■アンボセリ国立公園、オル・トカイ・ロッジへ。陸路の移動もまた楽し

2018年4月29日(日)5時30分起床
朝食は関空で買ったパンとホテル部屋のジュースで手早く済ませる。NTT docomoの海外ローミングを開始。手や首への防水スプレーの散布もOK、車酔い止めも服用した。
6時50分、ホテルをチェックアウト。

さて、アンボセリのOL TUKAI LODGE オル・トカイ・ロッジからの迎えの車が来ているはずだが……。

ロビーでドライバー氏と挨拶を交わす。このMr.Elkana エルカナさんと、これから三日間の旅を共にすることになる。

今回の旅行はあくまでも個人旅行・一人旅にこだわったのだが、東アフリカでの移動は事実上、車か飛行機に限られる。サファリの舞台に公共交通機関は存在しないし、旅行会社のツアーに参加すると行動に制限がかけられるだろうから、思い切ってホテル=OL TUKAI LODGE オル・トカイ・ロッジに相談してみた。
そうこうして、
・ナイロビ~オル・トカイ・ロッジ~タンザニアのアルーシャまでの移動、
・3日間のゲームドライブ
を含めて専用車を手配してもらうことになった。費用はかかったが、満足のゆく旅となった。

さて、車は4WDトヨタ・ハイエースをサファリ仕様に改造したもので、ドアにOL TUKAI LODGEの文字が入っている。ルーフは全面的に開放される仕様となっており、サファリで威力を発揮する。良いぞ。

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スーツケースを後部ハッチに収納する。このハッチは通常のキーではなく、ゴツイ錠が取り付けられている。「セキュリティのため」だそうな。

出発前にチップとして50USDを渡す。これまで経験してきたが、この「チップの半分を先に渡す」のが重要で、これで相手の気持ちをつかむことができるのだ。

7時に出発。アンボセリ国立公園までの220km、5時間以上のドライブが始まった。
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拙い、本当に拙い僕の英語力で会話を試みる。相手もわかりやすく話してくれる。
・個人所有の乗用車を除き、ケニア国内のすべての車両は時速80kmでリミッターが働く。
 (実際に加速してもらったが、本当にリミッターが働いて強制減速するのだ。)
・トラックが本当に多い。この幹線道路(通称、モンバサ・ロード。港湾都市モンバサ~ナイロビ~内陸のウガンダまで通じる)には数か国のトラックが走る。その距離、なんと1,000kmに達する。あちこちで停車している大型トラックを見かけたが「ドライバーが仮眠している」とのこと。
・ケニアでは中古の日本車が圧倒的シェアを有する。トヨタ車は頑丈かつ保守パーツが豊富なことから、人気が高い。
・ケニアには丘と平地が混在し、起伏が多い。いわゆる山は少ない。
・学校教育は小学8年生+高校4年生。小学生の授業は英語で行われる。だから国民のほとんどが英語を難なく話せる。
・よく聞く「ガリブ」は「ようこそ」の意味だそうな。
・日曜日はジュマピリ。日本の月火水~(惑星)を話すと感心していた。

驚いたことに、このドライバー・エルカナ氏は簡単な日本語を知っている。まぁ、「ありがとう」「こんにちは」「ぞうさん」「シマウマ」「さる」「ひひ」「キリン」の類だが、それでもサファリが楽しくなったことを明記しておこう。
(「zousan&sunset」の写真撮影を薦められる等)
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9時過ぎにEmali近郊の店で休憩をとる。ここはカフェと土産物屋を兼ねており、物色することに。
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ひと足早いが、キリマンジャロ・ストーン製のライオン像を買うことになった。自分用の土産だ。15USD。ついでにスプライトも。2USDは高いなぁ。
9時45分、再出発。
9時55分、モンバサ・ロードからオルイトゥクトゥク・ロードへ分岐。Google mapを見ながら走ると、よくわかる。文明の利器バンザイ。
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ところで、よく見かける木は何か? そうか、あれが「アカシア」でしたか。「アンブレラ・アカシア」「イエローバット・アカシア」が代表的な木だそうで。
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そうこうしているうちに、車は「マサイ・ランド」へ入る。おお、土が赤い。
道路標識「50km/hで走れ。動物のため」をみかけたら、舗装道路は終了。一気にガタガタ道へと変遷した。これは4WD車じゃないと走れないし、酔い止めを服用して正解だった。
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おお、キリンが悠々と。……邪魔なんですけど。
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ロバの群れ。車より動物が優先されるんだな。
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11時15分、アンボセリ国立公園のゲートに到着した。
ここで入場料金都合2日分、120USDを支払う羽目に。しかも現金は不可で、カード支払い専用とな?
つまり、カード所有が当たり前の社会なんだな。
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11時38分、アンボセリ国立公園に入場! ここで車のルーフは開放され、サファリ・モードに。いいぞ!
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大雨季だから覚悟はしていたが、道路の一部が完全に水没している。三日後に、これで泣かされることになるのだが、それは後の話。
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小動物多し。
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あれがうわさに聞く「雨の塊」か。
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12時50分、アンボセリ国立公園内のOL TUKAI LODGE オル・トカイ・ロッジに到着した。
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ロビーはこんな感じ。
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なるほど、部屋は半独立のロッジなんだな。
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昼食は屋外のテラスでバイキング。実に心地よい。
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日本人客も二組いた。そして猿も多い。
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雨が降ったり、突然やんだりで、不安定な天気だな。

■サファリの王道、Game Drive!


さて、マラロン(マラリア予防薬)を服用したし、16時、ゲーム・ドライブに出発だ。

暑い。陽射しは厳しくサングラスを持参したが、車内なのでなくても平気だ。

バッファローを発見。体重800kgか。ライオンは4匹がかりで、バッファローを襲撃するとのこと。
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で、そのライオンを発見してくれたのは良いが、僕のカメラ=SONY ミラーレス一眼カメラ α6000 ボディ グラファイトグレー ILCE-6000 H+SONY標準ズームレンズ Vario-Tessar T* E 16-70mm F4だと、小さくて良く撮影できないぞ。
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ドライバー・エルカナさんが貸してくれた双眼鏡なら良く見えるのに!


【教訓】
サファリには高倍率の望遠レンズこそが必要だ。
今回持参したVario-Tessar T* E 16-70mm F4 は、役不足だった。
広角レンズ(SONY 16mm F2.8+ウルトラワイドコンバーター VCL-ECU2)はほとんど使用しなかった。

あと、服装について。
現地は暑いので半袖。サファリでは半袖一枚+朝にウインドゥブレーカー(パーカー)で十分だった。


アフリカゾウの群れは、この後もたびたび見かけることとなる。ここは象の王国なんだな。
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ダチョウ。
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冠鶴。日本では見かけないな。
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標高5895メートル、アフリカ最高峰のキリマンジャロ山は雲に隠れて良く見えないや。
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18時30分にホテルへ戻ると、蚊帳が準備されていた。
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夕食もバイキングって、ここは三食がバイキングなんだな。まぁTUSKERビールともども美味しいから問題なし。
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部屋へ戻る。この灯りのない真っ暗な感覚は久しぶりな気がする。これが自然本来の姿か。

で、部屋ん中は虫だらけだ。蚊帳がなければ悲惨だ。
さすがにバスタブはないか。水もお湯も貴重だし。シャワーを浴びて、早めに寝ます。

続きます。