男ひとり旅の美学

33の国と地域、南極を含む七大陸を踏破! 海外旅行歴28回の「旅の恥は書き捨て」です。愛車BMW M3と読書感想文も。

アニメ・コミック

まんがくらぶ、まんがライフMOMOに連載中、佐野妙さんの「森田さんは無口」がアニメになります。お気に入りの作品なので素直にうれしいです。
コミックス3巻・特装版に附属のOVA。購入決定です。

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat01/2032/

関係者にはぜひ頑張っていただき、TVアニメ化を実現してほしいですね。

竹書房4コママンガ誌オフィシャルサイト | 4コマ堂
http://4koma.takeshobo.co.jp/

日常絵茶飯事
http://www.otemoto.jp/byroad/

いまごろになって鑑賞した。評判は二分しているが、僕は「あり」だと思う。古代進38歳の声は合っているでしょう。設定も現代風で良いと思う。ただし古代雪(森雪)の声はピンとこないし、移民船団の護衛艦がすべて戦艦クラスってのはありえないでしょう。

幼少の時に観た第一作(イスカンダル!)からの普遍のテーマ、いや、魂は、変わらずに存在していると思う。

続編を希望! なんですが、プロデューサーの西崎さんが亡くなられたそうで、ご冥福をお祈りします。

「宇宙戦艦ヤマト」プロデューサー、西崎さんが船から転落死
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101107-00000561-san-ent

宇宙戦艦ヤマト オフィシャル コミュニティ ヤマトクルー
http://www.yamatocrew.jp/

Blu-rayディスクを購入しようかな?

地元、兵庫県神戸市で開催されているので行ってきた。これが最後みたいだし。(2010年3月27日)
10ヶ月前に訪れた、美術館「えき」KYOTOに続き二回目だ。神戸の会場のほうが広いようで、一刻館の玄関と管理人室の再現モデルもちゃんと展示されていた。(例の"桃色電話"も。)グッズ販売コーナーも別のフロアで広く、京都で売っていない品もあった。
http://gaslight.way-nifty.com/on/2009/05/its-a-rumic-wor.html

めぞん一刻の原稿を見る。五代と響子の結婚式だ。衣装の黒は濃淡表現が活きているが、墨の重ね塗りだったのか。

犬夜叉の最終回近くの原稿も良いが、やはり最終回の下絵(ネームっていうのか?)、特に骨喰の井戸からかごめを抱き上げるシーンは何度見ても良い。下絵の段階で、表情とポーズが生き生きとしている。神業だ。

展示ケースには外国語版のコミックスも。前回は気づかなかったが、香港版のめぞん一刻(相聚一刻)10巻の帯に、"WARNING!"と英文で何か書いてある。読んでみると……「販売、貸与、映像上映などのいかなる手段に関わらず、18歳未満の人物の目に触れないよう注意しなければならない」って、アダルト漫画じゃないんですがっ。(さすが中共……。)

大丸ミュージアム・神戸店
高橋留美子展~It's a Rumic World~
http://www.daimaru.co.jp/museum/kobe/takahashi.html
2010年3月31日まで!

高橋留美子さんインタビュー : 高橋留美子展~ It's a Rumic World~ : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/takahashi_r/fe_tr_08070901.htm?from=nwla

"地域興し"なのかな? 通勤経路のひとつになるJR新長田駅の北側にあった活気のない公園を潰し、横山光輝さん原作の鉄人28号の実物大モデルが据え付けられた。2009年11月のことだ。時間ができたので立ち寄った。(2009年12月21日)

第一の感想は「でかい」だ。いわゆるオタク向けの作品ではないので、多数の一般人がカメラを向け、幼子が喜んでいる。健全な光景だ。
神戸で「らき☆○タ」の聖地巡りみたいなことは避けてほしいものだ。

この新長田、平成7年1月17日(7117)の阪神大震災で甚大な被害が出たところだ。
JRの駅もつぶれ、難儀したことを思い出す。当時の小規模な商店街は燃えてしまい、兵庫県と神戸市が中心になり、街の再構築が行われたが、良かったのか、どうか。
わずかに残った細い路地と、決して豊かでないが情緒ある下町の光景は、残しておいて欲しいと思う。

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Alexandre Dumas デュマのCOMTE DE MONTE-CRISTO モンテ・クリスト伯をベースに、西暦5953年(60世紀!)のパリと宇宙を舞台にした2005年の野心作。
数日かけて全24話を観賞した。英語帝国主義にどっぷり浸かっているせいか、フランス語「ボンソワール」が新鮮だ。

