・Georges Clairin「Portrait de Sarar Bernhardt」(1876年)
サン・ラザール駅。名画の舞台を直接見ておかねば。うん。
33の国と地域、南極を含む七大陸を踏破! 海外旅行歴28回の「旅の恥は書き捨て」です。愛車BMW M3と読書感想文も。
5月に引き続いてパリと、チェコのプラハを訪問した。
5泊7日の弾丸旅行ではあったがアール・ヌーヴォーとベルエポックの華やかさの名残を体感でき、満足な旅となった。
【参考データ】
往路便
2014年7月19日 関西空港11時30分発AF291便、パリ行き
移動便
2014年7月22日 CDG空港7時30分発AF1382便、プラハ行き
復路便
2014年7月24日 ヴァーツラフ・ハベル空港7時発KL3120便、アムステルダム行き
2014年7月24日 スキポール空港14時55分発KL867便、関西空港行き
パリ宿泊先:Helder Opera(3泊)
プラハ宿泊先:Art Nouveau Palace Hotel(2泊)
■2014年7月19日、出国
関西空港ラウンジへ初めて入ったのだが、思っていたのと違う。CDGエールフランスのラウンジと比べると規模が小さく、はっきり言ってしょぼい。まぁ時間つぶしのための設備だから良いか。出発前に白ワインとチーズとフルーツで気分を盛り上げる。
AF291便の機体777は古く、座席にもガタがきているが、やはりビジネスクラスは快適だ。今回はじめて一番前の席に座った(1E)。
昼食はまぁまぁ。肉が少し硬かったかな。
今回のフライトはやけに揺れる。気流の影響とはわかっているが、ここ数日の飛行機墜落事故・撃墜事件が脳裏をよぎる。
映画『小さいおうち』を鑑賞。概ね原作に沿った内容だった。
22時夕食はチキン。これはあまり美味しくなかった。
現地時間16時にランディング。
16時40分に入国。審査はパスポートをパラパラめくっておしまい。審査時間わずか5秒。やる気あんのか。。。
17時15分、ロワッシーバス(10.5ユーロ)でオペラ・ガルニエへ向けて出発。バス乗り場は少しわかりにくいな。
照り付ける太陽の下、予想に反してパリは暑かった。エアコンの調子が悪いのか、バスの中も暑かった。
18時10分、オペラ・ガルニエに到着。観光客でごった返す中、スーツケースをごろごろ転がしてホテルHelde Operaを探し出す羽目に……。
5月に比べて観光客の多さに驚いた。
18時35分チェックイン。
三ツ星ホテルなのだが、設備のあちこちががたついている。日本なら6千円のビジネスホテルだな。まぁ寝るだけだし、ロワッシーバス乗り場に近いことを最優先したから良いか。
■シャンゼリゼを歩く
2014年7月19日、二度目のパリ。前回入場しなかった凱旋門へと向かう。
ホテルHelde Operaから歩きはじめ、オペラ・ガルニエ、マドレーヌ寺院、コンコルド広場、グラン・パレなどの宏大かつ壮大な姿を眺め、シャンゼリゼの豪奢な並びを楽しみつつ、凱旋門へ。
■凱旋門
ミュージアムパス保持者がスイスイと入場するのを横目に、入場券購入まで15分。入場料9.5ユーロ。
階段を上って屋上へ。
こうやって眺めると、オスマン男爵の壮大な都市改造計画もさることながら、これを実行に移したナポレオン三世の功績は(その強硬な手段は別にして)後世まで讃えられてしかるべきだろう。
雨だ。タクシーでオペラ・ガルニエまで戻る。
夕食は、巴里で最初に入った有名店cafe de la peixを選んだ。
中のレストランは高そうなので、テラス席にした。
クラシック・ビーフターターとポテトのセット。ビールを飲みすぎた。50ユーロ。
ホテルに戻って休む。
バスタブの栓が壊れているし、全館のブレーカは落ちるし……。次は高級ホテルに泊まろう。
続きます。