ラサの暴動で、中国政府はチベット人の強制逮捕に乗り出した。その規模、数百人。
現地で何が起こっているのか? 知りたい。知りたいが、外国メディアの入域が禁止されている? それじゃぁ中共政府"大本営発表"を鵜呑みにするしかないのか?

19時のNHKのTVニュースを観た。現地から引き上げた日本人旅行客の一団が列を成して帰ってきた。で、報道陣のマイクに向けられた言葉は……
「何も話すなと言われている」
耳を疑ったぞ。
誰に命令されたんだ? 旅行会社か? 中国政府にか?
まさか、在上海日本国総領事館じゃないだろうね?(これが最も可能性が高いなぁ。)

彼らは、ラサへ何をしに行ったんだ?
チベット文化を、その地で暮らす人々を、その風習を観に行ったんだろう?
チベット密教(チベット仏教)とポタラ宮を目にして、異文化と人類に通底する共通項を感じたのではなかったのか?
あるいは、現地の人々とのふれあいの中から「何か」を見つけ、自分に投影する。それも目的の一つだろう?

その地で、文化が破壊され、「中国化」され、大げさに言えば民族浄化されつつあるラサの現状を目にして、憤慨するものがあったはず。
暴動に直面するのは怖い。被害が及ぶ前に、自分たちの安全を確保することに賢明なのも、当然だろう。
でも、その状況が生じたのは何故か、知っているはず。
現地の情勢、一次情報を知っているのは、自分たちであることも知っているはず。
それが、「何も話すな」と言われたから、口を閉ざすのか?
報道陣のマイクには言えないこともあるか……ブログに期待しよう。
(たぶん、旅行者名簿を入手した中国軍に監視されると思うけれど。)

中国政府、米ユーチューブを遮断=チベット暴動映像を警戒か
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200803/2008031800616&rel=y&g=int

「報道の自由」って言葉は、彼の国に無いことを思い出した。
そのうちオリンピックも「外国メディアの報道禁止」となり、中国人選手のメダル独占、世界新記録大連発、ってことに。(笑)
茶番劇。

[補記]
状況をキチンと書いてくれる方もおられますね。大変でしたね……。
http://plaza.rakuten.co.jp/kaycom/diary/200803170000/