19世紀に帝国主義を推し進め、いまなおThe CommonwelthとUnited Nationsを通じて世界に影響力を駆使するブリテン=大英帝国。その首都、ロンドンはローマ時代から戦争を通じて集積、熟成された文化の都でもある。いつか旅したいと思っていたが、ようやく現実のものとなった。

はじめてのロンドンだ。小難しいことは考えずに、まずは歩いて楽しむこととした。
ロンドン塔、バッキンガム宮殿などの定番コース、シャーロッキアンな観光名所、さすがに充実している複数の戦争博物館を訪れた。
ロンドンは何回も訪れる価値がありそうだ。

※古い旅行記ですが、せっかくですので公開することにしました。

【参考データ】
往路便
 2010年3月7日(日) 関西国際空港12時20分発AF291便、パリ行き
 2010年3月7日(日) シャルル・ド・ゴール国際空港19時00分発AF1880便、ロンドン行き
復路便
 2010年3月13日(土) ヒースロー国際空港10時15分発AF1081便、パリ行き
 2010年3月13日(土) シャルル・ド・ゴール国際空港13時40分発AF292便、関西国際空港行き

ロンドン宿泊先:THE WALDORF HILTON(ウォルドルフ:6泊)


■2010年3月7日(日)ロンドン行き

服装には迷ったが、ロングコートではなく、ブラウンの尻丈ジャケットを選択した。ハンチング帽と合せて「ヴィクトリア時代の労働者風スタイル」の完成だ。で、この姿で高級ホテルに泊まったものだから、旅行中、すごく後悔することとなる。

バスで9時50分に関西国際空港に到着。エールフランスのカウンターへ。えっ? プレミアムエコノミーは満席? ビジネスクラスに変更? ありがとうございます!
(いまじゃ考えられないくらい、良い時代でした。)

現金は480ポンドを用意した。11時5分に出国し、34番ゲートで待つ。
11時40分ボーディング。

座席は6D、エンジンの前。良席だ。
でかいエンジン。ボーイング777-300ERはかつての747ジャンボジェットに代わる各航空会社の旗艦となる。
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シャンパンも赤ワインも美味い。
ランチも美味。
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シベリア上空は-60℃。地表が雪と氷に閉ざされ、機体の窓にも氷が付着している。とても住めないぞ。
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夕食は魚を押しつけられた。あまりおいしくない。
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フランスの大地を上空から俯瞰した第一印象、それは「農業大国」だ。広い大地に邸宅がポツン、ポツンとあり、集落には小屋と思わしき小さな家が密集している。農地の色も異なり、中世の三分農園法を思い出したぞ。
あの「荘園」や「身分制」が形を変えて存続しているんじゃなかろうか。かつての荘園主が地主・企業主に変わり、労働者はあいかわらず、という。(妄想)
まぁ、この大地が、住民のアイデンティティを形成したんだろうなぁ。

で、パリ郊外の住宅地の上空を多数の777が飛ぶのか。うるさいだろうに。

16時40分、シャルル・ド・ゴール空港に着陸、ターミナル2Eに到着。
ロンドン行きも同じターミナルだ。
このCDG空港、すでに6つもターミナルがあり、さらに増設工事中とある。

外気温は4℃。やはり日本よりも寒いな。

セキュリティではベルトまで外させられた。いやだなぁ。

エールフランスのラウンジへ。コーヒー+ピザ+フルーツに抑えておく。

あれ、19時発ロンドン行きのAF1880便が19時30分発になったぞ。
で、A321機にボーディング。シート8Aは最悪だ。ビジネスクラス~プレミアムエコノミー~エコノミーはカーテンで仕切られるが、そのカーテンが目の前。窓側だから足元は狭いし。

夕食が提供されたが、なんだ、これ? で、食べ終わらないうちに降下しはじめた……。
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GMT20時10分にヒースロー空港に到着した。
入国審査はスムーズ。なるほど、エレベータで地下に下りると地下鉄のターミナルか。
オイスターカード(3ポンド)に、運賃17ポンドを入金する。

で、看板がある。何々? 3月の6日から7日にかけて部分工事中で、時間がかかります? しかたないなぁ。
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21時15分、地下鉄に乗車。Heathrow Terminal4駅を出発し、Osterleyで降ろされて連絡バスに乗り換え、Hammersmith駅へ。そこからCovent Garden駅に到着した。
これも、また楽し!

