2020年1月9日(木)の朝です。
おおっ、シェラトン・ブエノス・アイレスの正面に日章旗が! やはり嬉しくなります。
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ビュッフェの朝食をお腹に詰め込み、サン・マルティン広場とレティーロ駅をうろうろ。
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1915年、イギリスによって建築されたこの綺麗なレティーロ駅は気に入った。そういえば、どことなくロンドンの古い駅舎に似ているなぁ。
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11時50分にホテルをチェックアウト。ホテル1階のレミース(前払いタクシー)事務所で車を呼んでもらい、ボカ地区の「カミニート」へ向かいます。

■カミニートでアルゼンチン・タンゴ

この猥雑とした雰囲気が何とも言えません。
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南米屈指のサッカークラブ「ボカ・ジュニアーズ」の本拠地。入場ゲートはすごい行列だった。
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カフェ・レストランでビールと軽食をいただこうか。
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タンゴをやっているぞ。ギターの調べも良い感じ。
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タンゴ、ギターの調べに情熱的なダンス!


満腹です。ランチ代1800ペソに、ダンサーのチップ500ペソの支払いです。

それにしても熱いなぁ。小休止。
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タクシー(手配するだけの男にもチップを取られた)で、首都の中心部、五月広場へ向かいます。

■五月広場と大統領府(カサ・ロサーダ)

ピンク色に塗られたロココ調の建物が、カサ・ロサーダ(大統領府)だ。内部には入れないが、まぁ良い雰囲気か。
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広場の尖塔には独立を記念する刻印が。
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■ブエノス・アイレス市議会(カビルド)
1810年5月、ここの2階からでスペインからの独立が宣言されたという。内部は博物館となっており、植民地時代~独立に至るまでのヒト・モノを含む歴史が解説されているようだ……なんでスペイン語だけなんだ?
それはともかく、2階からの眺望は合格です。
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それでは街を歩きます。このあたりは、たしかにパリっぽい雰囲気が感じられるかも。
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■カフェ・トルトーニ
10分ほど並んで15時45分に入店。コーヒーとケーキで小休止。
ここは1858年創業の有名なカフェらしいが、アルゼンチン時間なるものが流れているようで、接客もサーブも、何もかも待たされることに。
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ただ、サーブされたものは……絶品。文句なし。
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16時40分、店を出ます。

■モニュメント
何といったことはないが、ここも見ておきたかったのだ。 
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まだ少し時間がある。ホテルまで歩こう。

約30分、掏摸と「ケチャップ強盗」に注意しながら大通りを歩き、ホテルに到着すると……。
おおっ、予約しておいた国際空港までの車(レミース)が僕を待っていてくれた。
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ホテルでスーツケースを受け取り、17時30分に車に乗り込みます。
黒塗りのメルセデスは快適そのもの。エアコンもよく効き、スムーズな走りで快適そのもの。
18時10分、国際空港(EZE)に到着。チップは10USDを奮発です。

■帰国です。

さて、デルタ航空チェックイン前の「セキュリティ担当係員」に問われました。「なぜ南米へやってきたのか」と。
「南極へ行ったんだ」と答えると、係員は嬉しそう。僕もうれしいです。
で、問題は「ESTA番号を提示せよ」と。僕はたまたまWEB申し込み時のコピーを持っていたので良かったが、なければどうするんだ、これ。
時局はイランとアメリカの緊張した状況(イランが爆撃した)にあるから、仕方がないのかな?

一方で、荷物のセキュリティチェックはゆるゆるだ。大丈夫かいな。
出国審査の係員は強面おじさんだったが、パスポートを見せると破顔で「コンニチハ」ときて、18時50分にスムーズに出国できた。

アルゼンチン航空VIPラウンジで休憩……フードがしょぼすぎてお話にならないレベル。どこがVIPラウンジなんだ?

