以前に神戸新聞で記事を読み、ずっっと気になっていた。天気も良いし、たつの市まで愛車を走らせた。(2008年3月16日)

うすくち龍野醤油資料館・本館へ。
ここは当たり! レトロな外観、懐かしさと当時の先進的な活動を偲ばせる展示の数々。
ゆっくりとした時間の流れを存分に楽しめた。

あまり紹介されないが、別館も気に入った。入り口のアーチと煉瓦造りの外観がとても素晴らしい。「図書室」に残る数々の資料も貴重だが、特に印象に残ったのは、いま見ても実に洗練された応接室だ。
受付窓口兼事務室で黙々と事務処理をこなす初老のおじさんの背中、いまも現役で動いているのは大正時代のゼンマイ時計。なんとMade in U.S.A.だ! そしてこのおじさんも印象が良かった。

実はここら一体は観光産業に力が入れられているようで、魅力ある街並みだった。しかも街全体がこじんまりとして、十分に歩ける距離だ。

龍野城を訪れると、そこにあるのは普通の館。その背後にある鶏籠山(けいろうさん)の頂上に、旧天守閣跡があるらしい。一念発起して上ることにした。急勾配にもめげずに延々と20分。終点の二の丸跡に着いた。景色が素晴らしい。よって疲れは無い。
(実はその先に本丸石垣跡があったらしい。地図がないとこうなる。)

醤油資料館とは別の、もう一つのお目当て、明治三四年創業の本屋「伏見屋」をやっと探し出したのだが、すでに閉店の時間らしく、扉が閉ざされていた……。

たつの市立龍野歴史文化資料館では、「描かれた船 室乃津 賀茂神社の文化財」展を観た。江戸長崎出島時代のオランダ商船をはじめ、歴史絵画を楽しめた。(でも、それだけ。悪いけれど、心に"ビビッ"とくる作品は無かった。)

3月23日まで、龍野城下町をあげての「龍野ひなまつリ」が開催されており、店先や長屋の奥に飾られた「由緒正しく」「年季の入った」雛人形が観光客の目を楽しませていた。本当に、町を挙げてのイベントであることが感じられ、地域共同体の良さが表れた成功例だと思う。
うん、龍野城下町は合格点。一日かけて散策するのにもってこいだ。

夕食は加古郡稲美町の、洋食屋ポム・ド・テール(Pommes de Terru)。
前からずっと気になっていて、今日初めて入ったのだが……。
コース料理を頼んだ。オードブルとスープ、魚料理(エビフライまたは海老のマヨネーズ焼き)までは合格点。ビーフシチューは、これってシチューか? ソースの多いステーキじゃないの? と言いたくなった。味は悪くないのだが、少し違和感あり。ところで、パンが来ない。ウェイトレスを呼ぶと「お茶漬けが出ます」って???
本当に出た。なんと「ステーキ茶漬け」(@_@)
ステーキ肉は軟らかくて良いのだが、これって料理として、どうなんだ??
食後のデザートは落第点。シャーベットはカスカスじゃないか!
もう行く気がしないなぁ……。
なお最寄り駅はJR土山駅で、そこから車で20分です(笑)。

・うすくち龍野醤油資料館・本館

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・うすくち龍野醤油資料館・別館
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・龍野城・二の丸跡より南の城下町を見下ろす。

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神戸新聞より。
城下に映える「赤レンガ」 龍野・モダン建築
http://club.kobe-np.co.jp/mint/article/odekake/kindaisanpo20070417.html