西洋名画から選りすぐった美女絵画の"華麗な競演"、とある。
ティチィアーノ、ボッティチェリ、デ・モーガン、ロセッティ、ラファエロ、ダ・ヴィンチ、ミレー、ウォーターハウス、モネ、ルノワール、ゴーギャン、ミュシャ、等々。
個人的なベストを選ぶと、ドミニク・アングル1845年の作品で"理知的美人"ってな雰囲気があふれ出ている『ドーソンヴィル伯爵夫人』になるな。眼前にモデル本人がいれば、即プロポーズするんだが。
現物を拝見しに、フリック・コレクション美術館(ニューヨーク)まで足を運ぶか。
ロセッティ『最愛の人』『ヴェヌス・ヴェルティコールディア』、ティチィアーノ『ウルビーノのヴィーナス』、アングル『シャルル七世の戴冠式のジャンヌ・ダルク』も好みだな……。
名画 絶世の美女
著者:平松洋、新人物往来社・2011年8月発行
2012年2月16日読了