男ひとり旅の美学

[旅の恥は書き捨て]ってことで。あと、BMWと読書感想文も。

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2018年7月17日(火)6時30分起床、雨

■小坂町へ!

十和田ホテルの朝。雨天でも、ホテル全館に漂う秋田杉の香りは素晴らしい。
朝は洋食にしたが、和食のほうがおいしそうだった。

さて、雨は本降りになってきた。霧も発生し、弘前まで行くのは大変だ。それにこの雨では弘前公園を楽しめないぞ……。
急きょ、行き先を小坂町に変更した。ここなら1時間で行ける。

9時30分にチェックアウトし、車を走らす。
10時40分に小坂町に到着した。コンパクトな街で、見どころは「明治百年通り」周辺に集まっている。無料駐車場もここにある。

■康楽館

まずは明治時代に建てられ、現在も営業を続けている木造芝居小屋「康楽館」に入場する。10時30分から舞台は始まったばかり。演目は『出番ですよ!』という大衆演劇の舞台裏を題材にした現代劇で、芝居とショーを2時間に渡って楽しめた。
http://kosaka-mco.com/publics/index/232/#page-content
出演は茜小雪に、三峰達(劇団三峰組座長)と……覚えておこう。
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公演の後は舞台裏を案内してもらえた。有名人のサインが多かったなぁ。
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廻り舞台も幕引きも、すべて人力とは驚いた。
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臨観席……戦前の思想警察が陣取っていた場所だ。
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■小坂鉱山事務所
明治~大正時代に栄華を誇った小坂鉱山のシンボル。明治38年に建築されたとある。
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まずは腹ごしらえ。鉱山ハンバーグを食す。美味。(写真忘れた。)

品格のある建築物の内部は、鉱山と小坂町の歴史資料室となっていた。
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14時50分に小坂町を離れ、強い雨の中、奥入瀬渓流の奥へ向かいます、


■星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル

16時35分「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」へ到着。平日なのに一杯なのは、なるほど、韓国と中国からの観光客が多いからか。特に青森空港はソウルと国際線で直結されているため、韓国人の客が多いのだな。

今回は渓流そばの部屋を予約した。こんな感じ。
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ああ、部屋の「渓流アルコープ」の横柱で、頭頂部を強く打撲してしまった。ズキズキ痛むぞ。大丈夫なんだろうな。

18時35分よりホテル内を散策。アクティビティデスクといい、ラウンジといい、フリースペースといい、ここは設備が充実している。

夕食はメインダイニング「西洋膳処 奥入瀬」で舌鼓を打つ。奥入瀬ビールと秋田産ワインも美味であった。
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お土産物も充実。ゆうパックで自宅へ送ってもらうことにした。


■2018年7月18日(水)6時10分起床、曇り

昨日の雨の影響で、渓流は濁っている。
朝食は「青森りんごキッチン」で。バイキング形式だが、上質なメニューが提供され、実に満足度が高い。
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1階からは庭園「渓流の小路」に出られる。ここはヒーリング効果バツグンだ。
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……信じられない光景を目撃した。この国立公園の特定保護地区で、タバコを吸っているアホがいる。姿と言葉からしてC国人かK国人らしい。すぐさまホテルスタッフに通報したが、係員が走ってきた時には、すでに姿を消した後だ。
日本人なら「禁煙」なのは常識だが、後進国の人間にはとってはそうではない。ここはC国語とK国語ではっきりと「禁煙」と表記し「教育」していなかったホテルに責任があろう。
チェックアウトの際、宿泊支配人(7月18日夜の林修先生の番組に出演されていましたね!)にそのことを強く申し入れたところ、すぐに改善してくれるとのこと。やはり「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」は、超一流だ。
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9時25分にチェックアウト。
途中で給油し、10時47分に青森空港のレンタカー駐車場へ到着。
この4泊5日の旅で475kmも走ったんだな。


■神戸へ戻ります。

青森空港にてボーディングパスを受け取る。係員が「青森空港濃霧のため、札幌からの便が無事に到着できないかもしれない。その場合は欠航となる可能性がある」と言っていたが、気にせず保安検査場へ。

おお、札幌から青森方面のJAL便は引き返し、欠航だと?
次の東京便も欠航?
大阪行きのJAL便も結局は欠航になった。
えらいことだ。青森から神戸まで新幹線経由だと8時間近くかかる。困った。
おっ? ANA大阪行きは出発が14時に変更された。希望はまだある。
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やった! 無事にフライトが決定した。助かった!

14時ちょうどにプロペラ機に搭乗、乗客は20人程度か。

15時35分に伊丹空港へ到着。大阪城が良く見えた。

無事に18時に帰宅できた。
青森港、青森県立美術館、竜飛崎、津軽三味線、十和田湖、奥入瀬渓流、小坂の街を音分に楽しめた。良し。

次はどこを旅しようか?


駄文にお付き合いくださり、ありがとうございました。




2018年7月16日(月)6時30分起床、快晴

■十和田湖へ

純和風の朝食は、これも美味。
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9時25分にチェックアウト。ゆっくりできたぞ。
「星野リゾート 界 津軽」、良いところでした。
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明日は雨天のようなので、予定を変更して、弘前ではなく十和田湖へ向かう。
2時間近く車を走らせて到着した展望台から十和田湖を眺める。う~ん、霧が邪魔だなぁ。
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11時30分、十和田湖の子の口に到着。無料駐車場にレンタカーを駐車し、遊覧船「Aコース」の切符を買う(1,400円)。12時30分の出向まで時間があるので、昼食とした。「十和田そば」は、きりたんぽ入り。
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12時30分に「第三八甲田丸」は出発。解説付きで十和田湖を遊覧する。
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13時25分、休屋に到着。ここが十和田湖観光のメインステージだ。
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これが有名な高村光太郎作「乙女の像」か。
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しかし、観るものはあまりないな。
14時30分のJRバスに乗車し、今度は奥入瀬渓流を進むのだ。
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■奥入瀬渓流、さわやかな流れ!