恒星間航行を実現して時間がたち、外宇宙で"帝國"と覇権を競っている地球。その中心はロンドンでもニューヨークでもなく、パリだ。大統領制ではあるが、昔ながらの貴族が政治経済を牛耳っている。凱旋門とシャンゼリゼ、18世紀の価値観に、東洋趣味が随所に顔を覗かせる。そんな世界の月面都市で、15歳のモンデール子爵は、東方宇宙からやってきた"伯爵"と出会う……。

独特の世界観に加え、デジタルアニメ特有のエフェクトが"SF悲劇"を効果的に盛り上げる。
恨みを晴らすために悪魔的なものと契約する行為は、ゲーテのファウストを彷彿させてくれる。
そして、幼なじみのモンデール子爵を心配するフランツ男爵の思い切った"行動"は、やはり賞賛されるべきものなんだろうか。

Jean Jacques BurnelのOPテーマ、EDテーマも良い。フランス語じゃなく英語だが。
MONSTERと並ぶ良作だと思うのだが、あまり売れていないのかな?

待望の「犬夜叉 完結編」の放映が始まった。
原作単行本36巻から最終56巻の内容が半年間(全26話)で放映される。
で、この作品。まるで前例のないかたちで世界公開されるそうな。

「犬夜叉 完結編」 日本テレビ放映直後に全米でネット配信
http://animeanime.jp/news/archives/2009/09/post_949.html

日本テレビでの放映後、数時間以内に北米でのライセンスを有するVISインターナショナル社によりインターネット配信されるというもの。日本テレビ=東京地区での放映は土曜日深夜。一方、読売テレビ=関西での放映は月曜日深夜だから、東京ー>北米ー>関西の順に放映されるわけだ。
さらにアジア各国でも、日本放映後5日以内に配信されるそうで、これも、九州地区の放映と同じタイミングになる。
高橋留美子作品のグローバルな展開はうれしいが……。著作権侵害から護るため、必死ってことか。コンテンツビジネスも大変だ。

この試みは重要も知れない。将来のテレビ放映が先細りし、世界インターネット同時配信の先駆けとなるか?

そのうち、新番組はインターネット配信が当たり前になるかもしれない。テレビの前に座るのはじいさん、ばあさんばかり。スポンサーも激減し、番組は時代劇や1980年代トレンディドラマの再放送ばかり。局アナウンサー=テレビタレントとなり、安定経営(?)のNHKだけがやりたいほうだい、か。

『犬夜叉 完結編』
http://www.ytv.co.jp/inuyasha/#

週刊漫画サンデー(「静かなるドン」だな)で連載されているのを読んだ翌日、偶然にも新幹線乗り継ぎの合間にJR新大阪駅で買ったのだが、実に面白い。

折しも、司法の檻に囲まれた硬直した裁判の場に、一般市民の感覚を取り入れようという「建前」が施行される2009年5月21日に買ったことになる。

「古い慣習で凝り固まった司法に新しい風が吹き込まれるのだ」
検察の証拠に判断を委ねがちな裁判官。煩雑かつ時間のかかる裁判手続き。同じ裁判員と言っても、ホームレス、元学校校長、主婦、一般会社員、新聞記者……。判断は自ずと異なるな。
真っ向から異なる検察と弁護側の主張。証言者の「個性」。ドロドロの人間関係。強盗殺人か、過剰防衛による傷害致死か。「刑務所でしか生きられない人たち」を、また送り出すのか。
しかし、裁判官の「個性」に判決を、すなわち人生を決められるなんてかなわないな……。

こういうマンガは大歓迎だ。8月に発売される2巻も買うぞ。

以前、東京・松坂屋で開催されていた展示会が、規模を縮小して京都で開催されている。
なんで大阪じゃないの? 
で、明日が最終日。地元、神戸で蔓延しだした新型インフルエンザが気になるが、こんなチャンスは二度と無いので行ってきた。(2009年5月16日)

来て良かった。貴重な高橋留美子先生のオリジナル原画を、それこそ、30cmの距離で眺めることができた。
ポスターやカレンダー、画集は結構持っているが……。さすがは肉筆の原画。印刷物とは全然違うぞ!
それにしても、細やかなタッチといい、微妙な濃淡の付け方、表情はもちろんのこと、衣服の"しわ"表現のための繊細な色彩表現……。神業だな!
にしても、ホワイト修正の多いのは、新たな発見だ。

数は少ないが、直筆の原稿も展示されていた。うる星やつら、めぞん一刻、らんま1/2の最終回がそれぞれ数ページ分。犬夜叉は最終巻の原稿だ。(東京での展示会開催時は連載中だったから。) でも、最終回の感動シーンのラフ画が3枚、展示されていた。こっちこそ貴重じゃないか!(井戸からかごめを抱き上げる、あのシーンだぞ。)

