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マッターホルン一望 ♪


2015年7月21日(火) アルプス一万尺、万歳

6時に起床してトマトジュースを飲み干す。朝食などどうでも良い。30分後にはゴルナーグラート鉄道の始発駅に到着。待ち人多し。
45分にカウンターが開き、チケットを求める長い待ち行列ができた。

ゴルナーグラート行きの往復チケット代金は43CHF。スイスパスで半額でもこの高額さだ。
計画通り、7時の始発便に何とか乗車できた。
左の髪の毛が立ったままだけど、いいや。

日本人と中国人が多い。進行方向右側の席はいっぱい。帰りはそこへ座ろう。

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なぜ多くの人が、こんなに朝早くから地方のローカル線にすぎないGornergratbahnゴルナーグラート登山鉄道に乗り込むのか。
その答えは、7時30分に到着した、雪と山と空しかない終着駅にある。

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■ 天国は、ここですか!!

高く蒼く雲ひとつなき空の下、Matterhornマッターホルンは力強く、優雅にその姿を見せつける。

標高4478メートル。人の存在などスルーするかのような壮大なスケール感が本当にたまらない。

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さて、SONY WALKMANアプリで「響け! ユーフォニアム」のサントラ「おもいでミュージック」Disk2を聴く。
いやいや、『三日月の舞』(松田彬人)は、このアルプスの光景にピッタリだ。


標高3089メートル。ここGornergratゴルナーグラート展望台こそ、今回の旅のハイライトだ。
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Monte Rosa モンテ・ローザ(標高4634メートル)の下には、多くの氷河がその存在を誇示している。
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ここには太陽中性子検出装置なるものもあるんだな。

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ホテルの部屋に用意されていたスイスチョコを平らげる。

ああ、9時になると複数の団体客がわいわいとやってきて、展望台は人混みとなった。
美術館もそうだが、展望台に来るのは始発に限る。

10時10分、1896年開業の山岳ホテル「3100クルムホテル・ゴルナーグラート」のカフェに入る。
カプチーノとガスウォーターで9.6CHF。

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10時30分、マッターホルンに雲がかかってきたぞ。早く来て正解だった。


■ハイキングは楽し

地球の歩き方2014~15版のp135に読者投稿「『これぞスイス』という光景」が掲載され、リッフェルアルプ~スネガの歩き方と、その魅力が紹介されている。今回はこのコースを歩かせてもらった。「中央区 こまき '11」さん、ありがとう!

よし、ゴルナーグラート鉄道を下り、Riffelalpリッフェルアルプで降車し、Sunneggaスネガへ歩くぞ。その後、ケーブルカーでツェルマットへ戻るのだ。
朝食抜きか……。チョコのありがたさよ。

登山鉄道は斜面を下る

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11時30分にリッフェルアルプ駅に到着。
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ハイキング開始。
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林道は空気がとても澄んでいる。気分がいいぞ。
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林、山、岩の変化を楽しみながら歩く。自然に鼻唄も奏でられる。
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道はやはり平坦ではない。いつものレザーウォーキングシューズにして良かった。
朝は長袖シャツ+パーカーで良い按配だったが、歩き始めて数分で、シャツを半袖にすればよかったと想う。
袖をまくって……ああ、帽子のないのは大失敗だった。


12時20分、道中のレストランでブランチ。
仔牛肉のソーセージとパスタ、グリーンサラダにガスウォーター。
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ビールが美味い! Heinekenでソーセージも美味い。サラダで栄養面もバッチシ。
体が温かくなった。
デザートはアイスクリームとカフェオレ。しめて64CHF……。
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14時5分、出発だ。

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予定を少し変え、坂を下ってMoosjiseeモシェ湖に立ち寄ることにした。

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14時50分に到着。小さな、でもきれいなグリーン色の湖だ。

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上りの山道がきついぞ。しかも長い。

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コスモス畑。癒されるなぁ。

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15時40分、Sunneggaスネガにたどり着いた。

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無装備なので簡単なハイキングコースを選んだはずが、なかなかどうして。
足が棒のよう。でも、達成感はあるぞ。

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あと、僕はメガネ君なので、オーバーサングラスは大正解だった。目が全然疲れていない。

ひとり乾杯。3時間も歩いた後だけに、格別の美味さだ。
ほろ酔いで遭難したらアホだが。

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ここでも、マッターホルンの存在感は群を抜く。

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さて、戻ろうか。


■人の世界へ戻る
スネガの頂にあるツェルマット行きケーブルカー乗り場へ。

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16時25分に出発し、15分後には、ツェルマット駅に着いた。料金は8CHF、スイスパスで半額だった。

ものすごい陽射し! サングラスがなければどうなっていたことやら。

Matter Vispaマッター・フィスパ川沿いを歩く。
川は本当に乳白色の濁流なんだな。

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ツェルマット駅で、Zurichチューリヒまでの時刻表を入手した。で、予約はできないそうな。


■Matterhorn Museumマッターホルン博物館

初登頂までの労苦、ウインパーの功績、観光地化する前のツェルマット村民の暮らしぶり(極貧!)、初期のホテル群などの多彩な展示。ここもスイスパスで入場料は免除された。

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モンテ・ローザホテル開業期のフロントと客室があった。なんか、嬉しいぞ。

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18時40分、モンテ・ローザホテルへ戻った。
あらためて見ると、なるほど、ホテルの側壁にマッターホルン初登頂を果たしたウインパーのレリーフが嵌め込まれている。

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ふたたびツェルマット村の中心部を散歩する。
ホテルが実に多い。場所によって客層の異なるのは、世界の現実を直視する思いだ。

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古い穀物倉庫を使用した店舗も多かった。

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先に郵便局で買った切符を貼り付け、日本へのポストカードを投函した。

あ、いいな。夕暮れのマッターホルンと、弦月。

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夕食はホテルで。仔牛のターターとワイン。
おい、熱いはずのデザート(加熱プリン)が冷たいぞ。当然クレーム。コーヒーも来ない。ベチャクチャしゃべってないで、仕事しろっ!
昨晩はパーフェクトだったのに、なぜ、担当者によってこんなに違う?

文句はさておき、明日も山を歩こう。
続きます。