■2020年1月6日(月)
ひたすら揺れるドレーク海峡の航海が続く。
往路に比べたら軽いものの、前後左右上下に揺られるのは気分の良いものではない。
「内臓がふわ~り」とする感覚をまた味わうことになった。

おおっ! ネットが繋がった。文明世界への回帰はもうすぐだな。
で、この日は船内の「フォト・ジャーナル」に掲載する写真を選定したり、甲板を散歩したりと、ゆっくりと過ごした。

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■2020年1月7日(火)
7時30分起床。この日もゆっくりと過ごすこととなる。お土産も買い込んだ。
ドレーク海峡の航海も終盤に近い、というか、予定より早く航海できたため、ホーン岬沖に寄ってくれることとなった。

友よ、あれがホーン岬だ、と昔の冒険者は言ったに違いない!
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ここまでくれば、もう人類の文明圏だ。
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船内チップの請求書が届く。気持ちよく支払おう。
18時になり、最後のリキャップ&ブリーフィングが始まる。
素晴らしきエクスペディション・スタッフとクルーの皆様には、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
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Yaroslav Gonta船長の挨拶に続き、Captain’s Farwell Cocktailsがふるまわれる。節度のあるパーティーほど好ましいものはない。
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そしてSpecial Farewell Dinnerを、旅の仲間と囲む。いいな!
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ついに、船はウシュアイア沖に……。
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■2020年1月8日(水)
5時35分起床。朝食後、パスポートを受け取る。前夜のうちに下船準備は整えてある。
なんと、すでにウシュアイア→ブエノスアイレス便のボーディング・パスが用意されているぞ。

名残惜しい。本当に名残惜しいが、クルーのみなさんと、そして旅の仲間と挨拶し、ついに「われわれの船」、『Ocean Adventurer号』から離れます。

本当にありがとうございました!

われらが旅の航跡!
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そして、僕の旅はまだ続きます。
→(その8)へ。


ナショナル ジオグラフィック日本版 2017年7月号 [雑誌]
日経ナショナルジオグラフィック社
2017-06-30