キリマンジャロ山と大型動物の写った写真を見て、いつかは訪れたいと思っていたケニア。GWを利用して一人で出向くことにした。
そして、イスラムとアフリカ文化の融合した「スワヒリ文化」を体現するザンジバル島、ストーンタウンも歩いてきた。

仕事の都合でンゴロンゴロを断念して、本当の弾丸旅行(6泊8日)になってしまったが、ツアーに頼ることなく、思い通りのひとり旅を愉しむことができた。

【参考データ】
往路便
 2018年4月27日(金) 関西国際空港23時45分発EK317便、ドバイ行き
 2018年4月28日(土) ドバイ国際空港10時15分発EK719便、ナイロビ行き
タンザニア国内移動便
 2018年5月1日(火) アルーシャ空港15時10分発PW425便、ザンジバル行き
 2018年5月3日(木) ザンジバル港9時30分発・高速船Kilimanjaro-6号、ダル・エス・サラーム港行き
復路便
 2018年5月3日(木) ダル・エス・サラーム国際空港16時45分発EK726便、ドバイ行き
 2018年5月4日(金) ドバイ国際空港3時40分発EK316便、関西国際空港行き

ナイロビ宿泊先:InterContinental Hotel Nairobi(インターコンチネンタル・ナイロビ:1泊)
アンボセリ宿泊先:Ol Tukai Lodge Amboseli(オル・トカイ・ロッジ:2泊)
ストーン・タウン宿泊先:Zanzibar Serena Hotel(ザンジバル・セレナ・ホテル:2泊)


■楽しい旅行は入念な準備から

・ケニア入国にはVISAが必要です。
おや、オンラインでVISA申請ができるとな? 便利な世の中になったものだ。
HPから必要事項を記入して、申請代金51USDをカードで支払い……。
メールでの通知はなかったが、なんと翌日にはオンラインVISAが発行された。これを印刷して持参すれば良いのだな。
http://www.kenyarep-jp.com/news/15/150820.html

・タンザニア入国にもVISAが必要
こちらは東京のタンザニア連合共和国大使館か、大阪の領事館での手続きが必要だ。幸い、大使館への郵送申請ができるのでそちらを利用した。
まずは郵送したい旨をメールで申請すると、送付先が送られてくる。
大使館のHPから申請書をダウンロードし、必要事項を書き込む。パスポートと証明写真、それに大使館から自宅への発送料金分の切手を貼った封書を揃えて大使館へ書留で発送したのが4月2日だ。その後、書類が確認できたので以下の口座へ6千円を振り込むよう指示され、その通りにすると、12日にシングルVISAの貼り付けられたパスポートが返送されてきた。申請からちょうど10日後に受領できたことになる。
なお、タンザニア連合共和国大使館の係員の対応は、とても丁寧であったことを明記しておこう。
http://www.tanzaniaembassy.or.jp/Japanese/Consular_Matters_Japanese/visainformations_jpn.html

・黄熱病ワクチンを接種してもらう。
イエローカードがないとケニアからタンザニアへは入国できない。
予防接種の日程は火曜日の午後と決められており、前々週の月曜日に予約した。
電話予約の際に、病歴、アレルギーの有無、服用中の薬等を確認された。
で、4月のさる火曜日の午後、兵庫県は和田岬の端っこに存在する神戸検疫所へ出向き、生ワクチンを接種してもらった。
感じの良い女性医師はいろいろと注意点を教えてくれた。ありがとうございました。
なお、この検疫所で、虫よけ成分ディートが最高濃度の30%包含された「ムヒの虫よけムシペール@30」が紹介されており、Amazonで2本購入した。(1本だと無くなった時が恐いので → 旅行中、本当に1本を使い切り、2本目も半分を消費した。)
https://www.forth.go.jp/keneki/kobe/




・マラリア予防薬。高い!
黄熱病ワクチンを接種してもらったその足で、神戸市須磨区にある「阿部内科医院」へ出向き、マラリア予防薬を処方してもらった。同医院のHPによると日本で処方されるマラリア予防薬には3種類あり、僕は一番副作用の少ないとされる、ただし毎日服用しなければならない「マラロン」を希望し、処方してもらった。
保険が利かないので、1万円を超える支払いとなった。……これも必要経費だ。
http://abe-naika-iin.com/travelmedicine.html

これで準備が整ったぞ。
旅のテーマはは次の三つだ。
1.サファリ・ドライブを愉しむ。
2.キリマンジャロ山の雄大な姿を目に焼き付ける。
3.スワヒリ都市の多国籍文化を肌で感じる。

さぁ、出発!