大型バスは子の口を通過し、奥入瀬渓流を進む。素晴らしい運転技術だ。
観光名所で数秒間停車してくれるのもありがたい。おかげで車内から写真を撮ることができた。
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バス停「馬門岩」で下車。
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十和田湖方面へ歩くこと15分、超有名スポット「阿修羅の流れ」に到着した。
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澄んだ空気が心地好い。
で、長居しすぎて、子の口行きバスを一本、乗り過ごしてしまい、20分以上も次のバスを待つハメに。。。
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16時5分、最終バスに乗る。16時23分、無事に子の口に到着。土産物屋はすべて閉まっている。

■由緒正しき「十和田ホテル」

17時に十和田ホテルへチェックイン。ここは幻のオリンピック開催に向けて、昭和14年に建築されたとのことで、いまでは伐採が禁止されている秋田杉をふんだんに使用していることが特徴だ。
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窓からは十和田湖を見渡せる。木が邪魔だけど。
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夕食は西洋懐石。
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なるほど、ここは秋田県なんだな。

明日はどうしようかな? 悩みながら眠ります。
続きます。


2018年7月15日(日)6時20分起床、快晴

■青森県立美術館

朝食後、9時前に椿館をチェックアウトし、青森市街へ向かう。9時55分に青森県立美術館へ到着。
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エントランスでは『ぼよよんろうそく』が迎えてくれた。
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アレコホールは圧巻! バレエ「アレコ」の4枚の巨大な背景画はマルク・シャガールの手によるもの。四方を幻想的な作品に囲まれ、しばし悠久の時空間を過ごす、この贅沢よ。

奈良美智の先鋭的な作品、棟方志功の版画、馬場のぼるの「ねこ」絵画、成田亨(ウルトラマンね)の美術ボード、澤田教一のベトナム写真を見て回る。ああ、来て良かった。

美術館のシンボルとも言える『あおもり犬(奈良美智)』は、ギャラリーをいったん外に出て、暑い中を歩き、歩き、専用の屋外ギャラリーに行かねばならない。……ちょっと配慮してほしいな。
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ん、満喫。なんと、12時まで滞在してしまった。


■竜飛崎へ!

さて、津軽半島の最北端「竜飛崎」へ向けてロングドライブへ出発。先は長い。。。
13時15分、道の駅・今別で昼食のたずな味噌ラーメンを試す。美味。
十分に休憩したところで、13時50分に再出発。

国道280号線は山間から、やがて漁村の光景に変化する。
14時55分、やっと竜飛崎に到着した。長かったが、その甲斐はあった。

漁港近くの駐車場にレンタカーを停め、日本唯一の歩行者専用の国道「階段国道」を見る。
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「津軽海峡冬景色歌謡碑」
ここは大人気。風がとても強かったが、石川さゆりの歌声とともに景色を楽しめた。
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「竜飛崎灯台」
吉田松陰や太宰治も、ここから海峡を眺めたそうな。
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あれが岬か。
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おや、霧が出てきたぞ。15時40分、ホテルに向けて竜飛崎を出発。


■濃霧の恐ろしさを体験!

竜飛崎を離れて、県道を南下することわずか10分、道路は濃霧に覆われて、ヘッドライトを点灯しても、直前の白線しか見えない視界不良の中、ハザートランプを点滅させて時速20kmでの綱渡りの走行を余儀なくされた。下山して霧が薄くなり、普通に運転できるようになったときの安心感と言ったら!

東北道を南下。津軽PAで小休止。
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18時40分に「星野リゾート 界 津軽」に到着。3時間もかかったのか。。。
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部屋も、窓からの眺めも素晴らしい。
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夕食は美味だった。津軽路ビールも。
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■津軽三味線

21時より行われた津軽三味線のライブは、それはもう素晴らしいもので、全国グランプリを受賞した演奏者による、音響設備に頼らない「生」の響きには心酔させられた。
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そしてライブ終了後のお楽しみとして、展示されていた三味線で「さくら、さくら」を演奏させてもらえたのだ。良かったぞ!
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檜風呂にはたくさんのリンゴが浮かんでいた。
美味しい料理と津軽三味線と香りに大満足したところで、続きます。





津軽海峡~冬景色~♪ の竜飛崎を観たい! 十和田湖と奥入瀬渓流も歩きたい! というわけで4泊5日の青森旅行を敢行した。

【参考データ】
往路便
 2018/7/14土 伊丹空港11時55分発ANA1853便、青森空港行き
復路便
 2018/7/18水 青森空港13時10分発ANA1854便、伊丹空港行き
 が、霧で遅延して青森空港14時00分発となった
宿泊先
 2018/7/14土 椿館(浅虫温泉、1泊)
 2018/7/15日 星野リゾート 界 津軽(1泊)
 2018/7/16月 十和田ホテル(1泊)
 2018/7/17火 星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル(1泊)

今回は旅のテーマを決めていない。のんびりと旅情を愉しむのだ。


■初の青森県行き

2018年7月14日(土)

6時38分起床。朝から殺人的な暑さの中、バスとJRを乗り継いで三ノ宮駅へ。
9時15分、三ノ宮駅より伊丹空港へ向かうバスに乗る。
関空バス便と違って往復割引はないんだな。
9時50分、伊丹空港着。名称が大阪"国際"空港のままなのが哀しい。
リニューアルされて宣伝された屋上展望台を試したが、たいしたことなかった。そも、暑い。
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11時50分boarding、久しぶりの小型プロペラ機だ。
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11時58分テイクオフ。機内でガイドブック「ことりっぷ 十和田湖・奥入瀬」を読む。
この若い女性向けのガイドブック、実は使いやすくて愛用しています。

13時38分、青森空港に到着。レンタカーを借りて、14時13分に青森市街へ出発!