Covent Garden駅で地図を見ていると、係員が親切に教えてくれた。
ホテル目指して歩く。気付かなかったが、すぐ右手にRoyal Opera Houseが優雅な姿でそびえている。
この辺りは劇場街か。
Strand Theatreの右隣が、今回お世話になるThe Woldorf Hiltonだ。すごく立派で困るぞ。
607号室はこんな感じ。
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あれ、変換プラグはもちろん、歯ブラシもないぞ。困った。
(海外ホテルでは歯ブラシセットは置いていません。)
さらに有線インターネット接続は24時間で15ポンド(2,100円)ときた。
(当時は、WiFiは普及途上でした。)

なんだかここまでくるのに疲れた。スケジュールは明朝立てることとしよう。


■2010年3月8日(月)3月のロンドンは、それはそれは寒いんです

われらがThe Woldorf Hilton Hotel
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8時30分起床。ホテルの朝食は良い。食べ過ぎた。そして歴史あるホテルの内装は実にゴージャス。
天気が良い! 出発だ。
これだ、求めていたのはこんな「ヴィクトリア時代っぽい」光景だよ。
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ホテルを出て、近くのSt.Mary Le Strandへ。閉まっている。
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イギリス空軍記念教会。ダウディング司令官の像がある。
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それにしても寒い! マフラーをぐるぐる巻き付ける。
次はウォータールー橋(ワーテルロー橋!)を渡って、テームズ川の南岸、ウォータールー駅へ。
日本の駅とあまりにもかけはなれた内部に少なからず衝撃を受ける。
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この国で「戦争」とは、第一次世界大戦を指すのだとわかる。
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ロンドンアイ。誰かと来たいな。
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ウエストミンスター橋。ここからの光景は実に気に入った。
(実はこれ以降、ロンドンを訪れるたびにここで写真を撮っています。)
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ロンドンの象徴、ビッグ・ベン
(当時はまだエリザベス・タワーと呼ばれていませんでした。)
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さて、トラファルガー広場に向かって歩こう。
ダウニングストリート10番地
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ホース・ガーズ
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第二次世界大戦に関するモニュメントか。
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こんな銅像がたくさんある。
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良い感じ
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ついに来た! トラファルガー広場だ。
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ネルソン提督は何を睥睨するのかな?
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チャリング・クロス・ホテル。美しい。
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チャリング・クロス駅構内。
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スタンフォード書店。今回はここでKashmir map、世界地図、各種地図を購入した。
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王立オペラ劇場。いつか鑑賞するぞ。
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コベントガーデンへ。ここで古い雑誌を購入することができた。
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いつかは入りたい、シンプソンズ・イン・ザ・ストランド。
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一旦、ホテルへ荷物を置き、再び散策へ。時刻は17時か。
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さて、ミュージカルのチケットだ。tktsへ行こうか迷ったが、直接劇場へ出向いた。
Queen's TheatreでLes Miserablesのチケットを42.5ポンドで購入。
で、夕食は劇場街の近くにある中華料理店に入店。……どこも同じ感じなんだな。

19時30分、ミュージカルは開演。1994年にニューヨークで観たのとは、また違った雰囲気だ。
・コゼットの母親が病死する、最後の最後に手をつなぐシーンが印象的。
・ジャンの最後の場面では、家族のだれにも看取られず、一人で死んでいった父のことを思い出し、思わず涙が出た。
座席は前から5列目の端のほうだったが、役者の息遣いまで伝わってくるよう。大きな感動を味わえた。

観劇の余韻を胸に携え、次回に続きます。

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2018-03-27