で、会場は想像を超えた人だかり。
10代と20代が大半。"三十路以上"は……少ないぞ(笑)。

それぞれの原画の下には作成年月が記載されている。めぞんコーナーでは「まだ生まれていないわぁ」との声をちょくちょく耳にし、ちょっとしたショックを感じた。「僕は高校生でした」なんて言ったらドン引きか……。

いまの若い人たちにとって、高橋留美子の代表作は「小学生時代に読んだ"らんま"」なんだなぁ。で、4月に新連載の始まった「境界のRINNE」もよく知られているようだ。良し!

他の作家の筆によるラムの展示が行われていた。こんなのに1/4ものスペースを割く必要があるのかな? まぁ、吉崎観音(ケロロ軍曹!)の作品は良かったが、他のはチョット……。

めぞん一刻のグッズと犬夜叉の複製原画を買ってしまったぞ!(19,000円)
人だかりで疲れたけど、来て良かったぞ! いつか、神戸でやらないかな?

高橋留美子展 It's a Rumic World(WEBサンデー)
http://websunday.net/rumic/

高橋留美子さんインタビュー : 高橋留美子展~ It's a Rumic World~ : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/takahashi_r/fe_tr_08070901.htm?from=nwla

出張先の近くにある中華料理店で偶然、コミックスを手にし、夢中になって数巻を読んだ。過去にアニメ化されたことも知って気になっていた作品だ。
先日機会があり、DVD-BOX初回限定版全5セットを大人買いした。
4話収録DVDが20巻。ドイツビール"レーベンブロイ"を片手に、さっそく1巻から観賞開始だ。

天才脳外科医、テンマ。単独西ドイツへ渡り、感銘を受けた論文の著者である病院長の下で働く日々。すぐに頭角を現し、外科チーフとして腕を振るう毎日。
手術の順序、命を序列づけて考える病院の姿勢に疑問を抱く。そのテンマに病院長の娘、婚約者であるエヴァは言った。「当たり前じゃない、人の命は平等じゃないもの」

ある日、東独から亡命した家族の惨殺事件。その生き残りである少年の手術が、彼の人生を変えてゆく。
頭部に銃弾を残す少年の手術を前に、後から運ばれた市長の手術を行うよう命令されたテンマ。"病院長のいいなり"ではなく。自らの意志で少年の手術を断行する。その決断が、病院での彼の地位と名声を剥ぎ取ることになる、
病室で絶望するテンマ。何気なく放った病院長への悪言が、少年の耳に届く。

一変した環境。外科部長として充実した日々を過ごし、本当の医者として患者に慕われて暮らすテンマの元に、成人した少年が姿を現す。
モンスター。その意味は回を重ねるごとに明らかになる。

ニナ・フォルトナー。いわば本作品のヒロインだが、少年の双子の妹である彼女の運命も残酷だ。

本作品、いわゆる萌え要素はなく、視聴者に媚びを売る作品ではない。ドイツの街並みと生活、風俗を忠実に再現し、その中で繰り広げられるミステリーは、一級のエンターテイメントだ。
声優陣はいわゆる洋画吹き替えのベテランが多く、実に観賞しがいがある。
その中にあって若手の能登麻美子の演技が特筆ものだ。(アンゴル・モアの声の人なんだなぁ。)

それにしても、かつての婚約者エヴァの変わりよう。一言で表すと"ワガママ娘"なのだが(こんな女はイヤだなぁ。)、破綻した生活と精神が、テンマへの愛情を復讐心へと転換する。

24話「男たちの食卓」で一区切り。テンマへの復讐に燃えるエヴァは、最後はテンマを狙う組織の男を裏切り、そのために撃たれる。最後の食卓のシーンでは、エヴァは落ち着きを取り戻した表情。山荘の主と会い、自分に足りなかったものを悟ったのだろうか。
次はミュンヘン編だ!