14時40分、物産観光館アスパムの駐車場へ乗り入れる。周辺では3週間後に迫った青森ねぶた祭へ向けて、多数の大型「ねぶた」が制作されていた。
さっそく、13階の展望台へ!……あれ? なんですか、これ?
神戸ポ-トタワーや五稜郭タワーからのような素晴らしい眺望を期待していたのに、しょぼいぞ。
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おお、これがねぶたか。そしてしょげた気分は、この後、素晴らしいねぶたの数々を見ることにより、快晴へと向かう。
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■ねぶたの家 ワ・ラッセ

ここは大当たり!
昨年の青森市街を練り歩いた大型ねぶたが多数展示され、祭の雰囲気を存分に楽しめる空間となっている。ねぶたの歴史やその制作過程を知ることもできたし、和太鼓と笛の祭囃子も良かった。

一番のお気に入り『滝夜叉姫』
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『紅葉狩』
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『赤沼伝説』
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■青森の港、ここにもロマンがある

ねぶたの家 ワ・ラッセから歩くこと10分、かつての青函連絡船「八甲田丸」が係留され、内部は展示館となっている。
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パンフレットによると、八甲田丸は1964年に就航し、1988年3月の最終航行まで、23年も津軽海峡を往復したとある。
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さて、内部に入ると、昭和30年代の在りし日の青森港の光景が次々と出迎えてくれる。蓑外套なんて、もう見ないな。
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操舵室やエンジンルームも見学できる。
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圧巻は「車輌室」。ここに鉄道車両が引き込まれていることには、素直に驚いた。なるほど、JR連絡船。青森駅または函館駅から、鉄道路をそのまま船に直接乗り入れるわけか。
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下船して少し歩くと、津軽海峡冬景色歌謡碑が現われる。人センサにより、近づくと、石川さゆりが唄い出す仕組みだ。
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港を満喫できたところで、駐車場へ。今年の新作ねぶたが披露されていた。
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それでは、今夜のお宿へ向かいます。


■浅虫温泉 椿館

青森市街から車で1時間弱。海岸に近い浅虫温泉に、その旅館は存在する。棟方志功ゆかりの宿『椿館』だ。18時10分にチェックイン。
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夕食は19時から。鮑や雲丹、地元の海鮮を中心とする和食だ。
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なんでも今日は「浅虫温泉ねぶた祭り」の日らしく、幼稚園やグループホーム、各種団体の小規模なねぶたが温泉街を練り歩いていた。椿旅館の前には19時15分頃より登場。
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青森市長はじめ、偉い方たち。
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楽しいひと時を満喫できた。祭は良いな。

お腹いっぱいで、続きます。



■2010年3月12日(金)ロンドン塔へ

今度は部屋の鏡台の蛍光灯が切れたのでフロントへ電話。交換しにしたのはアフリカ系の大きく屈強な黒人だ。フロントと客室係は白人、設備係、清掃係は有色人種。なんだかなぁ。
交換前の蛍光灯はGS製(made in Hungary)、新しいのはOSRAM製(made in German)とのこと。

購入したポスター類は、ホテルから自宅に郵送してもらうこととした。

さて、ロンドンを見て回ろう。
15系統のバスは後部に螺旋階段のある旧型のダブルデッカーだが、この型がロンドンらしくて良い。
後方から乗車し、車掌の持つハンディ端末にオイスターカードをかざす。2階席へ。

13時にロンドン塔へ到着。入場料は17ポンド。少し高い。でも、来て良かった! 13世紀からの塔の歴史をたっぷり堪能できた。
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・塔内の展示は、王家の武器庫としてのそれなんだな。
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・13世紀から17世紀までの塔の構造の変遷は、王朝の変化と時代ごとのニーズに密接しているんだな。
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・ロンドン塔から眺めるタワー・ブリッジも良い。
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・タワー・ブリッジはどこから見ても絵になる。
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■リージェント・ストリート、ピカデリー広場

高級店が多い、アキュアスキュータム本店、バーバリー、コーチ……。
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ここで、この界隈で、財布の心配をせずポンを買い物をできる身分になることを自分に誓った。

夕食はホテルのレストラン「Homage」で。欧米人ばかりの客層で、アジア人は僕ひとり。見えない壁は、やはりあるんだろうなぁ。


■公共トイレ?
ストランド通りをホテルへ向かって戻る途中、奇妙な光景を見かけた。僕の前を歩く男性が、周りをきょろきょろしながら、壁のようなものに向かってジッパーを下した! なんと、繁華街の歩道の途中に「立ちション」コーナーがある。しかも4人同時に「処理」可能な構造で、互いの顔が見えない工夫までなされている。よくこんなものを置いたなぁ(本当に必要な時はありがたいけれど)。
馬の信号機と並ぶ二大発見だ。

しかし、ロンドンはどこもかしこも工事中だ。19世紀に完成されたインフラはガタがきて、どんどん交換しなければなならいからだ。極端な例では、「地下鉄駅まるごと工事中のため、通過します」なんてアナウンスもあったし。道路もどんどん穴をあけるので、交通渋滞は日常茶飯事だ。

■2010年3月13日(土) 帰国です。

5時40分起床、6時25分にホテルをチェックアウト。40分に地下鉄に乗り込み、7時30分にヒースロー空港に到着。
驚いたことに、早朝の地下鉄は満員だった。ずっと立ちんぼは免れることはできたが、困ったもんだ。

7時45分にチェックイン。今度はプレミアムエコノミーからビジネスへの変更はなし。まぁ、これが普通だが。
係員の対応は実に良い。サービス業、かくあるべし。ホテルTHE WALDORF HILTONのフロントの「レジ係」もこれを見習うべきだ。

で、VATの手続きを終えて、スカイチームのラウンジで朝食を摂ることにした。ここ、ヒースローのビュッフェは種類も量も豊富で良いぞ。でも日本語の新聞も雑誌も皆無だ。C国とK国のはあるのに。
お土産……ハロッズでウエッジウッドの紅茶カップとソーサーを1客分購入してしまった。割らないように気を付けないと。

ヒースロー国際空港からパリまでは約1時間。昼食を食べ終えてすぐに降下だ。

シャルル・ド・ゴール国際空港では、セキュリティ・チェックの列が異様に長かった。そしてボーディングの際にピー音がして、何やら嬉しい予感。わざとらしく「Any problem?」とたずねたところ、「Good news!」とのこと。やった! ビジネスクラスへのアップグレードだ! プレミアムエコノミーを予約して正解だった。早めにチェックインしたのが良かったのかな?
14時15分、AF292便は関西国際空港へ向けてtake off!
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ロンドン上空もそうだったが、CDG空港上空は無数の飛行機雲がまるでアートのようだ。見ていて心地が良い。
ランチにボルドーワインをつけて、優雅な気分。高級ワインはタンニンが美味い!
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しかし往路のAF291便に比べてAF292便のクルーは質が劣る。愛想がほとんどない。

翌3月14日(日)9時45分、関西国際空港へ到着した。日本はひどい湿気だな!


