになった。

おおっ! ネットが繋がった。文明世界への回帰はもうすぐだな。
で、この日は船内の「フォト・ジャーナル」に掲載する写真を選定したり、甲板を散歩したりと、ゆっくりと過ごした。

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■2020年1月7日(火)
7時30分起床。この日もゆっくりと過ごすこととなる。お土産も買い込んだ。
ドレーク海峡の航海も終盤に近い、というか、予定より早く航海できたため、ホーン岬沖に寄ってくれることとなった。

友よ、あれがホーン岬だ、と昔の冒険者は言ったに違いない!
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ここまでくれば、もう人類の文明圏だ。
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船内チップの請求書が届く。気持ちよく支払おう。
18時になり、最後のリキャップ&ブリーフィングが始まる。
素晴らしきエクスペディション・スタッフとクルーの皆様には、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
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Yaroslav Gonta船長の挨拶に続き、Captain’s Farwell Cocktailsがふるまわれる。節度のあるパーティーほど好ましいものはない。
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そしてSpecial Farewell Dinnerを、旅の仲間と囲む。いいな!
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ついに、船はウシュアイア沖に……。
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■2020年1月8日(水)
5時35分起床。朝食後、パスポートを受け取る。前夜のうちに下船準備は整えてある。
なんと、すでにウシュアイア→ブエノスアイレス便のボーディング・パスが用意されているぞ。

名残惜しい。本当に名残惜しいが、クルーのみなさんと、そして旅の仲間と挨拶し、ついに「われわれの船」、『Ocean Adventurer号』から離れます。

本当にありがとうございました!

われらが旅の航跡!
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そして、僕の旅はまだ続きます。
→(その8)へ。


ナショナル ジオグラフィック日本版 2017年7月号 [雑誌]
日経ナショナルジオグラフィック社
2017-06-30



[Caution! 注意!]
Contains images of corpses.
キツイ画像があります。


2020年1月5日(日)
南極最終日。6時40分起床、窓の外は大しけだ。朝食をしっかり食べて、今日の活動に備えよう。

■Elephant Point, south coast of Livingston Island

エレファント・ポイント。
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ペンギンの多さと言ったら!
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よちよちペンギン氷河を歩く


あるペンギンの観察

南極を往くシー・カヤックの群れ。楽しそうだなぁ。
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くじらの「歯」だそうです。
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こっちはくじらの背骨の一部。
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アザラシの大群。
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12時30分に船に戻り、ランチ。小休止の後、写真のチェックを行う。
16時にリビングストン島とグリニッジ島の間に横たわる、小さなハーフムーン島に到着した。

■Halfmoon Island

ここは「生々しい自然」が残された場所として記憶に残った。

はしたない?
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もみ手をしたって、何もあげませんよ。
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スキップしているように見えます。
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そして、自然は厳しく、残酷です。内臓を喰われた赤ちゃんアザラシのなれの果て。
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かわいそうだけど、こっちはペンギンだな。
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数少ない南極の植物。稲の仲間だそうです。
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アザラシとペンギンがうじゃうじゃと。
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ヒゲペンギンと、その赤ちゃん。
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気取っている?
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Ocean Adventurer号
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彼らはオーストラリアからヨットで南極に航海してきたそうな……タフ&リッチだな。
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湾で回遊して遊ぶくじらたちを鑑賞し、19時20分、船に戻ります。

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夕食の後、オークションが開催されたが、どれもあっという間に値段が吊り上がり、何も買えませんでした……。

名残惜しいが、南極観光は終了です。またぜひ来たいと思っているうちに、Ocean Adventurer号はドレーク海峡へ向けて北上を開始しました。
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【教訓】
下船してからのカメラのレンズ交換はまず無理。
仮にゾディアックボート上、岩の上、雪原などでレンズ交換できたとしても、内部にチリやホコリが入れば一発アウト、写真が台無しです。アホな僕は超広角から標準ズームにレンズ交換を強硬して、センサー面にほこりを附着させてしまいました(写真の一部に黒点が……)。

なお南極では、広角付き標準ズームレンズと望遠ズームレンズのカメラ2台持ちが良いと思います。
(超広角の出番はほとんどありません。)


【教訓】
地球温暖化の影響はこんなところにも。
2020年1月1日、念願の南極地方・サウスシェトランド諸島への上陸は「雨」に迎えられた。ん? 何かおかしいぞ。
南極で降るのは「雪」のはず。南極歴30年のガイドさんにとっても「雨は珍しい」らしく、極地であっても確実に気温が上昇しており、その影響だろうとのこと。南極の氷はどんどん解けているし、氷棚の分離も増えている。この地では「雪が雨に変わった」レベルであっても、赤道地帯や日本を含む温暖地帯になると、ストームや「百年に一度の」大災害をもたらす天候になるのだろう。
僕もガソリン車からPEV車に乗り換えたが、少しでも地球環境の保全に努めたいものだ。
もう遅いのかもしれないが。



■2020年1月4日(土)

6時50分起床。船内はひどく乾燥していて、のどがすごく痛い。
南極滞在も三日目になると、少し疲れが出てくる。いやいや、休憩しているヒマなんてない。最後まで楽しまないと。
朝食後、9時10分にボート乗り場に集合。われらAmundsen teamは2番手の出発となる。

上陸地点に近づくと……あれは、アルゼンチンのブラウン観測基地だそうな。けっこう規模が大きい。
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上陸後、ブラウン基地のそばでストックを受け取り、小高い山の上を目指します。
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これが、結構しんどかったりします。
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■Paradise Harbour

パラダイス・ハーバー。
ここへ来てみたかったんです。山頂からの眺めは、ああ、絶景なり。
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眺望を満喫したところで下山。
BROWN基地には入れませんが、広報センター(小屋)には「南極の一部はアルゼンチン領土だ」と空しい主張をするパンフレットが置かれていました。
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地表から眺めてもきれいです。パラダイス湾と命名されたのも頷けようもの。
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ブラウン基地を後に、クルーズの始まりです。
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アホウドリかな?
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氷の芸術
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これぞ南極って感じ。
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氷山の上のペンギンたち。かわいいなぁ。
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それでは、母船『Ocean Adventurer号』に戻ります。
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昼食後、15時の出発となります。

■Cuverville Island

ここには複数のペンギンの営巣地があり、存分に楽しませてもらいました。
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ゼンツーペンギンには親しみがわきます。
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ゼンツーペンギンの赤ちゃん。
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南極で僕の足元に迫るゼンツーペンギン

ペンギンの営巣地。エサをくわえて家族のもとへ走る父親ペンギンの姿が、けなげ。



アザラシも結構います。
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アザラシの大あくび。


今日は、これぞ南極といった素晴らしい光景を見ることのできた、満足の一日でした。

26時就寝



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