神戸市垂水区。明石海峡を雄大に見下ろす高台にあり、愛徳学園や歌敷山中学校の存在する文教の薫り高い街だ。山陽電鉄・霞ヶ丘駅より歩いてすぐの住宅地の中に、その小さな建物は存在する。
絵葉書資料館。明治後期から昭和にかけての東西の絵はがきを収集・展示する小さな博物館だ。実は初めての訪問となる。(2011年5月13日)

今回の特別展では、庶民レベルにまで普及した旅行ブームを背景に、19世紀から20世紀初頭に作成された国内外の鉄道、自動車、旅行先等の写真絵葉書が展示されている。

・なるほど、"自動車デート"は上流階級の特別な楽しみだったことがわかる。
・舞子公園から宮家の別荘地(現在の"舞子ビラ"ね)を俯瞰しつつ、疾走する蒸気機関車を撮影した写真絵葉書は、地元だけに感慨深い。
・安東(アントン)駅の写真絵葉書なんてのもある。まだ満州国のない時代、ここが日本國有鉄道の"フロンティア"だったんだな。

この資料館では、絵はがき以外にもレトロ作品が収蔵されている。たとえば明治時代の滑稽新聞や雑誌"少女時代"の現物を手にとって読むこともできる。

その他、多数の作品が展示されているが……お気に入りを複製してもらい、持ち帰ることが可能だ!(1枚158円)

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絵葉書資料館
レトロ乗り物絵葉書展・夢を叶えた陸上交通の世界
http://www.ehagaki.org
2011年9月24日まで。ちなみに日曜日から水曜日まで休館です。