男ひとり旅の美学

33の国と地域、南極を含む七大陸を踏破! 海外旅行歴28回の「旅の恥は書き捨て」です。愛車BMW M3と読書感想文も。

アニメ・コミック

1920年代後半のニューヨークを舞台に、やる気に満ち溢れた田舎娘が新聞記者として成長してゆく姿を、当時の世相と合わせて垣間みる……な物語。日本でいえば昭和ヒト桁にあたるのか。
・グレタ・ガルボ、サーカス団、フォード自動車工場、禁酒法、ギャング団……。時代のテーマがてんこ盛りです。
・自動車工場の非人間的なライン作業の描写はキツイ。仕事を離れることでホッとしたジョーの姿がけなげ。
・「ここは〇〇〇ですか?」(p115)には笑わせてもらいました。『マンハッタンの休日』は肩ひじ張らずに読める面白さ(某映画作品に似ている? そこは御愛敬)。「かぶりつくのよ」(p123)も良いなぁ。そしてチャールストンがステキです。

「マンハッタン、私の街!」(p154)そしてジョーは真のニューヨーカーになる。
華やかな表舞台だけでなく、この時代の負の側面を隠すことなく物語に盛り込み、愉しい世界観に昇華させていることは特筆できます。
楽しい物語をありがとうございました。
「ベルと紫太郎」とのコラボも読みたいな……。
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レトロ感と現代性の両立。いや、華々しくて嬉しくなります。個人的には『売場迷宮』がお気に入り。
・20世紀初頭、海外との交易が盛んな日本のとある地方都市が舞台とある。神戸を思い浮かべながら読み進めます。
・華美なイラストと心地よいコミックが絡み合い、デパートを色づけてゆく。
・千紅会ポスターもなかなか。
和装と洋装の混淆した大正レトロ・昭和モダンの華やかな香りは最高です。続刊を待ち望みます。
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財閥の三男坊と貧乏女優の恋物語。ベルの可憐さに魅了され、二人のなかなか進展しない関係にワクワクしながら、大正期の生活風俗と豊かな文化の薫りを存分に愉しめます。

・ベル、紫太郎(したろう)、㐂代(きよ)、伊之助だけでなく、他の登場人物のファッションも気になるところ。観劇する市井の人たち、デパートに集う若い男女、横浜と帝都を闊歩するモダン・ガール(この表現はまだ早いか)。大正中期~後期の「時代の粋」が伝わってくる。
・豆腐を使った「洋食」には笑わせてもらった。
・枠外下の「貧乏ベル飯」(笑)シリーズが、哀愁あって良し。
・”幕間”のコラムと舞台衣装の紹介が楽しい(髪型と帽子、女学生スタイル、戦前の女性の職業、松井須磨子のカチューシャの唄、ラムネ、シュークリーム、ハガキ、等々)。

ただ、貧富の絶望的な格差、小学校中退→セル人形色塗り稼業→女優(㐂代)、女性の識字率の問題など、この時代の負の側面を隠すことなく物語に盛り込み、愉しく華やかな世界観に昇華させていることは特筆されるべきと思います。
それにしても、作中に盛り込まれた大正時代のうんちくがすごい。作者は何者!? ツイッターを見ると……1922年生まれでしたか (^_^;)
続巻も楽しみにしています!
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「片渕須直監督、特別監修」ってことで表紙買い。精巧に作られた模型で世界観を再現しながら、作品の魅力が深く語られます。総力特集、実に65ページの大ボリューム!
「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の新規追加シーンの一部が紹介されます。本邦初公開?

・冒頭、廣田恵介さんのイントロダクション「あなたには、この世界 どんな風に見えますか?」で、本気度がうかがえます。アニメーションの制作素材と模型のコラボ、期待できます。
・映画紹介に続く、大正14年から昭和21年までの「年表」がすごいです。世界と日本の動きと作品内の時間的推移がよくわかります。
・フィギュアを改造してジオラマ化。作品世界が再現されます。1/20北条家、台所、防空壕のみならず、「灰が峰沿いの段々畑」ってすごいぞ。
・戦艦「大和」、重巡洋艦「青葉」、広島の乗り物(廣島電鉄150形、200形、呉市交通局35形電車、等々)。深いです。
・片渕須直監督の仕事部屋。『名探偵ホームズ』で、学生でありながら脚本家って……。
・「荒野のコトブキ飛行隊」見どころ紹介は第3話。二宮茂幸さんと岡部いさくさんの誌上コメンタリーが面白いです。
・「艦これ」連載は「秋月」。他にSU-122-54、ワンダーフェスティバル2019冬、等々。

原爆ドーム、呉軍港、米海軍HELLDIVER編隊、B-29等が再現され、「カントク片渕の視点」として解説が加えられています。
「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」をさらに愉しめる内容。期待以上! 買って大正解でした。

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連載40周年記念ということで足を運んできた(2017/12/16)。

広くない会場の95%を占めるは、やはり女性だ。当時のカラ-版を含む原稿が多数、ガラスパネルに納められ、それを見るだけで熱いストーリーがわかる。
王道を行く大河ロマン。本物は、やはり良い。

僕は男だから興味なし、のはずだった。何を間違えたか、レンタルビデオ店で手にしたアニメ版『ガラスの仮面』に心を奪われたのが2000年代という……。

で、「紅天女」って、まだ決着がついてなかったんだな! 昭和、平成、そして次の時代へ持ち越されることになるとは。
原作者の池内すずえ氏のパワーはスゴイな。見習わないと!


