■ダル・エス・サラームへ高速船で移動します

2018年5月3日(木) 6時40分起床、曇り、最終日。

7時35分にチェックアウトし、タクシーを呼んでもらう。ホテルスタッフに船の時間を告げると、時間が十分にあるので朝食を摂るように勧める。これもアフリカ的ポレポレなのだろうか。

クロワッサンとドーナツ、コーヒーだけの簡単な朝食にとどめておく。
ここのブラックコーヒーは苦みが少なく、実に美味だった。
そして、この素晴らしいインド洋の光景ともお別れか……。

8時にタクシーに乗車。なんと裸足で運転しているぞ。
あれ? 渋滞がない。予想外の8時5分に港に到着した。5USDがないので10USDを渡す羽目に。
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ザンジバルの出国カードを書く。ここの係員は制服を着用していないので、わかりにくい。
女性は普通のムスリム服(?)にカフィーヤを被っているだけだし。

ボーディングパスにも出国スタンプが押された。
セキュリティチェックの後はVIPラウンジに案内されたが、自動ドアが壊れている。気の毒な係員が手で開閉していた。
ラウンジの中は暑い。エアコンは24℃設定だが、これじゃぁ外の方が良いのでは?
高速船の揺れに備え、酔い止めを飲んでおく。

このVIPルームはとても広く、十分な数のソファーが置かれており、ソフトドリンクもフリーのようだ。

9時5分時点でVIPルーム内には50人近くいる。昨日、チケットを買っておいて正解だった。

9時12分、高速船Kilimanjaro-6号にボーディング。座席は決まっていないみたいだ。
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レーダーは安心の古野電気製。
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座席には大型のタッチスクリーンまであり、飛行機の室内のようだ。
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色付きお湯のような紅茶と硬いパンが配られる。美味しくない。

で、出航予定時刻を15分過ぎても、後からポロポロと乗り込んでくるのは、アフリカ的ポレポーレってやつか。
9時45分出航。しかし、本当によく揺れる。

10時25分、アフリカ大陸東岸がみえてきた。
11時42分、ダル・エス・サラームへ到着した。よく揺れたなぁ。
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強い雨の中を下船。
これ、生きた鶏が入って鳴いています。
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で、タクシーのキャッチにつかまってしまった。
やはり白タクなんだろうな? まぁ、親切に荷物も持ってくれるし、トークも面白いし(英語×な僕でもよくわかる)、まぁいいか。
12時、荷物を受け取って港を出発。空港まで1時間弱かかるというので、市内の小観光はあきらめた。

タクシーはスパシオだが「TAXI」表記がない。まぁいいか。ここも右ハンドル車か。
ダル・エス・サラームの市街を車中から観察。正直、日本の地方都市と変わらないイメージ。
なるほど、スワヒリ語「アラカ」はgood、「トリスティ」はclean、「ムゲニ」はtouristか。

12時50分、タンザニア初代大統領の名を冠するニエレレ国際空港に到着。
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で、空港駐車場のエントリー・フィーが20USD? チップ5USD?
結局、45USDも支払う羽目に。
旅の最後に白タクにつかまるとは、油断していた。

12時55分、セキュリティチェックを受ける。あれ、電光掲示板だとエミレーツはONTIMEなのに、カウンターは閉鎖されたままだ。空港係員に訊くと「待つしかない」そうで、これもアフリカ的なポレポーレか……。もう慣れたよ。

待つこと30分、13時25分にチェックイン&スーツケース預け完了。で、また出国カードか!
13時40分出国&再びのセキュリティチェック。多分に、途上国の係員は態度が横柄だ。

さて、空港でお土産を買おうか……お菓子がないぞ!(ヨーロッパ産のチョコなんかいらん。)
紅茶、スパイス、ジュエルペンなどを購入。

14時25分よりラウンジでひと休み。ビールとクロワッサンとケバブ。虫は多いし、クロワッサンには何か混ざっているし、ひどいラウンジだ。ファースト&ビジネスクラス専用とは思えん。

15時55分ボーディング。777-300だ。シャンパンでのどを潤す。やはりCクラスは良いな。貧乏ラウンジとは雲泥の差だ。
隣席のインド人女性は声が大きい。こんな機内で電話せんでも……。

信じられない失態! 頭上の荷物を取り出した際に、シャンパンのグラスをひっくりかえしてしまい、ズボンとシートがシャンパンまみれのずぶ濡れに! アホか! 
で、キャビンクルーは「お席を替えましょう」とだけ言ってくれた。ありがたい。窓側ではなくなったが、助かった。
バッグの中にハンドタオルを入れておいてよかった。濡れズボンはなんとかなった。
マラリア予防薬のマラロンを忘れずに服用。

16時35分、タキシング開始。55分に離陸。5時間、3979キロの航空旅行が始まった。
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夕食は実に美味。今回の旅で最高の味だった。
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(すみません。メインの写真はぼけています。)

映画『Breakfast at Tiffany's』日本語吹替版を鑑賞。ヘップバーンはファニーで実に良い。

ダル・エス・サラームの幹線道路を走っている際、日本の地方都市に似ていたことを思い出した。中国人観光客が日本に来て「懐かしさを感じる」と答えていた、何かの記事を思い出した。ドバイや西欧を旅すると、「日本の地方はそんなに豊かではない」と感じるようになったことだし、日本はいつまでG7の椅子に座っていられるのだろうか。
そんなことはともかくだ、お腹の具合がやはり悪い。キツイなぁ。

21時58分、ドバイ空港に着陸。
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セキュリティチェックでアラームが鳴る。なぜ? 二回目はOKだった。

お土産を買おう。空港の免税店でデーツ(ナツメヤシの実)を購入したのは良いが、中国人女店員の態度の悪さと言ったら! 害悪を世界中にまき散らすなって。

お腹の調子が悪い。エミレーツ・ラウンジで休むことにする。

空けて5月4日の2時30分、Cエリアのラウンジへ移動。本当に遠いなぁ。
2時50分、ゲートC2へ入る。3時15分ボーディング開始。
関西空港行きのCクラスは満席だ。57分に離陸。
大阪まで7489キロ、9時間弱の旅だ。
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11時頃朝食が出たが、これは美味かった。
次もこの和食にしよう。
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エミレーツ便は食事の質が高い。それに、キャビンクルーのサービスも素晴らしい。
・枕:クッションとして使っていると「もう一ついかが?」と用意してくれた。
・トイレ:下痢で苦しんでいると「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた。
・水やドリンクの配膳のタイミングが絶妙だ。
だからDUTY FREEで買い物をした。
これまでノースウェスト(デルタ)、キャセイ、南アフリカ航空、エールフランス、オランダ航空のビジネスクラスに搭乗してきたが、サービスの質はエミレーツが優れていると思う。

11時45分、いよいよ。大阪へアプローチ。このフライトの間にまさか3回もトイレで苦しむとは思ってもいなかったぞ。

17時55分、関西国際空港へ到着。大阪は晴れ渡っている。

いちおう、空港の診療所(?)へ出向き、容体を伝えておいた。おそらく旅行性の下痢だろう、とのことだった。
生水だけでなく、誰がどんな手で触ったかわからない「カットフルーツ」もNGだと教えてもらった。たくさん食べたなぁ。

18時35分に入国。残金1,140USDを122,140円に両替。

GWだけあって、神戸・三宮行バスは満席だ。
三ノ宮を経由して、21時に自宅へ戻る。

これでケニア、タンザニア個人旅行記はおしまいです。
最後まで拙文にお付き合いくださり、ASANTE SANA!

KWA HERI!
(スワヒリ語ね)