2008年12月公開作品をDVDで観賞した。
小笠原地震がきっかけで海底のメタンハイドレードが融解し、海面温度上昇による突発性巨大台風が東京都心部を襲う。台風よりも、冒頭の津波の恐ろしさが圧巻だ。

あれだけの大津波なんだから、品川駅周辺だけに被害が集中するはずがないし、元隊員を助けるために、数十人規模のハイパーレスキュー隊員が一生懸命になる。「他の地区の一般住民の救助は?」と訊きたくなるが、まぁ、そっとしておこう。

香椎由宇が良いなぁ。でも、気象庁職員が職場ほったらかしで消防庁現場本部に詰めるのは、ありなのか?

CGの出来は良かったが、人情これみよがし、性善説に依った作品で「普通」だな。
もっとこう、脳天に"ガツン"とくる作品はないのかな。