「貴重な肉筆画や木版画をはじめとして、装幀本や千代紙など、画家としてはもちろん、デザイナーとしての夢二の力量が伝わる作品の数々をご紹介」ということなので、休日を利用して観に行ってきた。
(2019/1/26)

お気に入りを何点か。昨今の流れに従い、一部は写真撮影が許可されていた。良い流れだと思う。

『エイプリル・フール』(大正15年)
花束を持参した紳士をいまにもたぶらかしそうな美女。夢二作品で一番好きだ。
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『夢二画集「旅の巻」カバー』(明治43年)
明治期にこんなポップな絵を描いていたなんて。
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『花のたよりの文つかひ』(大正2年)
いわゆる美人画だけでなく、児童画でも才能を発揮した夢二。お気に入りの一品だ。
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『コドモノクニ』表紙画など(大正12年)
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『スプリング』(大正13年)
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『少女一二ヶ月双六』(昭和3年)
当時の世相が表れていておもしろい。
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夢二の写真作品も多数展示。愛用のカメラも(ベスト・ポケット・コダック。同型品)。
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婦人グラフ、一冊ほしいなぁ。
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芸術に触れるのは小さな非日常。空間とともに楽しむのが吉だな。

『大正浪漫 グラフィックデザイナーの原点 竹久夢二展』展
明石市立文化博物館、2月3日まで。
http://www.akashibunpaku.com/
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