2014年8月15日(金) 二日目、曇り
朝食はカフェ・アメリカンで。美味で大変よろしい。

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8時52分に国立ミュージアムに並ぶ。チケット保持者側の列は50人近く並んでいる。僕はチケットレスの列に並ぶが、意外なことに前から7人目だ。大混雑を予想していたが……(10時以降は大混雑)。
チケットを購い、"場所"を聞き出し、一気に階段を上るのだ。

■Night Watch 夜警!
これだ、この絵画を観に来たんだよ。
Rembrandt Harmensz van Rijn 「The NIGHT WATCH」1642年

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Captain Frans Banninck Cocq黒服の大尉とLieutenant Willem van Ruytenburch金色の服の中尉。
この二人を中心にcivic guard市民自警団が集う、この巨大な物語を観に来たんだよ。
・Captainの後方に輝く若い女性はSaskia、すなわち1642年に亡くなった、レンブラントの妻か。
・人物ひとりひとりのポーズと表情と仕草が異なり、衣服のマテリアルの表現もそれぞれに違う。いったい何種類を描き分けているのやら。
・中尉の足のあたりを1975年にunbalanced man(優しい表現)がダメージを与え、修復したそうな。ひどいぞ。


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ところで、朝一番に入り、一目散に「夜警」の部屋に来て正解だった。
9時30分にはもう人だかり、10時には大混雑となった。絵の前に70人はいるだろうと思われる。
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1Fの踊り場にある小カフェで休憩。初めてストロープワッフルなるものを口にした。甘くて美味。ラテと合わせて4ユーロ。
外は大雨、にわか雨か。

■国立ミュージアム
「ワーテルロー」は夜警と並ぶここの目玉作品だ。
いささか、ウェリントンをヒーローに仕立てすぎ。

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タイトルも作者もメモし忘れたが、この音楽一家が良いな。
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デルフト焼きに見る東洋のイメージ。なんか酷いな。
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オランダ植民地コーナーにあった長崎の出島。ジャワのように日本を攻略できなかったのは、それは残念でした。
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バタヴィア産の小判なんてのもありました。
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フェルメールの牛乳女にラヴ・レター。
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個人的にはこの「The Merry Family」が気に入った。赤ちゃんの表情が二重丸。
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■アムステルダム博物館
15時55分より入館。11ユーロは高いなぁ。
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先史時代から現代までのアムステルダムの発展の歴史が事細かに紹介されている。
・水との闘いの歴史。
・1421年と1453年に大火事が発生し、そのために木造からレンガ造りへと街を大改造したとある。
・1394年にcivic guard charter が締結された。

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17世紀の栄華と、その後の没落の激しさよ。
1780年代にフランスに占領され、王国として復活した際には、イギリスの船が入港しないので、ウルトラリッチから極貧国に転落した、と。
そこから遅き産業革命を経て、見事に復活したとある。

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ひどいな。オリンピック史上も、世界史上も、日本が「存在しない」ことにされているぞ。どこの差し金かな?
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オンデマンド・ビデオは日本語OKなのは嬉しいが、待ち時間が多くなるのは宜しくない。
あと、同性同士の結婚を世界で最初に合法化したことを誇らしげに解説されてもなぁ……。


■市街を散策
・自転車専用車線に専用信号
歩道通行禁止なんて、これぐらい用意しないと無理でしょう。

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・レンブラント広場
ガイドブックによると、夜警の登場人物たちがレンブラントを取り囲んでいるそうな。
この日はレンブラントの像しかなかった。残念。
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・ペー・セー・ホーフト通り
国立ミュージアム近くのハイブランドの集う繁華街。でも、パリやロンドンに比べると……。失礼ながら、地方都市の"なんとか銀座"って感じがする。

・9ストラーチェス
確かに、他の地区よりはセンスが好さそう。
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■犯罪未遂事案、発生です
西教会を曲がってアール・ヌーヴォー・スタイルのショッピング・アーケードへ。
「えっ、これだけ?」
期待させておいて、これはない。
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こんなもん、ガイドブックにわざわざ掲載すんな。

で、そこから北上してホテルに戻る途中、「道を教えて」と中年男がやってきた。
「どこ出身?」「ツーリストか?」怪しいぞ。
そこへ新たに二人連れの男が現われ、EUマークの身分証のようなものを提示し「パスポートを見せろ」ときた!
アホかい! もう周知のスリ手法として拡がっているから、やめておけばいいのに。
「No,Thank you」で突っぱねて去った。3人ともアラブ系かな?
あぁ、英語をまともに話せれば、他に言いようもあったのに。

で、方向音痴ぶりを発揮して、ムント広場まで歩いてしまった。

19時10分にホテルに戻り、洗顔&小休止。
再出発し、今宵のコンサート会場へ。

■HET CONCERTGEBOUW コンセルトヘボウ

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純粋なコンサートホール。その外観、内装とも雰囲気を盛り上げてくれる。
今宵のプログラムは、
Joshua Weilerstein 指揮、
Jean-Efflam Bavouzet ピアノ、
Nederlands Philharmonisch Orkestによる
・バーンスタイン
・ベートーヴェン
・ドボルザーク
とある。
「Uit de Nieuwe Wereld 新世界より」が楽しみだな

チケットは当日朝にインターネットで購入したのだ。残り3席だから焦った。
Grote Zaal 大ホールの前より中央付近、10列目22番で42ユーロ。安い。

さてさてさて。肝心の演奏は……。
1曲目終了後、ステージの中央に華々しくピアノがせり上がり、ゲストのピアニストが登壇。ここまでは良かったが、どうやら調律に狂いがあるようで、素人耳にもおかしいのがわかる。ピアニストも戸惑いを隠せなかったようだ。

3曲目は「新世界より」の途中でPA機材のハウリングノイズが発生し、指揮者も困っていた。そのせいか、演奏にも数か所のミスが発生し、指揮者が頭を下げるハメに陥った……。
最後は無事拍手で終えたが、結構な数の観客はスタンディングしなかったな。

ん、少し残念。

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21時50分に終了。22時20分ごろホテルに戻る。

続きます。