Great Earth Quake
神戸、中国・四川省(震源地はチベット族の居住地)、ハイチと続く大地震の連鎖と、その謎が明かされる。

『知ることは、越えること』
僕の好きな言葉の一つだ。

命が助かったとはいえ、僕も阪神・淡路大震災の被災者のひとりだ。
当時の兵庫県知事、貝原俊民(のうのうと生きている!)や首相だった村山富市の無為無策を、けっして忘れることはないだろう。"未必の故意"だとすると、余計に腹が立つ。

で、村山富市に近かった辻本清美。阪神大震災で壊滅状態の現場で、自衛隊の救援活動を妨害した女! 今回(2011年3月11日)の東北地方太平洋沖地震を機に補佐官に就任だって?
政府に頼っては身を滅ぼすってことだな……。

「日本はアメリカの単なる属国にすぎない。二一世紀のアメリカのアジアにおける真の友人は、中国に他ならない」(391頁)

「誰かがマッチで火を付け、誰かが水を掛けてそれを消す。そうやって、世界の経済が回っていく。戦争も、テロも、大規模な自然災害も、世界の一部の特権階級が演出したパルプ・フィクションにすぎない」(429頁)
絶版になる前に必ず読んでおくべき本だ。

今回(2011年3月11日)の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災、東北関東大震災)でも、原子力発電所の"放射能漏れ"がポイントか。
素早く動いたアメリカ海軍の行動も、申し訳ないが、白けた視線でしかみることができないな……。

GEQ
著者:柴田哲孝、角川書店・2010年2月発行
2011年3月19日読了