芸術に触れるのは小さな非日常。空間とともに楽しむのが吉だな。

『ガラスの仮面』展
美術館「えき」KYOTO
2017年12月25日まで開催
http://www.asahi.com/event/garakameten/

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先天性聴覚障がいという衝撃は、小学生クラスにとって大きい。人と違うことへの興味と、排斥への変節。いじめの連鎖と、それが破壊するもの。時が癒してくれること。そして、取り返しのつかないこと……。
母親の"耳から引きちぎられたイヤリング"は、いじめ少年に社会の残酷な現実を突きつける。

京都アニメーションの映画『聲の形』を観てきた。主人公、石田将也(イシダショウヤ)と"転校せざるをえなかった"少女、西宮硝子(ニシミヤショウコ)の手話教室での再会は、5年分のわだかまりを思い出させる。嬉しさ半分、胸奥深いところの古傷もうずく。それでも、硝子は友達になることを受け入れた。

将也。ガキ大将転じて小6からの孤立。人を見ず聞かず友人もなく5年、硝子との再会が転機になれば……。
少しの勇気。仲間も8人に増え、中盤は幸せな高校生活が続く。西宮一家にも暖かなだんらんがある。
だが、二つの断絶は突然引き起こされるのだ。

ラスト前の花火のシーンは幸福に満ち満ちている。それが直後の悲劇の前触れであるにせよ。

愛想笑いが癖になった人生? 哀しいことだ。
人を見ず、話を聞かず、殻に閉じこもった人生? 打破すべきだ。

THE SHAPE OF VOICE――。その意味が込められたラストシーンをスクリーンいっぱいに目の当たりにしたとき、思わず目頭が熱くなった。

http://koenokatachi-movie.com/

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明治・横浜のレトロな日常と「ちろり」嬢ちゃんの心情が丁寧に描かれる叙情画。
それは「かもめ亭」で丁寧に淹れられる一杯のコーヒーのよう。

この6巻では、マダムとちろりの「絆」がテーマのようです。

『新月』
眠れない夜。波の音とともに押し寄せる不安の連鎖がちろりを追い込みます。マダムの思い遣りに気付かなかった自分を顧みつつ、かき消された感情を振り払い、"その味"と星空を楽しむちろり。良いです。

『ブラウン夫人』
腰を悪くし外出できない常連のたっての頼み。「かもめ亭のカヒーが飲みたい」に応えるべく、お屋敷へ出かけるマダム。当初のそわそわした不安にとまどいつつ、その原因に思い当ります。かもめ亭になくてはならない存在……。そこへ現われたちろり……。
お屋敷のベッドから想いはに馳せ、香りと「かもめ亭」の情景とを愉しむブラウン夫人……。
真のサービスに触れた、云々の評論を超えた物語。

次巻では、ちろりに恋の自覚が観られるか? 楽しみです。

馬車通り(現代化されすぎていますが)を南下し、日本郵船横浜支店の壮大な建築物に魅入り、山下公園を散策し、氷川丸を眺望し、ホテルニューグランド本館の姿を楽しむみつつ、「ちろり」の時代を想像する。先日試してきましたが、なかなか良かったです。


ちろり 横濱海岸通り21番地-B 海の聴こえる喫茶店にて 6巻
著者:小山愛子、小学館・2014年10月発行
2014年10月13日読了

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描き下ろしが圧巻! リアルで緻密なヤマトの世界!
ブルーレイディスクのスリーブや「特製七連コレクションシート」のイラストをA4横長見開きの大判イラストで鑑賞できます。

SECTION 4が圧巻!
加藤直之氏が純粋に描きたかった『宇宙戦艦ヤマト2199』の描き下ろしが7枚。
個人的にはp70のイラストに惹かれました。戦闘中のヤマトを俯瞰し、いままさに襲撃にかかろうとするFWG97<ドルシーラ>。ガミラスメカの芸術的美しさよ!

美装を誇るアートブック。高価ではありますが、芸術を手元に置く喜びを味わえます。

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"まんまる猫"のポヨと飼主の佐藤萌、家族と友人たちのファミリー・ギャク&猫萌コミックが、ついにアニメ化される。

樹るうさんの原作が面白い上、監督が大地丙太郎さん!
特上の作品になること間違いなし!
(こどちゃ、十兵衛ちゃん、フルーツバスケットをまた観たくなった。)

キャストも○
・ポヨ……大谷育江さん
・佐藤萌 姉さんは……三森すずこさん
・父さんは……神谷明さん

楽しみ!
で、なんでテレビ東京だけの放送なんだ?
……"DVDを買え"ってことだな。もちろんそうするけど。
(森田さんは無口。も楽天ブックスで買ったし。)

公式HP
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/poyo/index.html

本日、まんがライフMOMO7月号を購入。
「森田さんは無口。」か。"。"が追加されるんだな。
7月から放映されるTVアニメ版は、OVA版からキャラ設定が一新されるとのこと。
5分間アニメだが、内容にも期待できそう。
(OVAは…背景とか、モブキャラとか…出来がアレだったんで……。)
惜しむらくは……神戸ではテレビ埼玉もKBS京都も受信できないことだが……"ニコニコ動画さまさま"ですな!

森田さんは無口 公式サイト
http://www.takeshobo.co.jp/sp/moritasan/

MOMO関連では、寺本薫さん(teramoo)も5月28日21時43分のツイッターで書かれていましたが、樹るうさんの「ポヨポヨ観察日記」も、ぜひアニメで観たいものです。

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