■はじめてのLONDONの印象

1.やはり先進国! 科学技術分野に限れば米欧日に後れを取るかもしれないが、トータルな社会システム-試行錯誤しながらも人類社会にとっての理想を追う姿勢は、この現代社会において他の国々に先んじているように思う。
2.長い歴史! 種々の君主が戦を重ねて形づくられてきた国。その上で他国と協調し、伝統の上に先進的な試みを重ねるのは、われわれも過去に見習ってきたところであろう。21世紀においてもなお不変であるように思う。
3.歴史の点でもう一つ。過去の帝国主義支配を、社会に内在化させた点は注目するべきだろう。「白人以外もいるだろう」レベルの認識で入国したのだが、とんでもない誤りだった。むしろビジネスの現場、生活の場でも有色人種は英国社会に完全に溶け込んでいた。この点は米国と変わらないのか。否、英国のほうが優れているような印象を受けた。ただし階級意識が残留している点には留意すべきか。肌の色の違いではなく、従事する「職」にして階級差が歴然としている印象だ。街を歩いて、金融・医療・先進工学はTOP、その他エンジニアは2nd、ワーカーは再会のイメージを強く抱かされた。
日本も負けていないはずだが、否、僕自身も見習うべき点は多々あり、今後の成長につなげていこうと思う。良い意味でのエリート社会である英国。なにか他人より秀でた確固たる点を延ばさないといけない。
(と、当時の旅日記に書いてありました。)


それにしても、もっと良いカメラを持っていくべきだった。Kodak V570では力量不足だった。


ここまで駄文にお付き合いくださり、どうもありがとうございました。

/END

エマ 10巻 (HARTA COMIX)
森 薫
KADOKAWA / エンターブレイン
2014-02-14


■2010年3月11日(木) ベーカー街へ!

ロンドンは大きい。すべてを見るのはとても無理だと悟る。

8時起床。バス139系統に乗り込む。バス2階の車窓から街を観察、と。リージェント・ストリートのグレート・クオドラントは本当に美しい。
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ドーセット・スクエアで降車し、しばし歩く。高級住宅街グロースタープレイスは19世紀の雰囲気をありありと残している。
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郵便ポストはこんな感じ。
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ベーカーストリート駅に到着。1912年に建造。
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■シャーロック・ホームズ博物館

入口で並んで待つこと10分、そして中へ。タウンハウスの内部は狭い。階段も狭い。
(3月は10分で入れましたが、夏は、それはもうひどい順番待ちの行列でした。)
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2階はホームズのリビングと寝室。このカオス感が素晴らしい。メイドさんに写真を撮ってもらえるサービスは嬉しい。
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3階はワトソンとハドソン夫人それぞれの部屋だ。
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4階は、ホームズ物語の中の複数のシーンを再現していた。
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4階の上はヴィクトリア時代のトイレ。どう見ても水洗ではない。

記入帳と覗くと、一日に300人以上来訪するようで、日本人も結構多い。ストランドマガジンの挿絵のポスターとマグネットをお土産に購入した。

■ヴィクトリア&アルバート博物館

入場料金は無料だが、3ポンドを寄付する。内部は広い!
外観も展示品もイギリスの歴史を感じさせてくれる。
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ヴィクトリアン・テキスタイルの「緑の部屋」はカフェに使用されていた。


■陸軍博物館

ロンドン・タクシーに飛び乗り、陸軍博物館へ。客が少ない。
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二度の世界大戦がともかく、ボーア戦争、クリミア戦争の展示に重みが置かれていたのは、さもありなん。
・伝統ある陸軍の赤い軍服は、ボーア戦争の時からカーキ色になったそうな。
・ビルマでの捕虜の扱い。日本兵の姿は醜悪に表現されている。目が細く吊り上がり、怪物のような顔だ。しかたないか。

17時30分で閉館。隣接するチェルシー病院(ロイヤル・ホスピタル)を観る。
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■大英博物館

バス171番と74番を乗り継ぎ、大英博物館へ。グレート・コートは迫力。
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ロゼッタ・ストーン、エジプトのミイラ、王の棺、アッシリア、メソポタミアの遺跡。
良い。とても数時間で廻り切れない。
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ローマ皇帝
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20時30分に閉館。歩いてホテルへ向かう。
ホテルのレストランへディナーを食べに向かうと「閉店」だと?
またまたルームサービスとなってしまった。
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歩数計は……29,487歩。
続きます。

『英國戀物語エマ』DVD BOX(初回限定生産)
冬馬由美
ポニーキャニオン
2010-06-25




■2010年3月10日(水) バッキンガム宮殿

案の定、原因不明のままで復旧させた室内照明が、今朝も点灯しない。すかさずマネージャを呼ぶ。
結局、上級グレードの部屋に替えてもらった。しかし、再パッキングの時間を取られ、朝食を終えて部屋に戻ると10時20分。この時間のロスをどうしてくれるんだ。
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窓の外を見ると、インド大使館の周りにインド人がいっぱい並んでいるのが見える。出発!
ホテル前のAldwychバス停に来たバスに飛び乗る……東行きだった。ええい、このままセントポール大聖堂に行ってしまえ!