■2018年4月27日(金)

フレックス制度を活用して会社を早めに退出し、いったん自宅へ戻る。

19時28分、JR三ノ宮駅から関西国際空港行きバスに乗車。
20時35分に空港へ到着。すぐにチェックインを行う。

海外旅行保険はいつもの3千万円コースだが、8日間だから10,760円もした。
190,279円を1,715USドルへ両替。

今回は予備カメラとしてNIKONの防水カメラを持参したので、専用のSDカード32GBを4,050円で購入。これは無用な出費だったとわかるが、後の祭り。

21時16分にセキュリティチェックへ向かう。はじめてFAST LANEを利用した。早くて良いぞ。
21時30分には出国できた。
その足でサクララウンジへ。ビールとから揚げとソーセージの夕食だ。
時間が余って仕方がないな。

28番ゲートはすでに乗客でいっぱい。23時に搭乗開始。777-3OOERだ。
今回は思うところあってビジネスクラスを選択したのだが、やはり良いな。
シャンパンでのどを潤し、ディナーメニューとワインリストを眺める。
アメニティバッグはBVLGARIだ。男性用(ブラウン)は機内使用専用の構造となっているが、女性用(アイボリー)はインナーバッグとしても使えそうで良さげだ。

そうこうしているうちにランディングが始まった。23時45分、スムーズに離陸。
南アフリカ航空と同様、シートにマットが敷かれるんだな。ありがたい。

驚いたことに、スリッパをリクエストしたら「用意していない」との回答。なんだかなぁ。
(トイレに行くたびに靴を履く羽目に。復路便ではマイスリッパを持ち込んだ。)

天井には星が灯され、機内は夜モードに。
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1時30分に夕食が出る。赤いボルドーワインとビーフステーキは実に美味だ。
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まだまだ先は長い。映画『おおかみこどもの雨と雪』を鑑賞。
「泣いてないよ、滴だもん」
ん、良作アニメーションだが、もう少しひねりが欲しいところ。

眠れないが横になる。あれ、フルフラットシートじゃないんだ。いまどきライフラットはないでしょう。

7時30分、機内は朝モードに。
7時50分に朝食が出るが、オムレツに固いクロワッサン……ハッキリ言ってよろしくない。二度と選択しないぞ。
(復路の和食は実に美味だったが。)

8時35分、Gwadar上空。外気温-49℃。

9時10分(4時10分)着陸モードへ。7,600kmの旅も一旦クローズだ。

4時40分、ドバイ空港に到着。

4時55分、セキュリティチェックを抜ける。それにしても広い空港だ。
5時15分、空港2階のエミレーツビジネスラウンジへ。
只酒を飲んで、少し休憩するか。
ゲートC8は遠いので8時にはラウンジを出て歩かないと。こんなに広い空港なら、関空のようなシャトルを導入するべきだったろうに。

パンとコーヒーで朝食第二弾。フレッシュジュースも美味。待ち時間長し。ヘミングウェイの短編集でも読もう。

8時55分、ゲートC8に近いビジネスラウンジへ移動。コーヒーとケーキ。もう腹いっぱいだぞ。
ゲートC8を9時40分に通過し、50分に搭乗開始。今度は777-200LRか。
やはりCクラスは快適。昼便だから窓側のシートにして正解。
機内の撮影には広角12ミリレンズが効力を発揮した。
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A380か……いつかは乗るぞ。
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ドバイからナイロビまで3,561km、4時間33分の旅が始まる。

