SEIKOの電子辞書、IC Dictionary SR900を愛用して5年になる。こいつは軽量・コンパクトで、鞄の中に入れるのにも、電車の中で使うのにも苦にならず、まさに快適そのものだった。色は黒で、快適でした(理由は後述)。
1ヶ月くらい前から、液晶画面に表示されないラインが出てきた。いきおい、他の機種に興味が沸く。WEBや店頭で調べると、いつの間にか機能が盛りだくさんの電子辞書がたくさん販売されている。これは「買え」と言うことだな?
と言うわけで、CASIO EX-WORD DATAPLUS2(XD-WP6800)を買いました。
ネット通販だと、店頭販売より1万円も安く買えるんですね。なんか得した気分。
広辞苑、英和・和英、ビジネス・経済用語、家庭の医学・食の医学、等々、50種類もの辞書を内蔵しており、これも長く使えそうです。
特筆すべきは、ブリタニカ百科事典(小項目版)。当の百科事典は日本市場から撤退してしまいましたが、小項目版は電子版のカタチで残っているわけです。百科事典(19巻。大きくて重い)は書棚にあるので、深い知識の探求はそれに頼るとして、日常はこいつで十分です。なんといっても、複数の辞書で検索できるのが面白いです。
でも、どんなに良い品にもやはり短所はありまして、こいつの場合は、その大きさなんです。新書版並のデカさです。液晶画面が大きく見やすいので、やむを得ませんか……。
それにしても、電子辞書は揃って銀色ですね。ITのイメージからして仕方ないのかもしれませんが、個人的には艶消しの黒色がベストです。蛍光灯の反射が無く、安心して机上に置けるからです。メーカーさん、よろしく。