航空宇宙は”男のロマン”だ。岐阜かかみがはら航空宇宙博物館は前から気になっていたが、2月中旬からリニューアルに入るとのことなので、その前に行こうと思い立ち、名古屋に前泊して行ってきた。
【参考データ】
2023/2/3(金)
新幹線のぞみ58号 新神戸20:19発~名古屋21:21着
2023/2/4(土)
新幹線ひかり519号 名古屋18:03発~西明石19:20着
宿泊先
ヴィアイン名古屋駅前椿町
■岐阜かかみがはら航空宇宙博物館
朝慌てていたので名古屋駅のコインロッカーに荷物を預けるのを忘れて名鉄岐阜行きへそのまま乗車。アホか……。
名鉄岐阜駅で乗り換えて各務原線に乗り換え、10時に各務原線市役所前で降車。「市役所前」なのにケチな駅だ。
駅前のバス停から10時15分発のふれあいバス7号線に乗車し、15分後に航空宇宙博物館へ到着した。
滑走路を模した敷地で、いきなり数機の大型航空機が出迎えてくれる。救難艇US-1Aが実に良いな。
P-2Jの雄姿を拝んで、博物館本館に入ります。
入場料金は800円と(最近の美術館などに比べると)リーズナブル。
まずは『航空機と航空機産業の始まり』フロアへ。
天井からライトフライヤーが吊り下げられ、その下に各務原ではじめて生産された「陸軍 乙式一型偵察機(サルムソン2A2)」の実物大復元モデルを観る。約100年前の1922年に川崎重工で生産・初飛行に成功したとある。
エンジン、構造部材などの資料も展示されており、まさに最先端技術の塊。感慨深いな。
『戦前・船中の航空機開発』はイギリス、フランス、ドイツからいかに技術を吸収し自分たちのものにするか、の形跡がみて取れる。
九二式重爆撃機(6機で打ち切り)が大量生産されていたらすごかったろうに。
日本を代表する戦闘機、零戦と飛燕。
本博物館の目玉、『戦後の航空機開発』フロアは広大。
T-1Bジェット練習機。
F-104J要撃機
T-2 CCV研究機。後ろはSTOL実験機「飛鳥」とH-Ⅱロケットのフェアリング。
『宇宙』
まずはH-Ⅱのフェアリング。
日本実験棟「きぼう」(の模型)。
忘れちゃいけない「はやぶさ2」
展望エリアから眺めると、こんな感じ。
この3機が好みです。この博物館、控えめに言って「最高」でした♪
約2時間なんてあっという間……昼食は併設された「宇宙博カフェ」で。
これは……ファミリー向けメニュー。でも美味しかったです。
では、ふれあいバス6号線に乗車して各務原線市役所前駅へ。犬山城へ向かいます。
■犬山城
名鉄犬山駅から城下町通まで10分ほど歩くと、そこは城下町の世界。情緒があってよい感じ。
当時の庶民はお城を遠くにみて、何を思ったんだろうなぁ。
松栄本店でお城もなかをいただきます。
雛飾りが絢爛です。
針綱神社を経由して天守閣を目指します。
入場料金は550円。
これが現存する天守閣のひとつ、犬山城天守閣か。
予想以上にキツイ階段! 松本城のそれに引けを取りません。
人も多いし、風もきつい。これ、年配の方には無理かも。
景色はまぁ、悪くない。
天守閣を降り、犬山ビールをいただきました。
名古屋駅へ戻って、ご当地の「味噌カツ」を食します。美味。
地元から名古屋は意外と近い。また来よう!
自分へのお土産は航空自衛隊クリアファイル。ほら、男のロマンって感じでしょ!
今回の旅で使用したカメラは次の通り。
・カメラSONY α1+レンズSONY SEL1224GM(F2.8通し/12~24mm超広角ズーム)
・カメラSONY α6400+レンズSONY SELP1020G(F4.0通し/換算15~30mm広角ズーム)
この組み合わせは便利だ!
最後まで拙文にお付き合いくださり、ありがとうございました。
ソニー(SONY)
2022-06-24