10時33分take off、まだまだ建設途中のドバイの街を眼下に望む。都心部以外は、本当に砂漠なんだな。
入国カードと税関申告書を記載しておこう。

時速840kmで1万メートル上空を飛行する中、オレンジジュースが美味い。ナッツも温められており、実に良い。
あれ、アメニティグッズは配布されないのか。
昼食は前菜が美味だった。チキンはいまひとつ。
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『In This Corner of the World』(この世界の片隅に)
3度目の鑑賞となるが、何度見ても良い作品はやはり良い。思わず涙ぐんでしまった。
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ナイロビ上空、雲の層が厚い。その下は見渡す限りの草原だ。
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14時2分にランディング、バスでターミナルビルへ移動……曇り空なのに、こんなに暑いとは!
14時25分、オンライン申請しておいたVISAは回収され、拍子抜けするくらい簡単に入国完了。
14時40分、オフィシャルタクシー申請所で車を呼んでもらう。代金25USDは先払いか。

■ケニアの首都、ナイロビは車社会です。

タクシーに乗って街へ向かう。強烈な日差し! 暑い! そして圧倒的な日本車の比率! 乗用車に限っては90%以上じゃないだろうか。
このタクシーもローレルだし、そういえば、右ハンドル・左側通行なんだな。(タンザニアもそうだと後に知る。)

空港を出るとすぐに渋滞につかまった。排気ガスのひどさは想像以上だ。
運転手によると、今日は土曜日だから渋滞がひどいとのこと。
暑いのは当たり前。エアコンが効いていないのか。
それに、信号が本当にないぞ。
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幹線道路は汚いことこの上ない。停車車両にはたちまち物売りが寄ってくる。ペットボトルの水はわかるが、ネクタイ、バナナ、鏡、サッカーボール、ショルダーバッグと何でもありだな。

15時35分、インターコンチネンタル・ホテルに到着。チップとして5USDを渡す。
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驚いたことに、ホテル敷地への入り口ですべての荷物と体のセキュリティチェックを受けることに。
宿泊客ひとりひとりの入退場の際にも、係員が頑丈な扉を開閉することを後で知った。

ホテルのロビーは重厚なインテリア。安心のインターコンチネンタル仕様だ。
チェックインを済ませて、部屋で少し休憩。部屋は大通りの裏手に当たり、残念ながら眺めは良くない。
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ナイロビの街は治安が良くないと「地球の歩き方」に書いてある。
歩くのは最小限に、注意力を臨界にまで上げて、16時45分、小観光に出発だ。

■ケニヤッタ・インターナショナル・カンファレンス・センター

ホテルから歩くこと約10分、この国際会議場はナイロビの象徴的建物で、ちょうど市役所の対面に位置する。
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ビル前のシティ・スクエアにはケニア建国の父、ジョモ・ケニヤッタの像が置かれている。
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敷地入り口でセキュリティチェックを受け、ビル入り口でまたまたセキュリティチェックを受け、入場料金15USDを支払い、エレベータで26階まで上る。
2か所の階段を登り切ると、ビル頂上の展望台だ。
ここからナイロビ市街を一望できる。が、感動するほどではないな。
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ビルの入り口にも、エレベータを下りた階段の上り口にも小銃を持った軍警察官が控えていた。ものものしいし、観光名所にしては寂しい雰囲気だったな。

観光はこれで終わり? 寂しいので、大通りを少し歩き、ガイドブックに「歴史的建造物」と書いてある場所まで歩く。途中、ハロー・フレンドだの、ミスターだの声をかけてくる怪しげな男女はすべて無視だ。
で、「歴史的建造物」はこんな感じ。博物館になっているみたいだが、中へ入る気はしないなぁ。
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ホテルへ戻る。おお、玄関前のポールに日の丸が掲揚されている。嬉しいぞ。
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夕食はホテルの洋食レストランで。一流ホテルなのにディナー・バイキングってどうなのか。正直、メニューもいま一つ。それでも3,650KSH(ケニアシリング)もするとは。不合格。
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満腹になったところで続きます。
明日はゲームドライブ、楽しみです。

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のん
バンダイビジュアル
2017-09-15