浦沢直樹さんの作品はYAWARA!しか知らなかったのだが、20世紀少年やPLUTOも読みたくなってきたなぁ……。

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昨日の続きです。安彦良和氏の話を抜粋。

[漫画家としての安彦氏]
・明るいキャラは好きではない。アムロ(暗いキャラ)は気に入っている。
(本田氏の質問「暗いキャラが多いのは何故か?」への回答。)
・漫画のネタは、いろいろと思いつくが、寝かせておく。数年たって自分の中に残っていると「こだわり」を感じ、それが作品となる。
・「ノンフィクションの重み」を作品にすることを好む。史実ネタが多いのもそのためだ。
・漫画執筆では、Gペンは使わない。と言うか、使えない。(展示会会場に、この筆が展示してあった。「長年、この中国製の安い筆を愛用している。見つけたら大量に購入しているが、この筆が生産されなくなったら、僕の連載も終わりだ」との説明が気があった。)

[アニメ・機動戦士ガンダムの裏話!]
・シャアのマスクは、スター・ウォーズのダース・ベイダーに着想を得た。顔を隠せば、後々なにかと便利だし、美形キャラとして引き立つ。
・実は、ジオン軍に階級章は無い。シャアが少佐から大佐に昇進しても服が変わらないことで、おわかりいただけると思う。理由は、単に決めていなかったからだ。これが後々、実に困る事態となったが、後で、マント(将校のケープ)とグリーン服の模様等、他のスタッフが階級区分らしきものを考案したようだ。
・シャアと言えば赤。これは良く目立つように、わざと赤い服にした。このキャラデザを見て「赤い彗星」と命名したのも、富野氏その人だ。
・しかし実は、シャアザクは赤色ではなく、ピンク色だ。その理由は、当時のサンライズ社内の事情による。
宇宙戦艦ヤマトは300色もの絵の具を使って制作された。グレーだけでも20色。一方、当時のサンライズには78色しか無く、グレーもたった2色しかなかった。
これではあまりにもひどいので、ガンダムのために4色が追加された。そのうちのピンクと薄いグリーンこそが、シャアザクと一般ザクの色だ。
・ブライト・ノアの腰の妙な周り具合(上半身だけ回転)等がパロディのネタになっている。実は、ブライト・ノアのオーバーアクションは、原画数の少なさ、アニメーターの技量不足を補うために生まれた。当時、テレビ放映をこなすことが精一杯で、ビデオ化され、販売されるとは思ってもいなかった。
だから、背景ミス、構図ミス、色ミス等もそのままにしていた。昨今、昔のアニメ作品を高画質化してDVD作品にする動きがあるが、意味が無いのでは?(笑)
・「人の革新」はテーマになかった。「ニュータイプ」の概念は、番組の途中から富野氏が考えついたもので、これで話を収束することができた。
・シャアは否定されるべきキャラだ。主役を喰ってしまったため、富野氏の中でシャアの役割が肯定的なものに変化した。これは評価しない。

[メッセージ]
・ファーストガンダムの世界観を大切にして欲しい。
・よく、ガンダムは戦記もの、あるいは人類の革新をテーマにした作品、あるいはメッセージを含む作品だと言われる。否、そのどれもが違う。ガンダムは人間ドラマだ。

・クリエータは、広い視野を持つ必要がある。神戸芸術工科大学でアニメーションを教えているのも「狭窄なアニメオタク」に陥らないよう、それを伝えるためだ。
・視野の広さこそ、面白い作品を生む源泉となる。ガンダムを生み出した当時の富野氏がそうだ。それまでの氏の幅広い仕事の実績が、深い人間性の込められた作品を生んだ。
ファーストガンダム以降の富野作品には、その深さが感じられなくなった。

[質問コーナ]
・(作業環境について)絵コンテ、ネームなど集中力を必要とする作業は、音をシャットアウト。それ以外はスポーツ中継等、適当にラジヲを流している。
・(次のアニメ作品)もうアニメ作品は制作しない。アニメ業界は、昔と様変わりしたので見限ったからだ。ただし、ブレイブストーリ、時をかける少女など、良い作品は生まれるので、私が戻る必要はない。

[展示会]
サンピア明石の3階、アートホール明石では、安彦氏の原画が展示されていた。
思ったより数が少なかったが、お気に入りの「虹色のトロツキー」をはじめ、「ジャンヌ」、「わが名はネロ」等、代表作のカラー原稿があった。
ガンダムエースの表紙原画がまとめて展示されていた。こうしてみると、一つの作品のために雑誌が創刊されたわけで、大変なことだとわかる。

講演(対談)が終わり、「安彦良和氏のサイン入り図目」が販売され、手を挙げた。抽選のはずが、数が足りたらしく(40冊くらい?)、無事に購入することができた。図目購入時に受付テーブルを見ると、出席簿(?)がむき出しで置いてあった。それによると、参加者は116人か。全員参加じゃないようで、90人程度かな。

日本最高峰のクリエイターの一人である安彦氏。その話を直接聞くことができた。ガンダム再放送がブレークした当時、中学生だった自分に自慢してやろう。

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