これ幸いとばかりに、、昨日購入を迷って見送ってしまったポスターをセントポール大聖堂内のショップで購うことができた。結果オーライ。
再びバスに乗ってStrand通りを西へ。このあたりの雰囲気も眺めも実に良い。チャリング・クロス駅が左手に見えたら、すぐにトラファルガー広場だ。

Admiralty Archアドミラルティ・アーチはものものしい。
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アドミラルティ・アーチからトラファルガー広場を眺める。ロンドン・タクシーにダブル・デッカー。いかにも「ロンドン」といった雰囲気だ。
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St.Jame's公園を左手に眺めながら、The Mall ザ・マルを歩く。これは南アフリカ国旗? 誰か要人でも来ているのかな。
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Queen Victoria Memorial ビクトリア女王記念柱の向こうに、Buckingham Palaceバッキンガム宮殿だ。黒塗りのリムジンが出て行った。
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バッキンガム宮殿。良いな。
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■ウェリントン・アーチ~アスプリーハウス

ウェリントン・アーチへ向かう途中、第二次世界大戦の戦没者追悼碑を見かけた。さすが戦争を肯定する国だけあって、この種の碑が多い。
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ウェリントン・アーチ。思っていたよりしょぼい。
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「THE ROYAL FELLOW SHIP」か。うらやましい。
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公園の信号機が面白い。これは人と自転車しかないけれど、馬専用の信号機も存在するのだ(写真忘れた)。
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ロンドン1番地。ウェリントン公爵の公邸、アスプリーハウスに入場。内部は贅沢な調度品と圧倒的な絵画の量だった。
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■Churchill Museum and Cabinet War Roomsチャーチル博物館&キャビネット・ウォー・ルームズ
セントジェームズ・パークを歩いて東へ。チャーチル博物館&キャビネット・ウォー・ルームズにたどり着いた。
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キャビネット・ウォー・ルームズは戦時防空壕内閣閣議室であり、戦時司令部であったという。
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チャーチル博物館も充実した展示、無料のパンフレット類も豊富。
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■Westminster Abbey ウエストミンスター寺院
外観の見学だけでも楽しいぞ。
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ビックベンも見えるこの界隈はロンドン観光のハイライト。クロムウェル先生も。
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国会議事堂の威容は圧倒的だ。
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Millbankを南下し、Tate Britainテート・ブリテンを見る。
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Vauxhall Bridge Rd.を北上するとヴィクトリア駅だ。
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疲れたのでバスに乗車。ハイドパークコーナー経由でピカデリーへ。銀座を超える人と車の量。
フォートナム&メイソンでお土産の紅茶を購入。中国系店員の態度は良くないぞ。
歩いてピカデリー・スクエアへ。これがエロスの像か。地下鉄でコベント・ガーデン駅へ。ホテルへ戻る。

夕食はルーム・サービス。
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歩数計は28,104歩。良く歩いて疲れたので、続きます。




■2010年3月9日(火)

ホテルでの朝食=一人飯でのこと。近くのテーブルのいかにも「白人マダム。60歳代」な二人組が僕を見て話している。食事を終えて席を立つ際、僕の顔を見て「ワーカーズ・スタイル」とか言っていた。言い返せないけど、朝食にドレスコードはないだろうに。やはり「白人支配階級」の意識でもあるのかな? いや、やはり高級ホテルにおける僕の「ヴィクトリア時代の労働者風スタイル」が良くないのですね……。

そんなことはさておき、出発です。
テンプルを目指してFleet Streetを東へ歩く。両sideには、日本では見られないVICTORIA時代の面影を残す建築物が多い。
ガイドブックにない「○○の由緒ある~」「○○が世界で初めて行われた~」等のプレートが嵌められた建物が多い。やはり、歩く価値はある。遠くに見えるは、セント・ポール大聖堂だ。
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■セントポール大聖堂! シティを歩く!

結局、セント・ポール大聖堂に着いてしまった。
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内部に入る前に周りを見る。何か門がある。
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どうやら、中世のCITYの城門らしい。もともとStrand通りにあったそうな。
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尖塔の頂上は展望台となっている。
狭い階段を500段も上がる。……非常に疲れたが、ロンドン市街を一望できる眺望は素晴らしい。
(まだ、EU一高いビル、ザ・シャードは建築されていませんでした。)
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ショップではネルソンのポスターを購入するか迷い、見送る(翌日、購入することとなる)。
そして大聖堂の内部へ入る。
オーディオガイドの途中で操作を誤り、途中から各ポイントごとでの説明しか聞けなくなってしまった。
ドーム内は、この世のものとは思えないゴージャスな造りとあるが、心を奪われるほどではなかった。
1階には、メインのドーム内の豪華さはないが、南面に設けられた「ミドルセックス連隊の戦死者追悼」のコーナーに興味が湧いた。「THE 2ND BATTALION DUKE OF CAMBRIDGE IS OWN (MIDDLLSEX REG)」の指揮官と6人の士官と107人の兵士が眠る、とある。すなわち、南アフリカ戦争(1899年~1902年)で殉職した将兵の名がプレートに刻まれていた。
第二次世界大戦で戦死した33,000人の海兵の名前もある。

そしてドーム中心の直下には、ネルソン提督(HORATIO・VISC・NELSON)の墓が安置されている。あの提督最期の言葉「ENGLAND EXPECTS EVERY MAN TO DO HIS DVTY(DUTY)」が棺の下部に刻まれている。
床のモザイクは19世紀の女性受刑者によって敷かれたもの。で、このネルソンの棺は18世紀の別の有力者のためのものだったのだが、その彼が国王と対立したために、未使用で保管されていたという。ネルソンの遺体を葬る必要に迫られ、急きょ、この棺が持ってこられた、とあった。
ウェリントンの棺は、大聖堂の床に穴をあけて下したらしい。他にも、中世からの王族の棺なども置かれているみたいだ。
長居してしまった。14時10分だ。

いきなり予定変更になってしまったのは、道を間違えて目的の地下鉄駅にたどり着けなかったからで、まるで僕の人生みたいだ。……テンプルは明日以降に行こう。

次はGuildhallへ。正直、ここは何をする場所かわからなかったのだが、ロンドンがまだウェストミンスターと分かれていた「City of London」の時代に、重要事を決めていた場所だという。いわば自治体のはしりの議会の役割を担っていたわけか。このホールで決議された刑罰などが表示されていた。現在でも市議会が開催されているそうな。
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内部の展示は歴史的価値はあるのだろうが、正直ピンとこない。ギルドの組合だけあって、職種別の旗が多数、展示されていた。
ここを退出しようとしたら、周りの係員が慌ただしくトランシーバーで何か話している。取り巻きを多数率いるなんだか偉そうな人物が通る……エライ人を迎える緊張感は、どこの世界でも同じだなと思った次第。