20時35分、デルタ航空アトランタ行きDL110便にボーディング。A330-300型機だ。シートは往路のものとは違って、KLM・エールフランスでおなじみの斜めシートだ。でも、物を置ける場所が少ないな。
そしてスリッパがない。持参して正解だった。
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離陸後、ブエノス・アイレスの街を見下ろします。
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23時30分に夕食。肉はまぁまぁといったところ。
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僕はふだん飛行機の中では寝ない(眠れない)タイプなのだが、よほど疲れが溜まっていたのだろう。今回のフライトではぐっすりと眠ることができた。
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6時(アトランタは4時)に朝食が出る。コーヒー2杯で強制的に体を朝モードに切り替えてっと。
4時50分、機体は降下を開始。夜陰の中に浮かび上がる地上の灯り……そう、都市は生きている。
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5時10分ランディング。見事な腕前だ。
5時30分、入国審査完了。一番に並べたのは生まれて初めてだ。10分後にはセキュリティチェックをパスできた。なるほど、早朝便はスムーズなんだな。

ビジネスクラスのラウンジ(デルタスカイクラブ)へ。シャワーで気分を一新! 今回はきちんと着替えも持ってきたぞ。
コーヒー&カップケーキでゆっくりできた。

アルゼンチン・ペソを米国ドルに両替。忘れると大変なことになる。

で、問題は発生したのであった。

9時30分にゲートへ行くと「出発が90分ディレイ」とある。ラウンジへ戻って白ワインで酩酊し、再びゲートへ出向くと今度は「エアコン故障・修理のため45分以上遅れる」と来た。
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結局、ボーディングは13時となってしまった。A350-900のビジネスクラスは満席だ。

で、タキシングを開始するも、なにかおかしいぞ。
で、問題ふたたび。「機材の不具合で、いったんゲートへ戻ります」
安全優先だからやむを得ないとはいえ、きついなぁ。初めての経験だ。

20分ほどゲートで停止し、やっと動き出したが、一切の説明なく、機体はそのまま滑走路へ。不安いっぱいだ。
4時間遅れのフライトでも文句は言わないから、安全でお願いしますぞ。


■DELTAへの意見!(帰国後、WEBアンケートに回答した。)
アトランタ空港10時34分発DL295便(成田国際空港行き)を利用させていただきました。出発前の機材トラブル(空調?)、タキシング中の「不具合」のためのゲートへの引き返しなど、出発が4時間も遅れました。わずかな時間で完璧に修理・確認を完了させ、出発につないでくださったエンジニア(僕もエンジニアです)の方々には感謝いたします。ただ苦情を申せば、「何が起きていて、どうしたか」の機内アナウンスが欲しかったです。あと、他社(ANA)では1時間遅れでも補償金が配布されましたが、今回は何もなし。「ゴメンの一言」だけは寂しかったです。


14時30分、無事に離陸。大丈夫みたいだ。
成田空港まで11,569km、13時間15分の長い長いフライトが始まった。

15時25分に昼食。この和食は実に美味だった。ごはんと玉ねぎが絶妙だ。
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16時30分、まだミネアポリス上空だ。外気温は-51℃。南極よりも寒いってことだな。機内も少し寒いぞ。

ひたすらウォークマンで音楽を聴く。
PCで旅日記(これです)を書き始める。

21時30分、あたたかいスナック(お蕎麦)が出た。ありがたい。場所はまだアラスカ上空ですか……。
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2時40分、朝食。なんだか時間の感覚がおかしくなりそうだが、このサーモンの照り焼きのおいしいこと! 次(があれば)もこれをチョイスしよう。
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いつの間にか2020年1月11日(土)になっていた。
4時3分(日本時間18時3分)、成田空港に着陸し、25分に入国できた。
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両替は351USDが37,406JPYか。結構費消したことになる。

18時59分発の京成スカイライナー(2,5020円)で19時43分に上野駅へ。
新幹線の切符(グリーン席)を購入し、東京駅へ。

ああっ、どの店もお弁当が売り切れだ。時間からして仕方がないのだが……。1件だけあった! ありがとう。

下り方面東海道・山陽新幹線の最終便、のぞみ133号に乗り込むと、どっと疲れがあふれ出た。

ビールとお弁当、そしてコーヒーとクッキーで意識を保ちます。
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23時45分、西明石駅に到着。
そして日付が1月12日へと変わったころ、無事に帰宅することができた。

想像を越えた絶景とネイチャー、素晴らしい友人とQuark Expeditions社のスタッフに恵まれて最高の旅となりました。どうもありがとうございました!


■長旅を終えて

南極は遠い。果てしなく遠い。でも行けないところではない。
いまや年間3万人が押し寄せる観光地でもあるのだ。だがしかし、日本人はそのなかの「たった700人」でしかない。

僕は、日本の若い男子・女子の『南極チャンレンジ』を切に願う。



稚拙な文章に最後までお付き合いくださり、どうもありがとうございました。