■岡山城へ
2018年1月28日(日)、9時起床。10時にホテルをチェックアウトして表へ出る。「いざ岡山へ」って、なんと、雪が降っている!
マフラーに小雪を散らしながら、商店街(アーケードはありがたい!)経由で倉敷駅へ。
10時27分に倉敷駅発の山陽線に乗る。満席なので15分の立ちんぼはやむを得ない。10時45分に岡山到着。
雪はますます勢いを増す。コンビニで傘を買う。590円なり。
トラム(路面電車)で3駅、11時過ぎに城下停留所へ到着。
このトラム、竹久夢二仕様なんだな。
居城跡(区画が残されている)を見て、栄華な時代を思いつつ、城門を抜けると天守閣だ。
岡山城と後楽園、それに竹久夢二郷土美術館の共通チケットを購入(1,000円)。トラムの乗車券もついてくるのか。
それにしても外国人が多い。
岡山城天守閣6階展望台では、9人中、日本人は僕だけという状態に……。
係員に訊くと、特に香港と台湾からの客が多いそうな。
ああ、しかし、城の内部はコンクリート造りの様子がむき出しで、展示物は日本語only。もう少し外国人観光客に気を使うべきだろう(どうしても姫路城と比べてしまう)。
■後楽園
■竹久夢二郷土美術館
後楽園正門出口から歩くこと5分、13時過ぎに竹久夢二郷土美術館に到着。期待大。
詩画に親しんだ夢二の作品が、ほど良いバランスで展示されている。
『星まつ里』が最高だ。
"庭石に ぬれてちる灯や 星祭"って、良いセンスだ。
『ベルリンの公園』も気に入った。
第6展示室と銘打って、カフェとミュージアムショップが併設されている。ここでクリアファイル等の土産を買い、ついでにライチにした。
"art cafe 夢二"の内部は実に心地好い。
14時に美術館を出る。少し南下して歩き、出石町を見るが、何もないぞ。
そのまま天満屋まで歩き、自分への土産としてWEDGWOODマグカップを購入。
トラムに乗車して岡山駅へ到着。
ポストに桃太郎か。
廣栄堂のきび団子を買い、新幹線のホームへ。
こだま742号は定刻15時46分に発ち、ビールを飲んだら西明石だ。16時32分。
ああっ、傘を車内に置き忘れてしまった……これが「善意の傘」として駅に並べられるのだな。
まぁいいや。冬の倉敷・岡山で雪とアートを堪能した休日となったから。満足。
最後まで拙文にお付き合いくださり、ありがとうございました。