で、ギルドホールの横の門から出て、王立証券取引所の玄関前広場へ。第二次世界大戦の戦没者を悼むメモリアル像が目立つ。その向こうのローマ柱の上にはANNE女王がどうしたこうしたと書いてある。
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次はBank of Englandへ。ここには博物館が併設されている。いざ、中へ。
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「こっちじゃない。横だ」と係員。どうやら銀行の正面玄関に入ろうとしたらしい。すみません。
側面に回り、目立たない入口へ。これじゃわからないよ。
ギルドホールもそうだったが、ここでもセキュリティチェックが行われる。
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イギリス初の、すなわち世界初の銀行制度が発足した1694年からの銀行の歴史、金貨と紙幣の価値の優劣などが紹介されている。

顧客帳なんて百科事典を4冊並べた大きさだし、(銀行の)憲章なんて、新聞紙3枚を拡げたような用紙に細かな字がびっしりと書き込まれている。マグナ・カルタみたいに1枚に書き切る必要でもあったのだろうか? それとも製本技術が未熟だった、とか?
ヴィクトリア(イギリスの擬人化)はローマ時代の西暦400年から健在だったとは知らなかった。

次は東へ。ロイド銀行。
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古い中世の教会と、最新技術の粋を集めたガーキン。この対称性がたまらない。
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ロンドン・タクシー(内部は広い)に乗り、次の目的地へ急ぐ。


■HMSベルファスト号

ここは当たりだ。少なくとも男にとって。入場料金16ポンド(パンフ込)の価値はある。重巡洋艦だ。第二次世界大戦後で活躍し、1965年に退役となったらしい。
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内部は軍隊の生活感まるだし。以前に観た海上自衛隊の護衛艦と同じような狭さだ。
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砲塔内部は初めて見た。
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魚雷
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あれ? 艦橋(コンパス・ブリッジ)を見ている途中なのに「終了時間です」って、まだ17時45分。公務員のやることは万国共通だな。
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■テームズ南岸を歩く

市役所の斬新な外観と、タワー・ブリッジの対比が良い。まぁタワー・ブリッジにしても、建設された当時は斬新的とされたに違いないのだが。
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歩いてミレニアムブリッジへ。テームズ川沿いを西へ歩くとシェイクスピア・グローブ・シアターだ。本日の公演は「マクベス」で、チケットはソールド・アウト。当然か。

歩行者専用のミレニアムブリッジを渡って、今度はフリート通りを西へ。インド大使館のそばを通るとすぐにホテルだ。
このAldwychオルドウィッチ界隈は気に入ったぞ!

ネルー像
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■トラブルです。

ホテルの部屋へ。あれ、天井灯が点かないぞ。エンジニアに来てもらったが、ブレーカをOFF/ONして復旧。「原因はわからない」って、ふ ざ け ん な。マネージャを部屋まで呼ぶ。「フルーツはいるか?」いらん。ホテルのクオリティを問うと「(僕の英語が)わからない」と。

夕食はルームサービス。サーモンサンドウイッチ、ストロベリームース、ガス水で20ポンドか。
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歩数計を見ると28,095歩。良く歩いた一日だった。
続きます。




19世紀に帝国主義を推し進め、いまなおThe CommonwelthとUnited Nationsを通じて世界に影響力を駆使するブリテン=大英帝国。その首都、ロンドンはローマ時代から戦争を通じて集積、熟成された文化の都でもある。いつか旅したいと思っていたが、ようやく現実のものとなった。

はじめてのロンドンだ。小難しいことは考えずに、まずは歩いて楽しむこととした。
ロンドン塔、バッキンガム宮殿などの定番コース、シャーロッキアンな観光名所、さすがに充実している複数の戦争博物館を訪れた。
ロンドンは何回も訪れる価値がありそうだ。

※古い旅行記ですが、せっかくですので公開することにしました。

【参考データ】
往路便
 2010年3月7日(日) 関西国際空港12時20分発AF291便、パリ行き
 2010年3月7日(日) シャルル・ド・ゴール国際空港19時00分発AF1880便、ロンドン行き
復路便
 2010年3月13日(土) ヒースロー国際空港10時15分発AF1081便、パリ行き
 2010年3月13日(土) シャルル・ド・ゴール国際空港13時40分発AF292便、関西国際空港行き

ロンドン宿泊先:THE WALDORF HILTON(ウォルドルフ:6泊)


■2010年3月7日(日)ロンドン行き

服装には迷ったが、ロングコートではなく、ブラウンの尻丈ジャケットを選択した。ハンチング帽と合せて「ヴィクトリア時代の労働者風スタイル」の完成だ。で、この姿で高級ホテルに泊まったものだから、旅行中、すごく後悔することとなる。

バスで9時50分に関西国際空港に到着。エールフランスのカウンターへ。えっ? プレミアムエコノミーは満席? ビジネスクラスに変更? ありがとうございます!
(いまじゃ考えられないくらい、良い時代でした。)

現金は480ポンドを用意した。11時5分に出国し、34番ゲートで待つ。
11時40分ボーディング。

座席は6D、エンジンの前。良席だ。
でかいエンジン。ボーイング777-300ERはかつての747ジャンボジェットに代わる各航空会社の旗艦となる。
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シャンパンも赤ワインも美味い。
ランチも美味。
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シベリア上空は-60℃。地表が雪と氷に閉ざされ、機体の窓にも氷が付着している。とても住めないぞ。
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夕食は魚を押しつけられた。あまりおいしくない。
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フランスの大地を上空から俯瞰した第一印象、それは「農業大国」だ。広い大地に邸宅がポツン、ポツンとあり、集落には小屋と思わしき小さな家が密集している。農地の色も異なり、中世の三分農園法を思い出したぞ。
あの「荘園」や「身分制」が形を変えて存続しているんじゃなかろうか。かつての荘園主が地主・企業主に変わり、労働者はあいかわらず、という。(妄想)
まぁ、この大地が、住民のアイデンティティを形成したんだろうなぁ。

で、パリ郊外の住宅地の上空を多数の777が飛ぶのか。うるさいだろうに。

16時40分、シャルル・ド・ゴール空港に着陸、ターミナル2Eに到着。
ロンドン行きも同じターミナルだ。
このCDG空港、すでに6つもターミナルがあり、さらに増設工事中とある。

