カバーには「怒りの哲学」と表されています。
なるほど、達観です。人生において降りかかるあらゆる災いは、これを逆利用して人生の糧にするべし、と。
怒りが蓄積して"腐る"とどうなるか? キレる若者たち、「おとなしい善人だった」無差別殺人犯等の事例が述べられます。
恐怖の対象から逃げ惑うのではなく、鮮度を保つうちに対処しておかねば人格が変わる、とも。

最後に「怒る技術=怒らないための技術」であることが明らかにされ、納得です。

怒る技術
著者:中島義道、PHP研究所、2003年2月発行
2006年3月16日読了