2018年7月15日(日)6時20分起床、快晴

■青森県立美術館

朝食後、9時前に椿館をチェックアウトし、青森市街へ向かう。9時55分に青森県立美術館へ到着。
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エントランスでは『ぼよよんろうそく』が迎えてくれた。
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アレコホールは圧巻! バレエ「アレコ」の4枚の巨大な背景画はマルク・シャガールの手によるもの。四方を幻想的な作品に囲まれ、しばし悠久の時空間を過ごす、この贅沢よ。

奈良美智の先鋭的な作品、棟方志功の版画、馬場のぼるの「ねこ」絵画、成田亨(ウルトラマンね)の美術ボード、澤田教一のベトナム写真を見て回る。ああ、来て良かった。

美術館のシンボルとも言える『あおもり犬(奈良美智)』は、ギャラリーをいったん外に出て、暑い中を歩き、歩き、専用の屋外ギャラリーに行かねばならない。……ちょっと配慮してほしいな。
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ん、満喫。なんと、12時まで滞在してしまった。


■竜飛崎へ!

さて、津軽半島の最北端「竜飛崎」へ向けてロングドライブへ出発。先は長い。。。
13時15分、道の駅・今別で昼食のたずな味噌ラーメンを試す。美味。
十分に休憩したところで、13時50分に再出発。

国道280号線は山間から、やがて漁村の光景に変化する。
14時55分、やっと竜飛崎に到着した。長かったが、その甲斐はあった。

漁港近くの駐車場にレンタカーを停め、日本唯一の歩行者専用の国道「階段国道」を見る。
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「津軽海峡冬景色歌謡碑」
ここは大人気。風がとても強かったが、石川さゆりの歌声とともに景色を楽しめた。
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「竜飛崎灯台」
吉田松陰や太宰治も、ここから海峡を眺めたそうな。
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あれが岬か。
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おや、霧が出てきたぞ。15時40分、ホテルに向けて竜飛崎を出発。


■濃霧の恐ろしさを体験!

竜飛崎を離れて、県道を南下することわずか10分、道路は濃霧に覆われて、ヘッドライトを点灯しても、直前の白線しか見えない視界不良の中、ハザートランプを点滅させて時速20kmでの綱渡りの走行を余儀なくされた。下山して霧が薄くなり、普通に運転できるようになったときの安心感と言ったら!

東北道を南下。津軽PAで小休止。
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18時40分に「星野リゾート 界 津軽」に到着。3時間もかかったのか。。。
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部屋も、窓からの眺めも素晴らしい。
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夕食は美味だった。津軽路ビールも。
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■津軽三味線

21時より行われた津軽三味線のライブは、それはもう素晴らしいもので、全国グランプリを受賞した演奏者による、音響設備に頼らない「生」の響きには心酔させられた。
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そしてライブ終了後のお楽しみとして、展示されていた三味線で「さくら、さくら」を演奏させてもらえたのだ。良かったぞ!
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檜風呂にはたくさんのリンゴが浮かんでいた。
美味しい料理と津軽三味線と香りに大満足したところで、続きます。