外気温は4℃。やはり日本よりも寒いな。

セキュリティではベルトまで外させられた。いやだなぁ。

エールフランスのラウンジへ。コーヒー+ピザ+フルーツに抑えておく。

あれ、19時発ロンドン行きのAF1880便が19時30分発になったぞ。
で、A321機にボーディング。シート8Aは最悪だ。ビジネスクラス~プレミアムエコノミー~エコノミーはカーテンで仕切られるが、そのカーテンが目の前。窓側だから足元は狭いし。

夕食が提供されたが、なんだ、これ? で、食べ終わらないうちに降下しはじめた……。
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GMT20時10分にヒースロー空港に到着した。
入国審査はスムーズ。なるほど、エレベータで地下に下りると地下鉄のターミナルか。
オイスターカード(3ポンド)に、運賃17ポンドを入金する。

で、看板がある。何々? 3月の6日から7日にかけて部分工事中で、時間がかかります? しかたないなぁ。
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21時15分、地下鉄に乗車。Heathrow Terminal4駅を出発し、Osterleyで降ろされて連絡バスに乗り換え、Hammersmith駅へ。そこからCovent Garden駅に到着した。
これも、また楽し!

Covent Garden駅で地図を見ていると、係員が親切に教えてくれた。
ホテル目指して歩く。気付かなかったが、すぐ右手にRoyal Opera Houseが優雅な姿でそびえている。
この辺りは劇場街か。
Strand Theatreの右隣が、今回お世話になるThe Woldorf Hiltonだ。すごく立派で困るぞ。
607号室はこんな感じ。
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あれ、変換プラグはもちろん、歯ブラシもないぞ。困った。
(海外ホテルでは歯ブラシセットは置いていません。)
さらに有線インターネット接続は24時間で15ポンド(2,100円)ときた。
(当時は、WiFiは普及途上でした。)

なんだかここまでくるのに疲れた。スケジュールは明朝立てることとしよう。


■2010年3月8日(月)3月のロンドンは、それはそれは寒いんです

われらがThe Woldorf Hilton Hotel
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8時30分起床。ホテルの朝食は良い。食べ過ぎた。そして歴史あるホテルの内装は実にゴージャス。
天気が良い! 出発だ。
これだ、求めていたのはこんな「ヴィクトリア時代っぽい」光景だよ。
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ホテルを出て、近くのSt.Mary Le Strandへ。閉まっている。
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イギリス空軍記念教会。ダウディング司令官の像がある。
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それにしても寒い! マフラーをぐるぐる巻き付ける。
次はウォータールー橋(ワーテルロー橋!)を渡って、テームズ川の南岸、ウォータールー駅へ。
日本の駅とあまりにもかけはなれた内部に少なからず衝撃を受ける。
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この国で「戦争」とは、第一次世界大戦を指すのだとわかる。
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ロンドンアイ。誰かと来たいな。
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ウエストミンスター橋。ここからの光景は実に気に入った。
(実はこれ以降、ロンドンを訪れるたびにここで写真を撮っています。)
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ロンドンの象徴、ビッグ・ベン
(当時はまだエリザベス・タワーと呼ばれていませんでした。)
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さて、トラファルガー広場に向かって歩こう。
ダウニングストリート10番地
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ホース・ガーズ
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第二次世界大戦に関するモニュメントか。
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こんな銅像がたくさんある。
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良い感じ
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ついに来た! トラファルガー広場だ。
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ネルソン提督は何を睥睨するのかな?
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チャリング・クロス・ホテル。美しい。
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チャリング・クロス駅構内。
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スタンフォード書店。今回はここでKashmir map、世界地図、各種地図を購入した。
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王立オペラ劇場。いつか鑑賞するぞ。
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コベントガーデンへ。ここで古い雑誌を購入することができた。
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いつかは入りたい、シンプソンズ・イン・ザ・ストランド。
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一旦、ホテルへ荷物を置き、再び散策へ。時刻は17時か。
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さて、ミュージカルのチケットだ。tktsへ行こうか迷ったが、直接劇場へ出向いた。
Queen's TheatreでLes Miserablesのチケットを42.5ポンドで購入。
で、夕食は劇場街の近くにある中華料理店に入店。……どこも同じ感じなんだな。

19時30分、ミュージカルは開演。1994年にニューヨークで観たのとは、また違った雰囲気だ。
・コゼットの母親が病死する、最後の最後に手をつなぐシーンが印象的。
・ジャンの最後の場面では、家族のだれにも看取られず、一人で死んでいった父のことを思い出し、思わず涙が出た。
座席は前から5列目の端のほうだったが、役者の息遣いまで伝わってくるよう。大きな感動を味わえた。

観劇の余韻を胸に携え、次回に続きます。

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■ダル・エス・サラームへ高速船で移動します

2018年5月3日(木) 6時40分起床、曇り、最終日。

7時35分にチェックアウトし、タクシーを呼んでもらう。ホテルスタッフに船の時間を告げると、時間が十分にあるので朝食を摂るように勧める。これもアフリカ的ポレポレなのだろうか。

クロワッサンとドーナツ、コーヒーだけの簡単な朝食にとどめておく。
ここのブラックコーヒーは苦みが少なく、実に美味だった。
そして、この素晴らしいインド洋の光景ともお別れか……。

8時にタクシーに乗車。なんと裸足で運転しているぞ。
あれ? 渋滞がない。予想外の8時5分に港に到着した。5USDがないので10USDを渡す羽目に。
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ザンジバルの出国カードを書く。ここの係員は制服を着用していないので、わかりにくい。
女性は普通のムスリム服(?)にカフィーヤを被っているだけだし。

ボーディングパスにも出国スタンプが押された。
セキュリティチェックの後はVIPラウンジに案内されたが、自動ドアが壊れている。気の毒な係員が手で開閉していた。
ラウンジの中は暑い。エアコンは24℃設定だが、これじゃぁ外の方が良いのでは?
高速船の揺れに備え、酔い止めを飲んでおく。

このVIPルームはとても広く、十分な数のソファーが置かれており、ソフトドリンクもフリーのようだ。

9時5分時点でVIPルーム内には50人近くいる。昨日、チケットを買っておいて正解だった。

9時12分、高速船Kilimanjaro-6号にボーディング。座席は決まっていないみたいだ。
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レーダーは安心の古野電気製。
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座席には大型のタッチスクリーンまであり、飛行機の室内のようだ。
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色付きお湯のような紅茶と硬いパンが配られる。美味しくない。

で、出航予定時刻を15分過ぎても、後からポロポロと乗り込んでくるのは、アフリカ的ポレポーレってやつか。
9時45分出航。しかし、本当によく揺れる。

10時25分、アフリカ大陸東岸がみえてきた。
11時42分、ダル・エス・サラームへ到着した。よく揺れたなぁ。
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強い雨の中を下船。
これ、生きた鶏が入って鳴いています。
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で、タクシーのキャッチにつかまってしまった。
やはり白タクなんだろうな? まぁ、親切に荷物も持ってくれるし、トークも面白いし(英語×な僕でもよくわかる)、まぁいいか。
12時、荷物を受け取って港を出発。空港まで1時間弱かかるというので、市内の小観光はあきらめた。

タクシーはスパシオだが「TAXI」表記がない。まぁいいか。ここも右ハンドル車か。
ダル・エス・サラームの市街を車中から観察。正直、日本の地方都市と変わらないイメージ。
なるほど、スワヒリ語「アラカ」はgood、「トリスティ」はclean、「ムゲニ」はtouristか。

12時50分、タンザニア初代大統領の名を冠するニエレレ国際空港に到着。
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で、空港駐車場のエントリー・フィーが20USD? チップ5USD?
結局、45USDも支払う羽目に。
旅の最後に白タクにつかまるとは、油断していた。

12時55分、セキュリティチェックを受ける。あれ、電光掲示板だとエミレーツはONTIMEなのに、カウンターは閉鎖されたままだ。空港係員に訊くと「待つしかない」そうで、これもアフリカ的なポレポーレか……。もう慣れたよ。

待つこと30分、13時25分にチェックイン&スーツケース預け完了。で、また出国カードか!
13時40分出国&再びのセキュリティチェック。多分に、途上国の係員は態度が横柄だ。

さて、空港でお土産を買おうか……お菓子がないぞ!(ヨーロッパ産のチョコなんかいらん。)
紅茶、スパイス、ジュエルペンなどを購入。

14時25分よりラウンジでひと休み。ビールとクロワッサンとケバブ。虫は多いし、クロワッサンには何か混ざっているし、ひどいラウンジだ。ファースト&ビジネスクラス専用とは思えん。

15時55分ボーディング。777-300だ。シャンパンでのどを潤す。やはりCクラスは良いな。貧乏ラウンジとは雲泥の差だ。
隣席のインド人女性は声が大きい。こんな機内で電話せんでも……。

信じられない失態! 頭上の荷物を取り出した際に、シャンパンのグラスをひっくりかえしてしまい、ズボンとシートがシャンパンまみれのずぶ濡れに! アホか! 
で、キャビンクルーは「お席を替えましょう」とだけ言ってくれた。ありがたい。窓側ではなくなったが、助かった。
バッグの中にハンドタオルを入れておいてよかった。濡れズボンはなんとかなった。
マラリア予防薬のマラロンを忘れずに服用。

16時35分、タキシング開始。55分に離陸。5時間、3979キロの航空旅行が始まった。
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夕食は実に美味。今回の旅で最高の味だった。
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(すみません。メインの写真はぼけています。)

映画『Breakfast at Tiffany's』日本語吹替版を鑑賞。ヘップバーンはファニーで実に良い。

ダル・エス・サラームの幹線道路を走っている際、日本の地方都市に似ていたことを思い出した。中国人観光客が日本に来て「懐かしさを感じる」と答えていた、何かの記事を思い出した。ドバイや西欧を旅すると、「日本の地方はそんなに豊かではない」と感じるようになったことだし、日本はいつまでG7の椅子に座っていられるのだろうか。
そんなことはともかくだ、お腹の具合がやはり悪い。キツイなぁ。

21時58分、ドバイ空港に着陸。
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セキュリティチェックでアラームが鳴る。なぜ? 二回目はOKだった。

お土産を買おう。空港の免税店でデーツ(ナツメヤシの実)を購入したのは良いが、中国人女店員の態度の悪さと言ったら! 害悪を世界中にまき散らすなって。

お腹の調子が悪い。エミレーツ・ラウンジで休むことにする。

空けて5月4日の2時30分、Cエリアのラウンジへ移動。本当に遠いなぁ。
2時50分、ゲートC2へ入る。3時15分ボーディング開始。
関西空港行きのCクラスは満席だ。57分に離陸。
大阪まで7489キロ、9時間弱の旅だ。
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11時頃朝食が出たが、これは美味かった。
次もこの和食にしよう。
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エミレーツ便は食事の質が高い。それに、キャビンクルーのサービスも素晴らしい。
・枕:クッションとして使っていると「もう一ついかが?」と用意してくれた。
・トイレ:下痢で苦しんでいると「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた。
・水やドリンクの配膳のタイミングが絶妙だ。
だからDUTY FREEで買い物をした。
これまでノースウェスト(デルタ)、キャセイ、南アフリカ航空、エールフランス、オランダ航空のビジネスクラスに搭乗してきたが、サービスの質はエミレーツが優れていると思う。

11時45分、いよいよ。大阪へアプローチ。このフライトの間にまさか3回もトイレで苦しむとは思ってもいなかったぞ。

17時55分、関西国際空港へ到着。大阪は晴れ渡っている。

いちおう、空港の診療所(?)へ出向き、容体を伝えておいた。おそらく旅行性の下痢だろう、とのことだった。
生水だけでなく、誰がどんな手で触ったかわからない「カットフルーツ」もNGだと教えてもらった。たくさん食べたなぁ。

18時35分に入国。残金1,140USDを122,140円に両替。

GWだけあって、神戸・三宮行バスは満席だ。
三ノ宮を経由して、21時に自宅へ戻る。

これでケニア、タンザニア個人旅行記はおしまいです。
最後まで拙文にお付き合いくださり、ASANTE SANA!

KWA HERI!
(スワヒリ語ね)





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